こんにちは、nobu2394.comです。
2026年9月、ドル円が大きく動いています。
少し前まで1ドル160円を超えるような円安が続いていましたが、足元では153円台まで円高方向に動いてきました。
こういう相場になると、
「ドルを売った方がいいのか?」
「もっと円高になる前に米国株を売るべきなのか?」
「逆に今からドルを買うべきなのか?」
と考える人も多いと思います。
では、米国株や米国株インデックスをかなり保有している私はどうするのか。
答えは非常にシンプルです。
今は何もしません。
そして、仮にドル円が160円、180円、200円になっても、基本的には米ドル系資産を売るつもりはありません。
一方、逆方向に円高が進み、ドル円が140円を下回るようであれば、今度は追加投資を考えます。
今回は、51歳・資産約2.2億円になった現在の私が、ドル円153円台の相場を見て何を考えているのか。
そして140円、さらに120円方向へ円高が進んだ場合に、どのように資金を動かそうと考えているのかを書いてみます。
※この記事は2026年9月時点の私個人の投資方針です。為替や株価の将来を予測するものではなく、特定の金融商品の購入を勧めるものでもありません。
- ドル円はなぜ153円台まで円高になったのか
- ドル円153円前後では、私は何もしない
- 私の基本は「Just Keep Buying」
- 160円でも180円でも200円でも米ドル資産は売らない
- ただし140円を割ったら、追加投資を考える
- 一気に勝負しない。120円まで行っても買える余力を残す
- 140円割れでも、最初にVTIを買うとは限らない
- なぜ金・銀・スイスフランなのか
- ただし金やスイスフランが高ければ無理に買わない
- 円だけでも不安、ドルだけでも不安
- 私のドル円別の行動を整理するとこうなる
- 個人的には今回は140円まで行かないと思っている
- 80円になっても買い続けられるのか
- ドル円を当てるより、資本主義の成長力に賭ける
- まとめ|153円でも慌てない。140円なら準備していた資金を動かす
- 関連記事
ドル円はなぜ153円台まで円高になったのか
まず、今回のドル円の動きを簡単に整理しておきます。
2026年夏にはドル円が160円を超える円安水準まで進みました。
その後、円は急速に買い戻され、9月には153円台まで円高が進んでいます。
背景の一つとして大きいのが、日銀の追加利上げ観測です。
2026年9月17日・18日には日銀の金融政策決定会合が予定されており、市場では政策金利を1.25%へ引き上げるとの見方が強くなっています。
日本の金利が上昇すれば、これまで大きかった日米金利差が縮小する方向に働きます。
また、低金利の円を借りて海外の高金利資産へ投資する、いわゆる「円キャリートレード」の巻き戻しも円高要因として意識されています。
ただし、話はそれほど単純ではありません。
アメリカでもインフレ圧力が再び強まっており、9月15日・16日のFOMCでは利上げ観測が強まっています。
米国が利上げすれば、今度はドルにとってプラスになる可能性があります。
つまり現在は、
- 日銀の利上げ観測は円高要因
- 米国の利上げ観測はドル高要因
- 中東情勢による原油価格やインフレも為替に影響
と、複数の材料が同時に動いています。
こういう状況を見ると、私はますます、
「為替の方向を正確に予想して売買するのは難しい」
と思います。
ドル円153円前後では、私は何もしない
では、今の153円前後で私は何をするのか。
特別なことは何もしません。
米ドル資産を売ることもしません。
かといって、円高になってきたからという理由だけで大きくドルを買うこともしません。
ただし、すでに続けている積立投資だけは別です。
私は現在、楽天VTIと楽天VYMを合わせて毎月40万円自動積立しています。
内訳は、新NISAで月30万円、特定口座で月10万円です。
この40万円については、少なくとも新NISAの生涯投資枠1,800万円を使い切るまでは、為替がどうなろうが続けるつもりです。
153円だから止める。
160円だから減らす。
140円になったから急に倍にする。
そういうことは考えていません。
新NISA1,800万円を使い切った後の投資については、こちらの記事で詳しく書いています。
【51歳・資産2.2億円】新NISA1,800万円を使い切った後どうする?積立投資の「やめ時」を考え始めた
私の基本は「Just Keep Buying」
結局、私の基本的な投資方針はこれです。
Just Keep Buying.
買い続ける。
私は2018年頃からインデックス投資の積立を本格的に続けてきました。
その間にはコロナショックもありました。
株価急落もありました。
円高も円安もありました。
それでも積立をやめずに続けてきました。
だから今回、ドル円が153円になったからといって、それだけで投資方針を変える理由はありません。
為替相場を見ながら毎回売ったり買ったりすることを、そもそも自分の投資戦略にしていないからです。
160円でも180円でも200円でも米ドル資産は売らない
では逆に、ここから再び円安になったらどうするのか。
例えば160円。
180円。
極端な話、200円。
そこまで円安が進んだら、保有している米国株や米ドル系資産を売るのか。
今の答えは、
売りません。
もちろん将来の資産状況や人生の状況が変われば、何らかの売却をすることはあると思います。
しかし、
「ドル円が高くなったから米国株を売る」
という売買は今のところ考えていません。
私が米国株や米国株インデックスを保有している理由は、為替差益を狙うためではないからです。
長期的な企業の成長、そして資本主義そのものの成長力に資金を置いておきたい。
こちらの方が、私にとってははるかに重要です。
51歳になった現在の投資に対する考え方については、こちらにもまとめています。
51歳・資産2.2億円で変わった投資の考え方|高配当より資産成長、そして相続と分散へ
ただし140円を割ったら、追加投資を考える
基本は何もしない。
ただ、円高がある程度進めば話は少し変わります。
今回、私が一つの目安として考えているのが、
1ドル=140円
です。
140円を割ってきたら、まず500万円程度の円資金を追加投資へ回すことを考えます。
ここで重要なのは、
「140円になったら500万円すべてを一気にドルへ替える」
という意味ではありません。
500万円程度の円キャッシュを、外貨やその他の資産へ動かすことを検討し始める、という意味です。
そして、さらに円高が進むのであれば、追加でもう500万円程度を動かすことも考えています。
一気に勝負しない。120円まで行っても買える余力を残す
ここは今回の記事で、一番残しておきたい部分かもしれません。
私は140円になったからといって、そこで一気に勝負するつもりはありません。
むしろ重要なのは、
その後さらに円高になっても動けること。
だと思っています。
140円で全部使ってしまい、その後130円、120円と円高が進んだときに、
「もう買う現金がない」
という状態にはしたくありません。
だから140円割れでまず500万円。
さらに下がれば追加を考える。
そして仮に120円方向まで円高が進んでも、まだ投資できる円キャッシュを残しておきたい。
これは為替に限った話ではありません。
暴落相場でも同じです。
私は一番安いところを当てることより、
下がり続けても買える状態を作っておくこと
の方が大切だと思っています。
そのため私は、資産が2億円を超えた現在でも、3,000万円から4,000万円程度の現金を持っておきたいと考えています。
【8年後検証】現金2,000万円は持ちすぎだった?51歳の今は3,000万〜4,000万円を持ちたい理由
140円割れでも、最初にVTIを買うとは限らない
もう一つ重要なのが、何を買うかです。
「ドル円が140円を割ったら、米国株を500万円買う」
という単純な話ではありません。
私はすでに米国株や米国株インデックスをかなり保有しています。
楽天VTI、楽天VYMも毎月積み立てています。
企業型DCも外国株式中心です。
だから追加投資をする場合、現在の第一候補はむしろ、
- 金
- 銀
- スイスフラン
です。
米国資産がかなり大きくなったからこそ、今後は株式以外、米ドル以外の資産も増やしていきたいと考えています。
なぜ金・銀・スイスフランなのか
理由の一つは分散です。
そして、もう一つ大きいのが地政学リスクです。
世界を見れば、ロシアとウクライナの問題があります。
中東では緊張が続き、原油価格や世界経済にも影響を与えています。
日本の近くには台湾を巡る地政学リスクもあります。
私は米国がこれからも世界経済の中心的な存在であり続ける可能性は高いと思っています。
だから米国株を売ろうとは思いません。
しかし、
「米ドルだけを持っていれば絶対に大丈夫」
とも考えていません。
日本円にもリスクがあります。
米ドルにもリスクがあります。
どんな通貨にも、どんな国にもリスクはあります。
だからこそ、金や銀のような通貨とは違う資産も持っておきたい。
そして通貨の中では、スイスフランも分散先の一つとして考えています。
このあたりの考え方は、以前こちらの記事でも詳しく書きました。
【51歳・資産2.2億円】金・銀・スイスフランを3,000万〜5,000万円持ちたい理由|株式だけにしない「守り」の資産配分
ただし金やスイスフランが高ければ無理に買わない
ここも重要です。
第一候補が金・銀・スイスフランだからといって、何が何でもそれを買うわけではありません。
140円を割った時点で金がかなり高い。
銀も高い。
スイスフランも割高に感じる。
そんな状況なら無理に買う必要はありません。
その時は、
- VTI
- VYM
- VT
- 金
- 銀
- スイスフラン
などを比較します。
そして、
その時々で一番「お手頃」だと思える資産から買う。
今のところ、これが私の考えです。
最初から買う商品を固定してしまう必要はありません。
為替も株価も金価格も、その時にならないと分からないからです。
円だけでも不安、ドルだけでも不安
今回の円高を見ても、私の通貨分散に対する考え方は変わっていません。
私は現在、米ドルだけではなく、豪ドル、中国元、スイスフランなど複数の通貨で資産を持っています。
これは、
「これから円が暴落する」
とか、
「ドルが暴落する」
と予想しているからではありません。
どの通貨が将来強くなるのか分からないから、最初から一つに賭け過ぎない。
それだけです。
【51歳・資産2.2億円】円だけでは不安|米ドル・豪ドル・中国元・スイスフランに通貨分散する理由
私のドル円別の行動を整理するとこうなる
| ドル円 | 今の私の方針 |
|---|---|
| 153円前後 | 特別な売買はしない。月40万円の積立は継続 |
| 160円・180円・200円方向 | 為替だけを理由に米ドル系資産は売らない。積立継続 |
| 140円割れ | まず500万円程度の円資金を追加投資へ回すことを検討 |
| さらに円高 | 状況を見ながら追加で500万円程度を検討 |
| 120円方向 | そこまで下がっても買えるよう、最初から円キャッシュを残しておく |
もちろん、これは機械的なルールではありません。
実際には、その時の株価、金価格、銀価格、スイスフラン、金利、資産状況などを見て判断します。
ただ、事前に大まかな考えを持っておけば、急激な為替変動が来たときにも慌てにくくなります。
個人的には今回は140円まで行かないと思っている
では私は、今回ドル円が140円を割ると思っているのか。
今のところ、そこまで円高が進む可能性はそれほど高くないのではないか、と個人的には思っています。
ただし、これは単なる私の予想です。
為替予想なんて簡単に外れます。
だから、
「140円にはならないと思うから何も準備しない」
とは考えません。
140円になったらこうする。
130円になったらこう考える。
120円になっても資金を残しておく。
大切なのは、予想を当てることより、
予想が外れたときにも対応できること
だと思っています。
80円になっても買い続けられるのか
極端な話をしてみます。
仮に将来、ドル円が80円まで円高になったらどうするのか。
理屈だけで言えば、私は喜んで投資を続けたいと思います。
円から見れば海外資産をかなり安く買えるからです。
ただし、実際に80円になったら、たぶん怖いと思います。
市場では何か大きな問題が起きている可能性もあります。
ニュースを見れば、
「まだ円高になる」
「米国はもう終わりだ」
のような話も大量に出てくるでしょう。
人間なので、そのとき自分が本当に平常心でいられるかは分かりません。
だからこそ私は、今のうちから、
「為替で投資方針をコロコロ変えない」
という基本を持っておきたいと思っています。
ドル円を当てるより、資本主義の成長力に賭ける
ドル円は長い時間の中で大きく上がったり下がったりしてきました。
円高の時代もあれば、円安の時代もあります。
私はこの為替の動きを完璧に予測することはできません。
それよりも、もっと長い時間軸で考えています。
世界の企業は利益を増やそうとする。
新しい商品やサービスを作る。
技術が進歩する。
人口が増える地域もある。
生産性も少しずつ上がっていく。
私は為替を当てることよりも、
こうした資本主義の長期的な成長力に資金を置き続ける方が、自分には合っている
と考えています。
それがVTIなのか。
VTなのか。
将来はオルカンなのか。
そこは少しずつ変わるかもしれません。
でも、長期投資そのものをやめるつもりはありません。
まとめ|153円でも慌てない。140円なら準備していた資金を動かす
ドル円が153円台まで円高方向に動いています。
ただ、私の投資方針はほとんど変わりません。
今は何もしない。
楽天VTIと楽天VYMの月40万円積立は続ける。
160円でも180円でも、為替だけを理由に米ドル資産は売らない。
そして140円を割れば、まず500万円程度の追加投資を検討する。
さらに円高になれば追加投資も考える。
ただし、一気に資金を使い切らず、120円方向まで円高になっても動ける余力を残しておく。
追加投資先は米国株だけではありません。
現在の第一候補は金・銀・スイスフラン。
しかし、それらが高ければVTI、VYM、VTなども比較する。
その時に相対的に「お手頃」だと思えるものから買う。
これが今の私の考えです。
今回140円まで円高になるかどうかは分かりません。
おそらく私の予想も、いつかまた外れるでしょう。
でもそれでいいと思っています。
為替を当てることが目的ではありません。
Just Keep Buying.
為替がどう動いても、長期投資を続ける。
そして大きなチャンスが来たときには、準備していた現金を少しずつ使う。
51歳になった今は、このくらいシンプルな投資方針の方が自分には合っていると思っています。
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参考:日本銀行、Federal Reserve、Reutersの2026年9月時点の公開情報。為替、金利、金融政策は変動するため、記事公開後に状況が変わる可能性があります。

