【51歳・資産2.2億円】相続で一番怖いのは税金ではない|3人の子どもにお金と「生きる力」をどう残すか

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資産形成・資産公開
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こんにちは、nobu2394.comです。

2026年現在、私は51歳。

我が家の総資産は約2億2,041万円になりました。

2018年、43歳だった頃の総資産は約6,055万円。

当時の私は、

「まずは1億円を目指したい」

と考えていました。

ところが実際には、47~48歳頃には資産が1億円を超え、さらに1億5,000万円を超える水準まで増えてきました。

そこで初めて、今まであまり現実的に考えていなかった問題が見えてきました。

相続です。

「このまま60歳になったら、資産はいくらになっているんだろう?」

「もちろん株式だから増えるとは限らない。でも、夫婦だけでは使い切れない可能性もあるんじゃないか?」

そんなことを考えるようになりました。

しかし、今の私が相続について一番心配していることは、

相続税ではありません。

一番怖いのは、

親から多くの資産を受け取れると知った子どもたちが、自分で生きる力を失ってしまわないか。

ということです。

今回は、資産が2億円を超えた51歳の会社員が、妻と3人の子どもへの相続について今どんなことを考えているのか。

まだ答えが出ていないことも含めて、正直に書いてみたいと思います。

※この記事は2026年現在の私自身の考えと経験をまとめたものです。相続税・贈与税の制度には細かな条件があり、制度変更もあります。実際に相続・贈与を行う場合は、国税庁の最新情報を確認し、必要に応じて税理士などの専門家へ相談してください。

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相続を考え始めたきっかけは「資産が増えすぎるかもしれない」と気づいたこと

私が相続を本気で意識し始めたのは、

資産が減ることが怖くなったからではありません。

むしろ逆でした。

資産の増えるスピードが、自分の想像よりかなり速いことに気づいたからです。

47~48歳頃には、我が家の資産は1億円を超え、さらに1億5,000万円を超える水準になっていました。

もちろん、株式市場は上がることもあれば下がることもあります。

今後も同じペースで資産が増える保証などありません。

それでも、

「このまま長期的に資産形成を続けた場合、60歳ではいくらになるんだろう?」

と考えるようになりました。

そして、

「これは夫婦2人では使い切れないかもしれない」

と思い始めたのです。

2018年からの資産推移については、こちらの記事で詳しく公開しています。

【資産公開】43歳で6,055万円→51歳で2億2,041万円|8年8か月の資産形成を振り返る

「どう増やすか」から「どう使い、どう残すか」へ

43歳の頃は、ほとんど考えていませんでした。

考えていたのは、

どうやって資産を増やすか。

それが中心です。

1億円を目指す。

株を買う。

米国株へ投資する。

インデックス投資をする。

配当金を増やす。

ところが資産が増えてくると、考えることが変わってきました。

今は、

  • どう増やすか
  • どう守るか
  • どう使うか
  • 家族にどう残すか

まで含めて考えています。

現在の投資に対する考え方はこちらの記事でもまとめています。

51歳・資産2.2億円で変わった投資の考え方|高配当より資産成長、そして相続と分散へ

相続のために、自分たちの人生を我慢するつもりはない

ここは誤解されたくないところです。

私は、

「子どもにたくさん残すために、夫婦で節約してお金を使わない」

という生き方をするつもりはありません。

むしろ逆です。

これからやりたいことがあればやりたい。

行きたい場所があれば行きたい。

家族で経験したいことがあれば経験したい。

お金を理由に、やりたいことを諦めるつもりはありません。

ここまで資産形成をしてきたのですから、使うべきところでは使いたいと思っています。

ただ、正直に言えば、

かなり使ったとしても、それでも資産が残る可能性が高い

とも考えています。

だったら、残る可能性の高い資産については、

元気なうちから家族へどう移していくか

を考えておいた方がいい。

今はそう考えています。

3人の子どもには、基本的に平等に残したい

我が家には3人の子どもがいます。

基本的な考えとしては、

3人には平等に資産を残したい

と思っています。

もちろん、人生は3人とも同じにはなりません。

結婚する時期も違う。

家を買うかもしれない。

子どもが生まれるかもしれない。

進学や仕事など、それぞれ必要になるお金も違ってくるでしょう。

そのため、

最終的な相続だけでなく、それぞれのライフイベントに合わせて生前に支援する

ということも考えています。

まず考えているのは年間110万円の生前贈与

現在、私が最初に考えているのが、

暦年課税の基礎控除である年間110万円

を意識した生前贈与です。

贈与税の暦年課税では、1年間に贈与を受けた財産の合計額から110万円の基礎控除があります。

単純化すれば、子ども3人にそれぞれ年間110万円を贈与する場合、

年間330万円

の資産を子どもたちへ移していくことになります。

妻を含めれば、さらに金額は増えます。

ただし、

「110万円を毎年渡しておけば、すべて相続税対策になる」

という単純な話ではありません。

2024年1月1日以後の暦年課税による贈与については、相続開始前の贈与を相続税の課税価格へ加算する対象期間が段階的に延長され、最終的には相続開始前7年間が対象になります。

そのため、

110万円という数字だけを見て判断するのではなく、相続全体を見ながら考える必要がある

と思っています。

また、あらかじめ長期間にわたる贈与を一括して約束するようなやり方ではなく、その都度、贈与する側と受け取る側の意思を確認しながら進めることも大切だと考えています。

このあたりは、自分だけで判断せず、今後専門家にも相談したい部分です。

生活費や教育費は「110万円」とは別の考え方がある

子どもへの資金援助は、すべて年間110万円の中で考えなければならないわけではありません。

国税庁によれば、親子など扶養義務者の間で、

通常必要と認められる生活費や教育費を、その都度その目的に使うために渡した場合

は、贈与税の対象にならないものがあります。

例えば、通常必要な学費や生活費などです。

ただし、

「生活費という名目なら、いくら渡しても非課税」

という意味ではありません。

何年分もの生活費をまとめて渡して貯金したり、別の投資などに使った場合には扱いが異なることがあります。

住宅取得資金などについても、その時点の制度によって一定の非課税特例が利用できる場合があります。

だから私は、

年間110万円の基礎控除を一つの目安としつつ、それぞれの子どものライフイベントで使える制度があるなら、その都度調べて利用したい

と考えています。

妻にも生前贈与をした方がいいのか

妻についても、現在は子どもたちと同じように、

年間110万円の基礎控除を意識しながら生前贈与していく

ことを考えています。

ただし、ここは私自身もまだ勉強中です。

相続では、配偶者には大きな税額軽減があります。

配偶者が実際に取得した遺産について、

1億6,000万円

または

配偶者の法定相続分相当額

のいずれか大きい金額までであれば、配偶者の相続税がかからない仕組みがあります。

非常に大きな制度です。

ただ、ここで考えなければならないのが、

二次相続

です。

妻に多く残せば、それで終わりではない

例えば私が先に亡くなり、妻へ多くの資産を相続したとします。

その時点では配偶者の税額軽減によって、相続税をかなり抑えられる可能性があります。

でも、その資産は最終的には、

妻から3人の子どもへ相続される可能性が高い。

つまり、

「私から妻へどう残すか」だけではなく、「妻から子どもへどう残るか」まで考えなければならない

ということです。

私は今のところ、

「妻にも毎年少しずつ生前贈与したい」

と考えています。

しかし、

家族全体で考えた時に、それが本当に最適なのかはまだ分かりません。

ここは今後、一次相続と二次相続をセットで考え、相続に詳しい専門家へ相談しながら判断したいと思っています。

でも、相続税より心配していることがある

ここまで相続税や贈与税の話を書いてきました。

ただ、

私が相続について一番心配しているのは、実は税金ではありません。

もっと気になっていることがあります。

それは、

子どもたちが「将来、親からお金が入ってくる」と知ることによって、努力しなくなってしまわないか。

ということです。

「どうせ親のお金がある」と思ってほしくない

私は、親から大きな資産を受け継ぐことを前提に人生を歩んできたわけではありません。

だから、

働かなければならない。

自分で稼がなければならない。

家族を養わなければならない。

そう考えることが当たり前でした。

でも、自分の子どもには違う環境を作ってしまう可能性があります。

もし毎年生前贈与をして、

さらに、

「将来かなりの資産を相続できる」

と子どもが認識したらどうなるのか。

「そんなに勉強しなくてもいい」

「そんなに仕事を頑張らなくてもいい」

「将来お金が入るから大丈夫」

そんな考え方になってしまわないか。

これは、今の私にとってかなり大きな悩みです。

お金があることは強い。でも、それが逆効果になることもあるかもしれない

私は、

お金があれば幸せになれる

とは思っていません。

実際、資産が2億円を超えても、それだけですべての問題が解決するわけではありません。

一方で、

お金は、ないよりあった方が人生の選択肢を増やせる

とも思っています。

そこが難しいところです。

子どもが本当に困った時、お金が助けになることはある。

教育にも使える。

住宅にも使える。

新しいことへ挑戦する時の助けにもなる。

だから残してあげたい。

しかし、

そのお金が「努力しなくても大丈夫」という安心感に変わってしまったら、子どものためにならない。

このバランスをどう取るか。

今の私には、まだ答えがありません。

資産額を子どもにいつ伝えるかも難しい

我が家では、3人の子ども全員に家の資産額を詳しく伝えているわけではありません。

投資に強い興味を持っている長男には、

我が家の資産規模についてかなり具体的に話しています。

私の投資に対する考え方にも興味を持っていて、金融や株式投資について話す機会も多いからです。

一方、他の2人には、現在のところ具体的な資産額までは伝えていません。

これは、

3人を平等に扱いたくないからではありません。

最終的には基本的に平等に残したいと思っています。

ただ、

「平等に資産を残すこと」と「同じ年齢、同じタイミングで、同じ情報を全部伝えること」は別

だと思っています。

子どもの性格も違う。

お金への興味も違う。

受け止め方も違う。

だから、

資産のことをいつ、どの程度伝えるのかも、子どもの成長を見ながら考えていきたい

と思っています。

子どもに残したい一番大切なものは、お金ではない

ここまで書いてきて、結局一番大切なのはここだと思います。

私は子どもたちに資産を残したい。

でも、

お金だけを残して終わりにしたいわけではありません。

むしろ、本当に残したいのは、

金融リテラシーと、自分自身で生きていける力

です。

金融リテラシーを相続させたい

どれだけお金を残しても、

使い方を知らなければなくなります。

投資の基本を知らない。

リスクを理解していない。

借金について分からない。

怪しい金融商品を見分けられない。

お金を管理できない。

それでは、大きな資産を残すことが逆に子どもを不幸にする可能性もあります。

だから、金額以上に、

  • お金を稼ぐこと
  • お金を使うこと
  • お金を貯めること
  • 長期で資産形成すること
  • 投資にはリスクがあること
  • 一つのものに集中しすぎないこと
  • 自分で考えて判断すること

を伝えていきたい。

これが私にとっての、

「金融リテラシーの相続」

です。

そして何より「自分で生きていける力」を残したい

金融知識より、さらに大切だと思っているものがあります。

自分自身の力で生きていけること。

親のお金がなくても生きていける。

自分で考える。

自分で働く。

失敗しても立ち直る。

自分の人生を自分で選ぶ。

そういう人になってほしい。

親としてできることには限界があります。

子どもの人生を親が代わりに生きることはできません。

だからこそ、

親からもらえる資産がなくても生きていける力を身につけた上で、親からの資産を受け取ってほしい。

私はそう思っています。

資産は「人生の土台」ではなく「選択肢を増やすおまけ」であってほしい

理想を言えば、

子どもたちは自分で勉強し、

自分で仕事を見つけ、

自分で稼ぎ、

自分で人生を作る。

その上で、

親から受け取った資産が、

人生の選択肢を少し広げてくれる。

そんな形がいい。

新しいことに挑戦できる。

子育てに余裕ができる。

家を買う時に選択肢が増える。

仕事が本当につらい時に無理をしなくてもいい。

そういう使い方なら、

私たち夫婦が作ってきた資産にも意味がある

と思います。

資産2億円を超えて分かった「お金を増やした後の難しさ」

43歳の頃には、こんなことで悩むとは思っていませんでした。

当時は、

「どうやったら1億円になるのか」

ばかり考えていました。

今は、

「増えた資産をどう扱えば、家族にとって一番いいのか」

を考えています。

増やすことにも難しさがあります。

でも、

増えた資産を使うこと、残すことも同じくらい難しい。

最近はそう感じています。

2018年に「1,000万円から1億円を目指す」と書いていた頃の自分についてはこちらの記事で答え合わせしています。

【8年後検証】43歳で投資ブログを始めた理由|1,000万円から1億円を目指した会社員のその後

今後やりたいこと|相続について専門家にも相談する

今回書いた内容は、

2026年現在の私の考え

です。

相続については、まだ勉強を始めた段階です。

今後は、

  • 年間110万円の暦年贈与をどう使うか
  • 子どものライフイベントに合わせた援助
  • 妻への生前贈与はどこまで意味があるのか
  • 一次相続と二次相続をどう考えるか
  • 株式などの金融資産をどう引き継ぐか
  • 3人の子どもへ公平に残す方法
  • 資産額をいつ子どもたちへ伝えるか
  • 遺言書が必要なのか

などを勉強していきたいと思っています。

そして、実際に相続対策を始める前には、

相続に詳しい税理士など専門家にも相談するつもりです。

この記事も数年後、

「51歳の時にはこう考えていた。でも実際にやってみたらこうだった」

と答え合わせできれば面白いと思っています。

まとめ|子どもに本当に相続させたいのは「生きる力」

資産が1億円、1億5,000万円と増えていった時、

私は初めて、

「このままだと、夫婦だけでは使い切れないかもしれない」

と思いました。

そして51歳の現在、我が家の総資産は約2億2,041万円です。

だから相続を本気で考え始めました。

3人の子どもには、基本的に平等に残したい。

妻にもきちんと資産を残したい。

生前贈与も利用したい。

税金についても勉強したい。

でも、

私が一番心配しているのは相続税ではありません。

子どもたちが、

「どうせ親からお金が入ってくる」

と思ってしまうことです。

それによって、

勉強すること。

働くこと。

挑戦すること。

自分で人生を作ること。

そうした力を失ってしまうのであれば、いくら大きな資産を残しても意味がないと思っています。

だから、

子どもたちに残したい一番大切なものは、お金ではありません。

金融リテラシー。

そして、

自分自身の力で生きていける力。

親のお金がなくても、自分の人生を自分で作っていける人になってほしい。

その力を身につけた上で、

親から残された資産が人生の選択肢を少し広げてくれる。

私にとって理想の相続は、たぶんそういう形です。

お金は、あくまでおまけです。


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参考|相続・贈与税について

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