50代からは資産を増やすだけでいいのか|家族5人の旅から、夫婦2人のゆったり旅へ

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会社員のお金・老後
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※この記事は、2026年現在、51歳の私が自分の投資経験とこれからの人生について考えた個人的な記録です。資産額や家計、家族の状況によって、無理なく使えるお金は違います。

こんにちは、nobu2394.comです。

2018年にこのブログを始めたころ、私の大きな関心は「どうやって資産を増やすか」でした。

投資を続けて8年以上。2026年には、我が家の総資産が約2.2億円になりました。もちろん相場によって評価額は動きますし、これからの教育費や老後、3人の子どもへの資産承継も考えなければいけません。

それでも最近、少し違うことを考えるようになりました。

「せっかく貯めたお金を、これからの人生でどう使っていこうか」

今、私が真っ先に思い浮かべるのは旅行です。これまで家族5人でさまざまな場所へ出かけてきました。そして、子どもたちが大きくなったら、妻と2人で、もっとゆったりと世界を旅してみたいと思っています。

今回は銘柄分析でも、新NISAの制度解説でもありません。資産を増やしてきた51歳の会社員が、今度は「お金と時間を使うこと」について考える記事です。

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お金を貯める理由は、資産額を増やし続けるためだけではない

投資を続けていると、資産の増減が日常の関心事になります。積立を継続する。資産配分を考える。相場が下がったら、むしろ買い増しの機会かもしれないと思う。

こうした考え方は、長い時間をかけて身につけてきたものです。私はこれまでの投資経験を否定するつもりはありませんし、今後も資産運用は続けたいと思っています。

ただ、資産を増やすことが習慣になると、使うことより、増やすことの方が簡単に感じられるのではないでしょうか。

数字が増えていくのはうれしい。でも、その数字を使ってどんな毎日を過ごしたいのか。そこを考えることも、50代からの大切な宿題だと感じています。

家族5人で旅してきた思い出は、私にとって大切な財産

ありがたいことに、私は海外赴任などの機会にも恵まれ、これまで国内外のさまざまな場所へ行ってきました。

アメリカではグランドキャニオン、ラスベガス、ロサンゼルス、ニューヨーク、デビルズタワー。ディズニーランド、ディズニーワールド、ディズニークルーズにも行きました。

アメリカ以外にも、シンガポール、オーストラリア、イタリア、エジプトなど、思い返すだけでも多くの旅先があります。

家族5人での旅行は、決して毎回ぜいたくな旅というわけではありませんでした。子どもが3人いれば移動も宿泊も何かと大変ですし、出費も大きくなります。

それでも振り返ると、旅行全体が楽しい思い出として残っています。

景色を見たこと。初めての街を歩いたこと。家族で食事をしたこと。移動中に疲れたり、予定どおりにいかなかったりしたことも含めて、今では大切な記憶です。

旅行から帰るとお金は減ります。けれど、そこで体験したことは、年月がたっても自分や家族の中に残っている。これは株式の評価額とは別の意味で、価値のあるものだと思います。

これからは、妻と2人で「疲れない旅」をしてみたい

昔の旅行は、限られた日数の中でできるだけ多くの場所を見て回ることも多かったと思います。

妻は行きたい場所をいろいろ見つけて、予定をしっかり詰め込むタイプです。おかげで、これまでたくさんの場所に行けたのだと思います。

でも、これから年齢を重ねていくことを考えると、私は少し違う旅もしてみたい。

観光地を何か所回れたかではなく、その土地でどれだけ心地よく過ごせたかを大切にする旅。

せっかくなら、泊まってみたかったホテルを選ぶ。移動を詰め込まず、朝はゆっくり過ごす。食事も時間をかけて楽しむ。その国でしかできない体験を、一つか二つ、じっくり味わう。

そんな旅を、子どもたちが大きくなった後、妻と2人でしてみたいのです。

もちろん、一人旅にも興味があります。海外にいるだけで面白いことはたくさんあるので、旅の形を一つに決める必要もありません。

少し良いホテルや食事に、お金を使ってもいいと思う

以前なら、宿泊費や食費を少しでも抑えられないかと考えていたかもしれません。

今は、ホテルでくつろげること、移動に無理がないこと、その土地ならではの食事や体験ができることにも、もっと価値を感じます。

「お金にものを言わせて、何でも高いものを選びたい」ということではありません。

せっかく貯めたお金だから、自分たちが本当にやってみたい経験に使ってみたい。 ただ、それだけです。

50代・60代では「お金」だけでなく「元気に動ける時間」も考えたい

旅行は楽しい。でも、正直に言えば疲れます。

若いころなら一日に何か所も観光できたとしても、これから先も同じペースで旅ができるかは分かりません。年齢とともに、自分たちに合う旅行の仕方も変わっていくと思います。

だからこそ、「老後に時間ができたら、そのとき旅行すればいい」と、すべてを先延ばしにするのも違う気がしています。

まだ51歳。今すぐ仕事を辞めたいわけではありません。それでも、元気なうちに行きたい場所へ行くことも、立派なお金の使い道ではないでしょうか。

どれだけ資産があっても、過ぎた時間を後から買い戻すことはできません。これからの10年、20年をどんなふうに過ごすか。資産形成と同じくらい、真剣に考えてみたいと思います。

「旅行に使うお金」と「老後・子どもに残すお金」は、分けて考えたい

もちろん、旅行が好きだからといって、無計画にお金を使うつもりはありません。

私には妻と3人の子どもがいます。これからの教育費、自分たちの生活費、老後の支出、そして相続のことも頭にあります。

大事なのは、すべてを同じ財布で考えないことなのかもしれません。

  • 守るお金:当面の生活費、教育費、想定外の支出に備えるお金
  • 育てるお金:長期で運用を続けるお金
  • 楽しむお金:旅行や家族との経験など、今の人生のために使うお金
  • 残すお金:子どもたちへの贈与や将来の相続について考えるお金

この4つは、今すぐ厳密な金額を決めた制度ではありません。これからの自分が、お金の役割を整理するための考え方です。

年間の旅行予算をどのくらいにするかも、まだ答えは出ていません。家計や資産の状況、妻の希望も踏まえて、無理のない範囲で考えたいと思います。

私が検討している資産の取り崩し方については、現金3,000万円を基準に考える出口戦略の記事にまとめています。また、子ども3人への考え方は、相続で本当に残したいものを考えた記事で詳しく書きました。

資産を残すことは大切。でも、子どもに残すためだけに、夫婦の楽しみをすべて我慢したいわけではありません。

お金の使い方に「正解」はない。だから、夫婦で一緒に考えていきたい

いいホテルに泊まることが、全員にとって正解とは限りません。豪華な食事より、地元の食堂が好きな人もいるでしょう。旅行ではなく、趣味や学び、家族との日常にお金を使いたい人もいると思います。

私の場合は、今のところ一番心が動くのが旅行だということです。

そして、旅行の楽しみ方も夫婦で少しずつ変わっていくはずです。予定をたくさん組んでくれる妻と、ゆっくり過ごしたい私。お互いの希望を話しながら、これからの旅の形を見つけられたらいいなと思っています。

今すぐ大きなお金を使うことだけが答えではないし、節約を続けることが間違いでもありません。

ただ、資産の数字ばかり見ていると忘れがちになる、「自分たちはこれから、どんな時間を過ごしたいのか」という問いを大切にしたいです。

50代・60代になった今、自分に聞いてみたい3つの質問

この記事を読んでくださっている方の中にも、資産形成を続けながら「そろそろ使うことも考えたい」と感じている方がいるかもしれません。

私は、まず次の3つを自分に聞いてみたいと思っています。

  1. いつか行きたい、ではなく「今後数年で行ってみたい場所」はどこか。 行きたい場所を具体的に思い浮かべるだけでも、貯める目的が少しはっきりします。
  2. その時間を、誰と、どんなペースで過ごしたいか。 私なら、妻と2人で移動の少ない旅をしてみたい。一人で自由に旅する日があってもいいと思います。
  3. 安心して使えるお金はいくらか。 生活や教育費、老後に備える部分は大切にしながら、楽しむための予算を別に考えてみる。無理に大きな金額を決める必要はありません。

使う金額に唯一の正解はありません。投資を続けることと、自分や家族のためにお金を使うこと。その両方を、自分に合うペースで選べたらいいと思います。

資産形成のゴールは、自由に使えるお金だけでなく、自由に過ごせる時間

以前は、資産が増えれば増えるほど安心できると思っていました。今でも、経済的な余裕が多くの選択肢を生むことは間違いないと感じています。

でも、資産が増えれば自動的に幸せになるわけでもありません。

私は、仕事を完全に辞めることを今すぐの目標にはしていません。もう一度海外で働くことにも興味があります。その考えは、資産2.2億円でもFIREしない理由に書きました。

一方、経済的自由の先に何があるのかは、資産2億円を超えて考えたFIREの先と幸福の記事でも考えてきました。

今回、新しく見えてきたのは、その答えの一つが、妻と2人で、気に入った場所をゆっくり旅する時間なのかもしれないということです。

まとめ|貯めることを頑張ってきた。これからは使うことも楽しみたい

家族5人で旅した思い出は、私にとってかけがえのない財産です。決していつも豪華な旅行だったわけではありませんが、たくさんの景色と経験が今も心に残っています。

これから子どもたちが成長したら、妻と2人でもっと世界を旅してみたい。時にはいいホテルに泊まり、おいしい食事を楽しみ、観光を詰め込みすぎない「疲れない旅」をしてみたいと思っています。

これまでの投資をやめるつもりはありません。老後の安心も、子どもたちへの相続も大切です。

それでも、「増やすこと」ばかり上手になって、「使うこと」が下手なまま人生を終えたくはない。

51歳の今、そんなことを考えています。

50代・60代のみなさんは、これからのお金と時間を、何に使ってみたいですか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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