【8年後検証】2018年に設置した太陽光発電はどうなった?売電収入と維持費を公開

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こんにちは、nobu2394.comです。

2018年、私は新居の屋根に太陽光パネルを設置しました。

あれから約8年。

51歳になった2026年の今、改めて考えてみたんです。

「あのとき太陽光発電を設置した判断は、正しかったのだろうか?」

結論から言うと、私は設置してよかったと思っています。

ただし、初期費用を完全に回収できたかどうかは、正直に言って分かりません。

今回は2018〜2019年にこのブログへ残した当時の記録と、2026年に実際に確認した売電実績を使って、8年間の答え合わせをしてみます。

さらに今回は、直近24か月に支払った電気料金も比較し、売電と電気料金の差額まで正直に公開します。

この記事の結論(2026年10月時点)

  • 2018年に新居の屋根へ太陽光パネルを設置した
  • 直近24か月の売電金額は概算約18.8万円、月平均約7,800円
  • 同期間の購入電気料金は概算約32.5万円、差額は約13.7万円の支払い超過
  • 設置後約8年間、太陽光設備の修理・交換などの追加出費は0円
  • 初期費用は未確認なので、投資回収済みかどうかは断定しない
  • それでも私は、太陽光発電を設置してよかったと思っている
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2018年、なぜ自宅に太陽光発電を設置したのか?

2018年3月、私たち家族は新居に引っ越しました。

屋根には、太陽光発電のパネルを設置していました。

では、なぜ設置したのか。

今になって当時の自分の気持ちを振り返ると、一番の理由は売電による副収入への期待だったと思います。

当時、設備費用を何年で回収できるのか、確信があったわけではありません。

ただ、最初にまとまったお金を投資しておけば、その後は発電した電気の一部を売って、少しずつお金が入ってくる。

その仕組み自体に魅力を感じていたんですね。

「長い目で見れば、いつかは初期投資を回収してプラスになるんじゃないかな」

正直、そのくらいの感覚でした。

いまの私が考えている「給与以外の複数の収入源を持つ」という考え方は、この頃からすでにあったんだと思います。

2018年春、売電収入は月1万5,000円前後だった

家を建てた当時、私は中部電力の「カテエネ」に登録して、電気の使用料金と売電料金を確認していました。

2018年6月28日の元記事には、当時の画面と一緒に、こんな数字が残っています。

  • 電力会社から買った電気の料金:2018年4月以降は月約8,000〜11,000円
  • 太陽光発電による売電収入:春は月約15,000円前後

2018年の自分は、売電金額の方が電気料金より高いことを、かなり喜んでいました。

2018年当時のカテエネに表示された太陽光発電の売電実績
2018年6月の記事に掲載していた売電実績の画像。当時のカテエネ画面であり、2026年現在の操作画面ではありません。

さらに、2018年8月の関連記事では、2018年3〜6月の売電料金から購入電気料金を差し引いた額は、4か月合計で約2万円のプラスだったと書いています。

でも、ここで一つ訂正しておきたいことがあります。

「売電収入-購入電気料金」がプラスだからといって、それが太陽光発電設備の利益というわけではありません。

この数字は、家計の電気に関する現金収支を眺める一つの目安です。

設備の購入費用や、自宅で発電した電気を使って節約できた電気代は、別に考える必要があります。

当時の私はその違いをあまり厳密には考えていませんでしたが、8年後の今なら、ここは分けて整理したいですね。

夏と冬はどうだった? 2018〜2019年の記録を振り返る

2018年夏:猛暑で買う電気も増えた

2018年の夏は、かなりの猛暑でした。

私の家はオール電化で、全館空調を使っています。

当時の記事によると、8月には購入電気料金が15,000円を超え、売電料金との単純な差額は約2,000円のマイナスになりました。

しかも、子どもたちが快適に過ごせるように、夏の室温は25度に設定していたんです。

節電を徹底していたわけではありません(笑)。

それでも、太陽光発電による売電収入があることで、家計の負担感は小さくなっていると感じていました。

2018年夏に記録したカテエネの太陽光発電売電料金グラフ
2018年8月の関連記事に掲載した売電料金グラフ。昔の実績を残しておくことが、今回の答え合わせにつながりました。

当時の詳しい記録は、2018年の猛暑と太陽光売電の実績記事に残しています。

2019年冬:冬でも月9,000円ほどの売電収入

2019年2月にも、私はカテエネで売電料金を確認しています。

そのときの記事には、冬場でも月9,000円程度の売電収入があったと書いていました。

もちろん冬は暖房を使うので、購入電気料金の方が大きい月もありました。

ただ、寒い時期にも売電収入がゼロになるわけではない。

これも、当時の私にはありがたいことだったんですよね。

→ 2019年2月の売電・電気料金の記録

※2018〜2019年の春・夏・冬の数字は、当時の個別の記事に残した記録です。全ての月を通した年間平均ではありません。

【2026年の答え合わせ】直近24か月の売電収入は約18.8万円

それでは、8年たった2026年はどうでしょうか。

2026年10月に中部電力パワーグリッドの「再エネ実績お知らせサービス」を確認し、前年と当年の売電グラフから2024年11月〜2026年10月の24か月分を概算しました。

結果は、以下のとおりです。

直近24か月の売電金額(概算)

約18万8,000円

月平均:約7,800円 / 年平均:約9万4,000円

対象期間 売電金額(概算)
2024年11月〜2025年10月 約102,400円
2025年11月〜2026年10月 約85,400円
24か月合計 約187,800円(約18.8万円)

※月別グラフを読み取った値を含む概算です。各月の銀行口座への入金を24件すべて照合した数字ではありません。2026年10月分の支払予定額7,812円を含んでいます。

年間約9万4,000円。

月平均にすれば約7,800円です。

人生が変わるような金額ではありません。

でも、会社で仕事をしている間にも、家の屋根が少しずつ収入を生んでくれている。

私は、こういう仕組みが好きなんですよね。

実際の2026年の売電明細でも確認できた

例えば、実際の明細で確認できた数字は次のとおりです。

対象月 売電量 売電金額
2025年9月 239kWh 6,692円
2026年9月 93kWh 2,604円
2026年10月 279kWh 7,812円(支払予定)

2026年10月分の検針票では、私の契約の売電単価は28円/kWh(税込)でした。

9月と10月でも売電量が大きく違います。

だから「毎月必ず7,800円入ってくる」という話ではありません。

あくまで24か月間の平均です。

2026年10月の太陽光売電Web検針票、受給電力量279kWh、売電予定額7812円
2026年10月分の実際のWeb検針票(個人情報を除いた公開用画像)。279kWhを売電し、7,812円の支払い予定でした。

なお、検針票に記載される受給電力量は売った電気の量です。

パネルが発電した電気の総量ではなく、自宅で使った分は含まれていません。

月別の24件の計算や、売電料金・検針票の詳しい確認方法は、次の記事にまとめました。

【24か月の電気収支】売電収入と実際に払った電気代を比較してみた

ここで、もう一つ気になることがあります。

「太陽光発電で電気を売ったお金と、電力会社から買った電気代を比べたら、結局プラスだったのか?」

売電収入だけではなく、家計から実際に出ていく電気料金も気になりますよね。

そこで、売電実績のグラフだけでなく、カテエネの電気料金グラフも改めて確認しました。

2024年11月〜2026年10月の24か月分について、前年側・当年側の棒グラフからおおよその金額を読み取り、集計しています。

電気料金は、グラフの「電気料金」と「再エネ賦課金」の積み上げ部分を合わせて読み取った金額です。

直近24か月の電気に関する現金収支(概算)

約13.7万円の支払い超過

売電収入 約18.8万円 − 購入電気料金 約32.5万円 = 約マイナス13.7万円

月平均にすると約5,700円の支払い超過です。

売電と購入電気料金を2年分で比較

対象期間 売電収入(概算) 電気料金(概算) 差額(概算)
2024年11月〜2025年10月 約10.2万円 約13.9万円 約−3.6万円
2025年11月〜2026年10月 約8.5万円 約18.6万円 約−10.1万円
24か月合計 約18.8万円 約32.5万円 約−13.7万円

売電だけを見ると、2年間で約18.8万円の収入。

でも、同じ期間に電力会社へ支払う電気代が約32.5万円あったので、差し引きでは約13.7万円のマイナスでした。

正直、現金の出入りを比べると、売電収入だけですべての電気代をまかなえているわけではないんですね。

特に2年目は、1年目と比べて購入電気料金が大きくなっています。

なぜ増えたのかは、電力使用量・単価・生活状況などをさらに調べないと断定できません。

この「マイナス」という結果も、ちゃんと記録に残しておきたいと思います。

電気料金グラフから読み取った24か月の目安

こちらが、集計の根拠となった実際の電気料金グラフ3枚です。黄色系が前年、オレンジ系が当年、緑色系は再エネ賦課金を示しています。


11月から3月の電気料金と再エネ賦課金の前年・当年比較グラフ
11月〜3月の電気料金比較。前年・当年の電気料金と再エネ賦課金を表示(タップで拡大)

2月から6月の電気料金と再エネ賦課金の前年・当年比較グラフ
2月〜6月の電気料金比較。前の画像と月が一部重なっています(タップで拡大)

7月から10月の電気料金と再エネ賦課金の前年・当年比較グラフ
7月〜10月の電気料金比較。24か月分の比較に使用(タップで拡大)

※同じ画面を横にスクロールして撮影したため、11月〜3月と2月〜6月の画像には重複する月があります。集計では同じ月を二重計上していません。金額はグラフの棒の高さから読み取った概算です。

あとで自分でも確認できるように、月別の推計額も残しておきます。

以下は棒グラフの高さから読み取って100円程度に丸めた概算です。請求書を24枚集めて1円単位で合計した数字ではありません。

月 2024年11月〜2025年10月 2025年11月〜2026年10月
11月 約6,200円 約8,900円
12月 約5,900円 約15,800円
1月 約6,900円 約28,300円
2月 約18,000円 約17,100円
3月 約21,700円 約8,100円
4月 約11,500円 約9,900円
5月 約7,000円 約12,100円
6月 約6,700円 約13,100円
7月 約10,600円 約20,400円
8月 約17,500円 約16,400円
9月 約15,700円 約18,600円
10月 約11,100円 約17,500円
合計 約138,800円 約186,200円

合計すると、24か月で約325,000円。

売電金額の月別概算合計約187,800円と引き算すると、約137,200円の支払い超過という計算になります。

どちらもグラフの読み取り誤差があるので、記事全体では「約13.7万円のマイナス」という表現にしています。

ただし、これは太陽光発電の「赤字」という意味ではない

ここは大切なので、もう一度整理しておきます。

今回の差額は、あくまで売電収入と購入電気料金を比べた「家計の現金収支」です。

太陽光発電設備の投資利益ではありません。

なぜなら、自宅で発電した電気を自分で使った分は、そもそも電力会社から電気を買わずに済んでいるからです。

この自家消費による節約効果は、売電金額には表れません。

さらに、設備の初期費用は正確な金額を確認できておらず、将来の修理・交換費用も分かりません。

だから「24か月で約13.7万円のマイナスだったから、太陽光発電は損だった」と結論づけることはできないんです。

もし太陽光発電を設置していなかったら、電力会社から買っていた電力量そのものが増えていた可能性があります。

私が言えるのは、24か月の家計では電気料金が売電収入を上回った。それでも屋根の太陽光が約18.8万円の副収入を生んでいたということ。

そして私は、それをセブンポケットの一つとして十分に価値があると感じています。

8年間、太陽光設備の修理・交換にかかった追加費用は0円

今回、振り返ってみて改めて感じたことがあります。

それは、2018年に設置してから2026年10月まで、太陽光発電関係の修理・交換などで一度もお金を払っていないということです。

パネルやパワーコンディショナーの故障による修理費用は、これまで0円。

約8年間、追加の設備費用なしで売電収入を受け取ってきました。

これは私の家庭に限った実績で、すべての設備が同じように動くという意味ではありません。

これから先は、パワーコンディショナーなどの交換が必要になる可能性もあります。

それでも、少なくとも今までの8年間については、維持するための追加の出費がなかった。

これは素直に、よかったと思う部分です。

気になる初期費用は? 住宅契約書を見直してみた

投資ブログですから、当然ここが一番気になるところですよね。

「太陽光発電にいくら投資して、何年で元を取れたの?」

私自身、まさにそれを知りたくて、2017年の住宅建築契約書まで引っ張り出してみました。

契約書に記載された建築工事と工事価格以外の費用の合計は、42,225,560円。

ただし、これは住宅全体の契約金額です。

太陽光発電の費用だけが独立して記載されているわけではなく、この資料から設備価格を切り出すことはできませんでした。

太陽光の費用も住宅契約に含まれていたように記憶していますが、個別の見積書を今は確認できません。

私の記憶では、おそらく300万円前後だったと思います。

でも、ここは記憶にすぎないので、確定した初期費用として計算に使うのはやめておきます。

つまり、「8年間で初期費用を回収できた」とは言えません。

逆に「絶対に損だった」とも言えません。

売電による収入、自宅で発電した電気を使ったことによる購入電気料金の削減、設置費用、今後の交換費用などをそろえて、初めて投資としての収支が分かるからです。

今回は正確な8年間の累計売電金額も確認できていないので、分からないことは分からないと書いておきます。

売電契約の「12kVA」はパネル容量12kWという意味?

2026年の契約画面には、「契約容量 12kVA」という表示もありました。

でも、kVAは電気の皮相電力を表す単位で、太陽光パネルの設備出力を表すkWとは同じではありません。

また、契約容量という表示だけで、FIT制度上の認定容量や買取期間を判断することもできません。

設置容量や正式な買取期間は、現在手元にない太陽光設備の仕様書・契約書で確認が必要です。

一般に、FITの買取期間は設備の区分によって異なります。今の28円/kWhという売電単価がいつまで続くかも、現時点では未確認です。

これからの売電収入を考えるうえでは、とても重要な点なので、書類を確認できたら追記したいと思います。

参考:資源エネルギー庁「過去の買取価格・期間等」

それでも、私は太陽光発電を設置してよかったと思っている

ここまで正直に数字を並べてきました。

初期費用の正確な金額は分からない。

8年間の売電総額も、すべてを合算できているわけではない。

将来、設備の交換費用が必要になる可能性もある。

それでも、今の気持ちは変わりません。

「設置してよかった」

太陽光発電がなければ、売電によって受け取った現金収入はありません。

さらに自宅で発電した電気を自分たちで使えば、その分、電力会社から買う電気も抑えられます。

もちろん、電気代全体の節約額は別途計算しなければなりません。

ただ、売電による副収入が毎月の家計を少し支えてくれる。それだけでも私には十分魅力的です。

2018年の私は、最初に投資して、あとは少しずつ受け取る仕組みに期待していました。

8年後の今も、その考えは基本的に変わっていません。

太陽光発電は、私の「セブンポケット」の一つ

私は以前から、給与だけに頼らず、複数の収入源を持ちたいと考えてきました。

自分では、それを「セブンポケット=7つの収入源」と呼んでいます。

株式の配当金、ブログ、会社員としての給与。

そして、太陽光発電による売電収入。

太陽光発電は、決して大きく育ち続けるポケットではありません。

でも、日々こちらが何時間も働かなくても、売電できた分の収入が発生する。

いわば、不労所得に近い性質のある、家計の小さなポケットです。

直近の実績で月平均約7,800円。

こうしたポケットが一つあることを、私はありがたいと思っています。

2018年に考えた7つの収入源が、その後どうなったのかをまとめた記事はこちら。

これから太陽光発電を設置するなら、私ならこう考える

では、2018年に戻って、もう一度太陽光発電を設置するか。

当時の私と違って、2026年の私は初期費用と売電収入だけでなく、自家消費による電気代の削減と将来の交換費用まで考えたいと思います。

太陽光発電の条件は、屋根の向きや面積、地域、家族の生活スタイル、契約時期によって大きく変わります。

私の家で月平均約7,800円の売電収入があるからといって、これから設置する家でも同じ結果になるわけではありません。

まずは複数社の見積もりを比較して、無理のない初期費用かどうかを確かめる。

そのうえで、電気代の節約と売電を合わせた長期の見通しを考える。

今なら、そうした順序で判断すると思います。

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まとめ|初期費用は未確認。それでも8年後の答えは「設置してよかった」

2018年、私は売電による副収入に期待して、太陽光発電を設置しました。

最初から投資回収できると確信していたわけではありません。

ただ、8年たった2026年にも、家の屋根が売電収入を生み出してくれています。

直近24か月で約18.8万円。

一方、同期間に支払った電気代は約32.5万円で、売電との差額は約13.7万円の支払い超過でした。

それでも自家消費によって買わずに済んだ電気もあるので、これだけで太陽光発電の損得は判定できません。

月平均にすると約7,800円。

そして、2018年からの約8年間、太陽光関係の修理・交換などの追加出費は0円でした。

初期費用の正確な金額が分からない以上、投資として元が取れたとは言い切れません。

それでも私は、給与とは別の収入源を一つ作れたことに満足しています。

「8年前の自分へ。太陽光発電、設置してよかったよ」

これが今の率直な答えです。

なお、売電料金の確認方法は2018年と現在で変わっています。中部電力パワーグリッドでの最新の操作手順はこちらにまとめています。

→ カテエネで売電料金が見られない? 2026年の確認方法と実際の売電明細

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※この記事は2018〜2019年に公開した本人の記録、2026年10月の売電明細・住宅建築契約書、および本人への振り返りインタビューをもとに、2026年版として大幅に書き直しました。売電金額の24か月合計はグラフから読み取った概算で、税務上の所得や設備投資後の純利益を示すものではありません。

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