こんにちは、nobu2394.comです。
この記事を最初に書いたのは2019年2月。
当時の私は、米国株のムーディーズ(MCO)を利益確定したことで手元の現金が増え、「AT&T以外にも配当金を得られる銘柄が欲しい」と考えていました。
そこで購入したのが、米国のたばこ大手**アルトリア・グループ(Altria Group/NYSE:MO)**です。
購入価格は1株約49ドル。
その後さらに買い増しし、過去の記事を確認すると、2020年時点では200株のアルトリア株を保有していました。
そして、この記事を書き直しているのが2026年。
現在、私はアルトリア株をすでにすべて売却しています。
残念ながら売却した正確な時期と価格の記録を見つけることはできませんでした。ただ、記憶では受け取った配当金まで含めて損失にならない水準で売却したはずです。
では、2019年に「長期高配当株」として購入したアルトリアは、その後どうなったのでしょうか。
そして、もし売らずに持ち続けていたら?
約7年前に自分で書いた記事を読み返しながら、2026年現在のアルトリアを改めて検証してみます。
※この記事は私自身の投資記録をもとにしたもので、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。
- 2019年、アルトリア(MO)を約49ドルで購入
- 2026年、アルトリアの株価はどうなった?
- もし200株を2026年まで持ち続けていたら?
- 2019年の「高配当株を長期保有する」という考えは正しかったのか
- 2026年のアルトリアには明確なリスクもある
- 私はアルトリアをすでに売却しています
- 7年後に振り返って感じる高配当株投資の教訓
- まとめ|アルトリアを買った2019年の自分に今なら何と言う?
- ここから下は2019年2月に公開した当時の記事です
- アルトリアグループ(MO)購入!
- アルトリアグループってなんの会社?
- タバコ銘柄の特徴
- アルトリアグループは49年連続増配(フィリップモリス時代含)の配当王間近の配当貴族企業
- アルトリアグループの購入後の投資スタンス
- まとめ
2019年、アルトリア(MO)を約49ドルで購入
2019年当時、私がアルトリアを購入した最大の理由は配当でした。
アルトリアはMarlboroなどを展開する米国の大手たばこ企業です。
当時から、
- 喫煙人口の減少
- 健康被害をめぐる訴訟
- 各種規制の強化
など、たばこ産業の将来に対する懸念はたくさんありました。
私自身も2019年の記事で、こうしたリスクについて書いています。
それでも購入したのは、たばこ事業の収益力とアルトリアの株主還元姿勢に魅力を感じたからでした。
約49ドルで購入後、一時は57ドル付近まで上昇。
その後再び49ドル前後まで下落した際にも、私は「下がれば買い増しして、配当を受け取りながら長期保有する」という考え方をしていました。
実際、その後買い増しを行い、2020年時点では200株を保有していました。
2026年、アルトリアの株価はどうなった?
それから約7年。
2026年8月26日時点で、アルトリアの株価は69.12ドルでした。
私が最初に購入した約49ドルと比較すると、
49ドル → 69.12ドル
約41%の上昇です。
もちろん、その間ずっと一直線に上昇したわけではありません。
大きく下落する時期もありましたし、私は実際には途中で売却しています。
そのため「私は49ドルから69ドルまで全部取った」という話ではありません。
ここは非常に重要なので、実際の投資結果と「もし持ち続けていたら」というシミュレーションは分けて考えます。
もし200株を2026年まで持ち続けていたら?
2020年当時、私はアルトリアを200株保有していました。
仮に200株を2026年8月までそのまま保有していたとすると、
69.12ドル × 200株 = 13,824ドル
の評価額になります。
さらにアルトリアの大きな特徴が配当です。
2026年8月、アルトリアは四半期配当を1株1.06ドルから1.11ドルへ4.7%増配しました。
年間換算すると、
1.11ドル × 4回 = 4.44ドル/株
です。
200株なら、
4.44ドル × 200株 = 年間888ドル
になります。
税金や為替を考慮する前の単純計算ですが、200株を現在も保有していれば、現在の配当水準では年間888ドルの配当を生み出す計算です。
2019年の最初の購入価格約49ドルを基準にすると、
4.44ドル ÷ 49ドル ≒ 9.1%
つまり最初に購入した株については、現在の年間配当は取得価格に対して約9%に相当する水準まで成長したことになります。
これが増配株を長期間保有する面白さの一つです。
2019年の「高配当株を長期保有する」という考えは正しかったのか
昔の自分の記事を読み返して、一番面白かったのがここです。
2019年の私は、
「長期保有し、下がれば買い増しして、配当金を受け取りながら待つ」
という投資方針を書いていました。
7年後から振り返ると、この考え方には一定の合理性があったと思います。
アルトリアは2026年8月にも増配を発表し、今回で過去57年間に61回目の増配となりました。
2019年に私が期待していた「高い配当を受け取りながら長期保有する」というアルトリアの特徴そのものは、2026年になっても残っています。
ただし、当時の記事には反省点もあります。
2019年の私は「高配当」「連続増配」という部分をかなり強く評価していました。
今なら、配当利回りだけを見て投資判断することはありません。
2026年のアルトリアには明確なリスクもある
アルトリアの最大の問題は、やはり本業である紙巻きたばこの市場縮小です。
2026年上期のアルトリアの米国内紙巻きたばこ出荷数量は前年同期比で減少しており、主力ブランドMarlboroの出荷数量も減っています。
それでも値上げなどによって利益を確保しているところにアルトリアの強さがあります。
しかし、販売数量の減少を値上げでいつまで補えるのかは、今後も確認する必要があります。
さらに現在のアルトリアは、紙巻きたばこだけに依存し続けるのではなく、経口ニコチン製品などの「スモークフリー」分野への移行を進めています。
つまり2026年現在のアルトリアを見るなら、
「配当利回りが高いから買う」
だけでは不十分です。
- 紙巻きたばこの販売数量
- 値上げによる利益維持
- スモークフリー製品の成長
- 規制・訴訟リスク
- 今後も配当を成長させられる利益とキャッシュフローがあるか
このあたりを継続して確認する必要があります。
私はアルトリアをすでに売却しています
ここまで読むと、
「じゃあ、なぜ今も持っていないの?」
と思う方もいるでしょう。
その通りです。
私はアルトリアを途中ですべて売却しています。
正確な売却時期・売却価格については、昔の記録を探しましたが確認できませんでした。
そのため、この記事で実際の売却益を推測して書くことはしません。
記憶として残っているのは、受取配当を含めれば損失にならない水準で売却したということです。
そして2026年になって株価や配当の推移を見ると、
「あのまま持っていたらどうなっていただろう?」
と思うところはあります。
ただ、これは結果論です。
投資をしているその瞬間には7年後の株価など分かりません。
だからこそ、2019年当時の自分が何を考えて買ったのか、その後実際にどうなったのかを記録しておくことには意味があると感じています。
7年後に振り返って感じる高配当株投資の教訓
今回、2019年の記事を2026年に読み返して感じたことは3つあります。
1つ目は、高配当だけを理由に株を買わないこと。
利回りが高いのには理由があります。
2つ目は、増配を続けられる企業の強さを見ること。
現在の配当利回りだけではなく、利益やキャッシュフローを生み出し、長期間株主に還元できる企業なのかを見ることが重要です。
そして3つ目は、自分の投資記録を残しておくこと。
これは今回、昔のブログを読み返して強く感じました。
2019年当時の自分が何を考えてアルトリアを買ったのか。
どんなリスクを心配し、どんな未来を想像していたのか。
7年後に読み返すと、正しかった部分もあれば、考えが甘かった部分もあります。
これこそ長期で投資と向き合うことで得られる経験だと思います。
まとめ|アルトリアを買った2019年の自分に今なら何と言う?
2019年、私はアルトリアを約49ドルで購入しました。
その後買い増して200株を保有し、最終的にはすべて売却しました。
そして2026年8月。
アルトリアは依然として高い配当を出し続け、四半期配当は1株1.11ドル、年間換算4.44ドルとなっています。
2019年の約49ドルという購入価格から考えれば、現在の年間配当は取得価格に対して約9%に相当します。
では、2019年の自分に「売らずにずっと持っておけ」と言うか?
そこまで単純ではありません。
株価の未来は誰にも分かりませんし、たばこ市場そのものは縮小しています。
ただし、
「高い配当だけを見るのではなく、その配当を何年、何十年と生み出せる会社なのかを見ろ」
とは伝えたいですね。
2019年に書いた投資記事を7年後の2026年に検証してみると、当時とは違った景色が見えてきました。
今後もこのブログでは、昔購入した銘柄や当時の投資判断について、現在の結果と照らし合わせながら検証していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ここから下は2019年2月に公開した当時の記事です
以下は、2019年にアルトリアを購入した当時の記事を原文のまま残しています。
株価・配当利回り・企業情報などは当時の情報です。現在とは異なる点がありますのでご了承ください。
こんにちは、nobu2394.comです。
先日久々に米国株で利益確定の売りを実施し、譲渡益がプラススタートとなり、さい先のいい2019年になりました。
その時売った銘柄はムーディーズ(MCO)で、保有中の大きな下落にも耐え、今回の上昇の波に乗ることが出来ました。その時の記事はこちらです。↓

ムーディーズを売却したことで、手持ちのキャッシュ割合が増えました。もちろん今の米国は高値圏ですので、積極的に買いに行く時期ではないのですが、ここ最近は、私のメインのインカムゲイン銘柄であるAT&Tのほかにも、なにかもう一つインカムゲイン(配当金)を得られる銘柄を物色していました。
アルトリアグループ(MO)購入!
そこで私の選んだ銘柄はアルトリアグループです!今や米国株の中でもAT&Tと双璧をなすほどの屈指の長期高配当銘柄。
本日は、このアルトリアグループという銘柄について語ってみたいと思います。どうぞ最後までお付き合い下さい!
アルトリアグループってなんの会社?
アルトリアグループ。正直この名前だけ聞いたのではなんの会社なのかわからない方も多いはず。
一言で言えば、タバコの会社です。
げ~っ、タバコ株かよ~っと、敬遠したそこのあなた、ご安心下さい。何を隠そう私もそうでした。チャートを見てみましょう。
※ヤフーファイナンスより
10年チャートです。10年前は16ドル、2017年の75ドルを最高値とし、現在は50ドル前後です。さらにここ2年ほどは下落局面が続いています。
タバコ銘柄の特徴
ここで、タバコ銘柄の特徴というものを考えてみましょう。一般的な感覚的で言えば、タバコ=世間の風当たりが強い=衰退していく産業=誰も買わない=株価下落。
こんな感じだと思います。
この風当たりが強いという部分を、もうちょっと具体的に言うと、
1,健康被害があるため、常に訴訟リスクと隣り合わせ
2,上記健康被害の為に、規制されるリスクも常にある。
確かに今の世の中、昔に比べタバコというものが、完全に悪者扱いされており、受動喫煙の観点からも、分煙化、野外での喫煙を義務づけるなど、喫煙者に取っては、どんどん肩身が狭くなっていると思います。
あっ、ちなみに私はタバコはたしなみません。
この様な状況ですから、ここ2年の株価は大きく下落しており、最近ようやくそこ練りの動きが出て来た状態です。
このそこ練りの動きとは直接関連付けるつもりはありませんが、タバコ銘柄には先程述べたような株価に取ってのネガティブ要因ももちろん多いのですが、
嗜好品として、アルコールと並び圧倒的な地位を確立しているこのタバコという商品。更に依存性の高さもあり、一度吸い始めるとなかなか止めることが難しい。
こういった特徴から、タバコ銘柄の売上は非常に安定しています。グラフは示しませんが、2010年から2017年まで、アルトリアグループの売上高は8年連続で200億ドル(日本円にして2兆円!)を超えています!更に2017年の営業利益は脅威の37%超え!!の超高収益企業です!
営業利益率が37%を超える企業を日本の上場企業で探してみると、ファナック、キーエンス、武田薬品工業など、そうそうたる企業が名を連ねます。
そして本当に特筆すべきは、このような脅威の売上高と営業利益率を先程述べたような、圧倒的な訴訟リスク、規制リスクの中でさえ達成し続けている。ということなんです。
アルトリアグループは49年連続増配(フィリップモリス時代含)の配当王間近の配当貴族企業
私が今回アルトリアグループを購入した最大の理由はここにあります。元々株主還元意識が高い米国には高配当銘柄がゴロゴロありますが、更に連続増配記録更新中の銘柄もたくさんあります。
その代表格が、AT&Tとアルトリアグループです。
AT&T 6.4%
アルトリアグループ 4.9%
仮にそれぞれ100万円分づつの保有をしていれば、何もしなくても10万円の配当金が転がり込むという至極の銘柄です!
もちろん、現在の配当率のみで比較すればAT&Tの方が高いので、At&Tを買い増すという選択肢もあるのですが、そこは個別株、何が起こるかわかりません。今回アルトリアグループを購入したのは、分散投資によるリスクヘッジの意味合いが強いです。
アルトリアグループの購入後の投資スタンス
基本的に連続増配超高配当銘柄です。スタンスとしては当然AT&Tと同じように、長期保有、下がれば買い増し、という作戦になります。AT&Tは正直現時点日本円換算で30万を超える絶賛含み損中の銘柄ですが、購入を開始して既に15万円程の配当金を得ており、ぶっちゃけ株価が今ぐらいでも、あと2年もすれば元が取れてしまいます。
これってめちゃくちゃでかいですよね?
ただ、実はちょっとづつ株価が戻って来ている。。。
そうなんです。最近皆様の投資ブログをよんでいても、タバコ銘柄が復活している。とか、BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)が急騰したとか、タバコ銘柄を取り巻く環境がちょっとずつ変化している兆しがあります。ここ6ヶ月の日足チャートです。↓
※ヤフーファイナンスより
まだ60日線が下を向いていますし、移動平均線の順番もパンパカパンではないので、ここしばらくは最初に言ったとおり底練りの動きが続くと思いますが、その期間を抜けて強い上昇シグナルが出てくれば、一気に上抜ける可能性も十分にあると思います。
仮に短期間で11月からの暴落の直前の65ドルを回復するような事があれば、流石に利確しちゃうかもしれません。。。
まとめ
いかがでしたか?
本日は嫌われ者銘柄の代表格、タバコ銘柄であるアルトリアグループの株を購入したよ!という記事でした。正直購入する際には、だいぶ迷ったんですが、今の底値圏はかなり魅力的に映りました。
この勝負が吉とでるか凶とでるか?結果はまた後日お送りします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

