- 【2026年追記】2019年にAmazon株を売却した判断を7年後に振り返る
- 私がAmazon株を購入したのは2017年8月ごろ
- 2018年にはすでに大きな含み益が出ていた
- 2,000ドルから1,300ドル台への急落も経験した
- 2019年5月、私はまだAmazonの将来性を信じていた
- それでも2019年7月にAmazonを売却した
- なぜ将来性を信じていたAmazonを売ったのか
- もしAmazonを2026年まで売らなかったら?
- 2019年に売った価格と比較すると約2.75倍
- では、2019年の売却は失敗だったのか?
- ただし7年後に分かった大きな教訓がある
- まとめ|Amazonを売ったことより、その後何を学んだか
- ここから下は2019年7月に公開した当時の記事です
- Amazonのチャートを確認
- 利益としては税引き前で100万円程
- 株価の上下は予測不可能
- 今後はキャピタルゲインではなく、インカムゲインとインデックス投資
- 投資についてもう少し勉強したい方へ
【2026年追記】2019年にAmazon株を売却した判断を7年後に振り返る
こんにちは、nobu2394.comです。
この記事を最初に書いたのは2019年7月。
当時私は、保有していたAmazon(AMZN)株10株を1株1,940ドルですべて売却しました。
Amazonを購入したのは2017年8月ごろ。2019年3月の記録を振り返ると、保有していたのは10株、平均取得単価は986ドルでした。
つまり、
986ドルで購入 → 1,940ドルで売却
という取引です。
当時の記事にも書いていますが、税引前で日本円にして約100万円の利益を確定することができました。
あれから約7年。
2026年になった今、ふと思いました。
「あのときAmazonを売らずに、そのまま持っていたらどうなっていたんだろう?」
今回は、2017年の購入から2019年の売却までを振り返りながら、7年後の2026年から当時の投資判断を検証してみたいと思います。
私がAmazon株を購入したのは2017年8月ごろ
私がAmazon株を購入したのは、2017年8月ごろでした。
当時のAmazonはすでにネット通販で圧倒的な存在感を持ち、AWSを中心とするクラウド事業でも成長していました。
一方で株価はすでに1,000ドル近くまで上昇しており、PERも非常に高い水準。
「さすがに高すぎるのでは?」
と思われても不思議ではない状況でした。
それでも私は、Amazonの成長力に賭けて購入しました。
その後の記録から確認すると、
保有株数:10株
平均取得単価:986ドル
でした。
投資金額は単純計算で、
986ドル × 10株=9,860ドル
です。
2018年にはすでに大きな含み益が出ていた
このブログを始めたのは2018年1月ですが、その時点ですでにAmazonを保有していました。
2018年2月の記事では、保有株を売って現金比率を高めることを考えた際、
「その時一番利益の出ている銘柄を手仕舞い(私の場合は多分アマゾン)」
と書いています。
つまり、ブログを始めた直後の段階ですでにAmazonは私の保有銘柄の中でもかなり大きな利益を生んでいたことになります。
それでも私は売らずに保有を続けました。
結果としてAmazon株はその後2,000ドルを超えるところまで上昇します。
2,000ドルから1,300ドル台への急落も経験した
もちろん、ずっと順調だったわけではありません。
Amazon株は一時2,000ドルを突破したものの、その後大きく下落し、1,300ドル台まで下がる場面もありました。
2,000ドルから1,300ドル台ですから、かなり大きな下落です。
含み益が大きく減っていくのを見ながら、それでも私はAmazonを保有し続けました。
そして2019年3月。
当時の記録では、
Amazon 10株
平均取得単価 986ドル
当時の株価 1,742ドル
含み益 約81万円
となっています。
さらにその後、Amazon株は再び1,900ドル台まで上昇しました。
2019年5月、私はまだAmazonの将来性を信じていた
ここが今回、過去の記事を読み返していて非常に面白かったところです。
2019年5月、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイがAmazon株を保有していることが明らかになりました。
当時Amazonホルダーだった私は、このニュースをかなり前向きに受け止めています。
Amazonはまだ成長できる。
長期で見れば、さらに株価が上昇する可能性がある。
そんなことを考えていました。
つまり私は、
「Amazonの将来性がなくなったから売った」
わけではありません。
むしろ将来性をかなり評価したまま、売却することになります。
それでも2019年7月にAmazonを売却した
2019年7月。
私はついにAmazon株10株をすべて売却しました。
売却価格は、
1株1,940ドル。
したがって売却額は、
1,940ドル × 10株=19,400ドル
です。
平均取得単価986ドルから考えると、ドルベースでは1株当たり954ドル上昇しています。
単純計算すると、
(1,940-986)×10株=9,540ドル
の値上がりです。
当時の記事では、為替などもあるため最終的な円ベースの利益は確定していませんでしたが、
税引前で約100万円の利益
と記録しています。
約2年間保有して100万円ほどの利益。
当時としては十分すぎるほど満足できる投資結果でした。
なぜ将来性を信じていたAmazonを売ったのか
理由はAmazonの業績悪化ではありません。
大きく二つありました。
一つは、当時行っていた日本株投資で大きな含み損を抱えていたこと。
Amazonの利益を確定することで、日本株で発生する可能性のある損失と相殺したいという気持ちがありました。
そしてもう一つが、もっと重要な理由です。
投資スタイルそのものを変えようと考え始めていました。
Amazonのような成長株は大きな利益を得られる可能性があります。
しかし株価が将来いくらになるのかは誰にも分かりません。
一方、高配当株なら株価が多少上下しても配当金を受け取ることができます。
さらにインデックス投資なら、一つの企業の将来に賭ける必要もありません。
そこで私は、
キャピタルゲイン中心の投資から、高配当株+インデックス投資へ移行する
という判断をしました。
Amazonの将来性を否定したのではなく、自分の投資方法を変えるための売却だったわけです。
もしAmazonを2026年まで売らなかったら?
では、ここからが7年後の答え合わせです。
Amazonは2022年に1株を20株にする株式分割を実施しました。
そのため、2019年当時保有していた10株を売らずに持っていた場合、
10株 × 20=200株
になっています。
平均取得単価986ドルも分割後に換算すると、
986ドル ÷ 20=49.30ドル
です。
そして2026年8月28日のAmazon株の終値は266.43ドルでした。
したがって200株をそのまま保有していた場合、
266.43ドル × 200株=53,286ドル
となります。
元々の投資額は9,860ドルですから、
53,286ドル-9,860ドル=43,426ドル
の値上がり。
投資元本に対して約5.4倍になっていた計算です。
2019年に売った価格と比較すると約2.75倍
もう一つ比較してみます。
私は2019年に10株を1,940ドルで売却しました。
売却額は、
19,400ドル
でした。
一方、その10株を持ち続けていた場合の2026年8月時点の評価額は、
53,286ドル
です。
つまり、
53,286 ÷ 19,400 ≒ 2.75倍
2026年8月28日時点の為替レートで単純換算すると、約850万円規模です。
2019年に約100万円の利益を確定したAmazon株は、もし売らずに保有していれば、2026年には約850万円相当の株式になっていた計算です。
結果だけを見れば、
2019年に売らず、そのまま持っていた方が圧倒的に大きな利益になっていました。
これは間違いありません。
では、2019年の売却は失敗だったのか?
ここが今回一番考えたところです。
今の株価だけを見れば、
「売らなければよかった!」
となります。
実際、そういう気持ちが全くないと言えば嘘になります。
でも、2019年当時の自分に、
「7年後のAmazon株は266ドルを超えているよ」
と教えることはできません。
Amazonはその後2022年に株価が大きく下落する局面もありました。
その間ずっと200株を持ち続けられたかどうかも分かりません。
そして何より、私は2019年にAmazonを売却することで、
約100万円という利益を実際に確定しました。
これは含み益ではありません。
実際に自分の資産として確定させた利益です。
だから私は、2019年の売却そのものを「失敗だった」とは考えていません。
ただし7年後に分かった大きな教訓がある
一方で、今回過去の記事を読み返して強く感じたこともあります。
それは、
本当に強い企業の株を長期間持ち続けることの破壊力です。
私が購入した時点でもAmazonは決して「誰も知らない割安株」ではありませんでした。
すでに世界的な巨大企業であり、株価も1,000ドル近くまで上昇していました。
それでも、その後さらに大きく成長しました。
2026年第2四半期のAmazonの売上高は前年同期比20%増の2,006億ドル、営業利益は43%増の約275億ドル。AWSの売上高も37%増となっています。
2019年当時、私はAmazonの成長力をかなり高く評価していました。
その見方自体は、少なくとも7年後の現在から振り返れば、大きく外れてはいなかったことになります。
問題は、
「成長を信じている企業を、いつまで持ち続けられるのか」
ということだったのかもしれません。
まとめ|Amazonを売ったことより、その後何を学んだか
2017年8月ごろ、私はAmazon株を平均986ドルで購入しました。
2019年7月、1,940ドルで10株すべてを売却し、税引前で約100万円の利益を確定しました。
十分成功した投資だったと思います。
しかし、そのまま2026年まで持っていたと仮定すると、2022年の20分割によって200株となり、2026年8月28日時点では約53,286ドルの価値になっていました。
結果だけを見れば、保有を続けた方がはるかに大きな利益でした。
でも投資は、結果を知ってから過去の判断をすることはできません。
当時持っていた情報、資産状況、自分のリスク許容度、そして投資方針の中で判断するしかありません。
だからこそ今回、昔の記事を消さずに残しておいて良かったと思っています。
当時何を考え、なぜ買い、なぜ売ったのか。
7年後になって読み返すことで、自分の投資判断をかなり客観的に振り返ることができました。
そして今の私がこのAmazon投資から学ぶことがあるとすれば、
利益確定することも大切。でも、本当に成長を信じられる企業を長期間保有し続けることには、それ以上の可能性がある。
ということです。
Amazonへの投資は約100万円の利益をもたらしてくれました。
それ以上に、投資について考える大きな経験を残してくれた銘柄だったと思います。
※株価は2026年8月28日終値を基準にしています。Amazonは2022年6月に20対1の株式分割を実施しています。「2026年まで保有していた場合」の金額は、実際の運用結果ではなく、株式分割を反映した仮定の計算です。
ここから下は2019年7月に公開した当時の記事です
以下は、Amazon株を実際に売却した2019年当時の記事を原文のまま残しています。
株価、PER、企業情報、投資環境などは当時の情報です。現在とは異なる点がありますのでご了承ください。
こんにちは、nobu2394.comです。
つい先日の事ですが、以下記事を執筆させて頂いています。↓

ほんの10日ほど前ですが、ついにAmazon株を売却しました!
本日は今回私がAmazonを売った詳細と、今後の戦略についてお話ししてみたいと思います!
どうぞ最後までお付き合い下さい!
Amazonのチャートを確認
まずはAmazonのチャートをおさらいしておきましょう。
※ヤフーファイナンスより
敢えて2006年より前からのチャートを乗せてみましたが、凄い成長ぶりです。26ドル程から今や2000ドルを超えるまでになっており、株価は75倍になっています。
仮に26ドルの時に100万円分の株を購入していれば、今頃7500万円というこれだけでほぼ億り人になれてしまう計算です!まあ、この26ドルの時に購入するというのも至難の技ですし、何より2000ドルを越えるまでホールドしておくのもかなりの難易度なんですけどね。。。
で、私がいつAmazon株を購入したかといいますと、流石に26ドル時代に買えるほどの先見性はありません。私が購入したのは2年ほど前の2017年の8月ぐらいです。
その頃のチャートを見てみましょう。

その頃のAmazonは既にネット通販の雄として、そしてクラウドサービス業でも充分に存在感を発揮し、世の中でも異彩を放つ存在となっていました。
既に株価は1000ドルに到達しようとしており、PERも常識外に高くなっていましたので、ここから買ってもリスクはかなり高いのではないか?と考える人も一定数はいたと思います。
ですが、当時のAmazonの規格外の成長力、世の中の小売りを全て支配しようとしているのではと思わせる程の存在感。
私はそれにかけてみようと思ったわけです。
結果としては私はそのかけに勝ったわけですが。。。
利益としては税引き前で100万円程
結果として、1940ドルで全10株を売却し、利益としては日本円換算で言うと100万円程得ることが出来ました。ただし、現時点ではあくまでもドル建てでの売却ですので、最終的な円転タイミングまで、円建てでの評価額は分かりません。
この今売却するという決断をするのには、正直かなり迷いました。
確かにPERは常識はずれに高く、ここ一年ほどは2000ドルの大台で株価も頭打ち、時期によっては2000ドルから1300ドル台への急降下もありました。
でも、そんなPERの常識など関係なく更なる成長をペゾスさんは見せてくれるかもしれない。GoogleやAppleなど、他のハイテク企業の中でも群を抜いていたAmazon。このまま3000、4000と前人未到の領域まで上り詰める可能性も十分あります。
でも、やはり株は株です。いつかは売らなければ現金化は出来ませんし、Amazonのように配当金を出さない場合は下がってしまえばそのまま含み損となります。
株価の上下は予測不可能
結局こういうことなんだと思います。
今回私はAmazonでたまたま利益を確定出来ただけなんです。もう一度言います。たまたまです。
日本株も含め、2年ほど真剣に投資と向き合ってきた私なりの結論です。
今後はキャピタルゲインではなく、インカムゲインとインデックス投資
これで勝負したいと思います。
資産が劇的に増える事がなくとも、ジワジワと確実に近い形で増えていく。
今後はこのスタンスで行きたいと思います。
その場合は、やはり米国中心の銘柄選定がおすすめです。
関連する記事をなんこか張っておきますので、ご興味のある方は是非ご覧ください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!https://nobu2394.com/entry/2018/03/06/2018-03-06-230659/



投資についてもう少し勉強したい方へ
今回Amazonへの投資を振り返って改めて感じたのは、「どの株が上がるのか」を当てること以上に、自分なりの投資方針を持ち、それを長く続けることの大切さです。
私自身、Amazonでは約100万円の利益を得ることができましたが、その後は個別株のキャピタルゲインだけを狙う投資から、高配当株やインデックス投資についても考えるようになりました。
長期投資やインデックス投資について勉強するなら、まずおすすめしたいのがチャールズ・エリスの『敗者のゲーム』です。
市場の動きを予測して勝ち続けることがなぜ難しいのか、そして長期投資では何を大切にすべきなのかを考えるきっかけになる一冊です。
もう一冊は、JLコリンズの『改訂版 父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』。
投資を必要以上に複雑にせず、シンプルな方法で長期的に資産を築いていくという考え方は、2019年にAmazonを売却した後の私が考えていた投資方針とも重なる部分があります。
個別株投資とインデックス投資。
どちらが絶対に正しいというものではありませんが、自分に合った投資方法を考えるうえで参考になる2冊だと思います。
※本の紹介にはアフィリエイトリンクを含む場合があります。

