【8年後検証】うねり取りは難しい?2018年に実践した私が51歳で出した結論

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投資戦略・売買記録
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こんにちは、nobu2394.comです。

この記事を最初に書いたのは2018年8月。

当時43歳だった私は、日本株の個別株売買でなかなか勝てず、かなり試行錯誤していました。

そんな中で出会ったのが、

「うねり取り」

という売買手法です。

2018年7月は、丸紅(8002)1銘柄に絞り、実際に自分のお金を使ってうねり取りを練習していました。

そして月間損益は、

+7,641円。

金額だけを見れば小さな利益です。

でも、当時の私にとってはものすごく大きな7,641円でした。

なぜなら、2018年1月に大きく勝った後、5か月連続で月間マイナスが続いていたからです。

あれから約8年。

51歳になった今、改めてこの記事を読み返すと、当時の自分がうねり取りにかなり期待していたことがよく分かります。

では、実際に続けてみてどうだったのか。

最初に2026年の結論を書きます。

私には、うねり取りで継続的に利益を出し続けられるだけの再現性を作ることはできませんでした。

ただし、やったこと自体を後悔しているわけではありません。

むしろ、43歳の時に自分のお金で試して、勝ったり負けたりした経験には大きな価値があったと思っています。

今回は2018年当時の売買記録をそのまま残しながら、

「うねり取りを始めた直後の自分は何を考えていたのか。そして8年後、何を学んだのか」

を答え合わせしてみます。

※この記事は私自身の投資経験を振り返ったものであり、特定の売買手法、空売り、信用取引などを推奨するものではありません。

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2018年1月、個別株でいきなり大勝した

私が日本株の売買を本格的に再開したのは2018年1月でした。

そして、いきなりかなり大きく勝ちました。

今振り返れば、かなりの部分がビギナーズラックだったと思います。

しかし当時は、当然そんなふうには考えません。

「もしかしたら、自分は株がうまいのではないか」

そんな気持ちがどこかにありました。

ところが、その後は全くうまくいきません。

1月の大勝後、5か月連続でマイナス

2018年1月に大きく勝った後、相場環境も変わりました。

そして私は、完全に相場に翻弄されます。

2月。

3月。

4月。

5月。

6月。

5か月連続で月間マイナス。

資産が少しずつ減っていく画面を見ながら、

「株ってやっぱり甘くないな」

と何度も思いました。

2018年2月だけでも、月間損益は約35万円のマイナス、3勝12敗。

1月に勝って調子に乗った直後に、大きな洗礼を受けました。

でも、この経験があったからこそ、

「自分の感覚だけで売買していても勝ち続けられない」

と考えるようになりました。

自分に合う投資手法を探して、うねり取りに出会った

負けが続く中でも、投資をやめようとは思いませんでした。

むしろ、

「何か自分に合う売買方法はないのか」

「もっとルールのある投資ができないか」

と考えるようになりました。

そこで勉強し始めたのが、うねり取りです。

書籍やネットなどで勉強しながら、チャートを見て、実際の売買も始めました。

当時はまだ勉強を始めて2か月足らず。

当然、完全に理解できていたわけではありません。

それでも、

「今までの自分の売買とは何か違うかもしれない」

という期待はかなりありました。

2018年7月は丸紅1銘柄でうねり取りを練習

2018年7月。

私は丸紅(8002)1銘柄に絞って、うねり取りを練習していました。

当時の全売買記録がこちらです。

2018年7月に丸紅でうねり取りを実践した売買記録

まだ練習段階だったため、大きな資金を入れていたわけではありません。

少ない単元で、実際のお金を使いながら試していました。

今思えば、これは良かったと思います。

新しい手法を覚えた直後に大きな金額を投入するのではなく、まず小さく試す。

これは今でも大切な考え方です。

7月の結果は+7,641円

そして2018年7月の最終結果がこちらです。

2018年7月の日本株運用成績 プラス7641円

+7,641円。

正直、金額だけなら大した利益ではありません。

でも、当時の記事で私はかなり喜んでいます。

理由は単純です。

1月の大勝以降、5か月間ずっと月間マイナスだったから。

ようやくプラスで1か月を終えることができました。

月別損益を見ると「ビギナーズラック」がよく分かる

当時の記事には、2018年1月からの月別損益も載せていました。

2018年1月から7月までの日本株月別損益

このグラフを見ると、本当に分かりやすいです。

最初に大きく勝つ。

そして、その後は負け続ける。

当時の私はこれを、

「絵に描いたようなビギナーズラックと、その後の洗礼」

と表現していました。

8年後に見ても、その表現が一番しっくりきます。

なぜ+7,641円があんなに嬉しかったのか

今なら、月7,641円という数字だけを見て投資手法の良し悪しを判断することはありません。

でも当時は違いました。

5か月負け続けていました。

何をやってもうまくいかない。

そんな中で、新しく勉強した方法を使い、ようやく月間プラスになった。

だから、

「もしかしたら、これなら勝てるようになるかもしれない」

と思いました。

この時の期待感は、今でもよく分かります。

当時、うねり取りの「ヘッジ」にかなり魅力を感じていた

当時の私がうねり取りに魅力を感じた理由の一つが、

ヘッジという考え方

でした。

それまでの私は、株を買った後に予想と逆方向へ動けば、基本的には損切りするしかありませんでした。

ところが、うねり取りでは売りと買いを組み合わせるという考え方があります。

例えば買いから入った後、予想に反して株価が下落した場合。

売りを入れることによって、一方向への値動きによる損失拡大を抑える。

当時の私は、

「これは資産を減らさないためにかなり重要なのではないか」

と考えていました。

2018年の私は「ヘッジなら負けにくい」と感じていた

当時の記事には、かなり率直な言葉が残っています。

私はヘッジについて、

「お金を投じているのに、負けない」

という感覚を持っていました。

もちろん、今読むとかなり危うい表現です。

実際には、両建てをすれば損失が消えるわけではありません。

どこかの段階でポジションを整理しなければいけません。

その判断を間違えれば、当然損失は発生します。

当時の自分も、それには少しずつ気づいていました。

実は当時から「ヘッジを重ねれば資産が減る」と書いていた

2018年の記事の後半を読むと、期待だけを書いているわけではありません。

私はこんなことも書いていました。

方向性を判断して片方のポジションを手仕舞いした後、

その判断自体が間違っていたら、さらにヘッジを入れることになる。

そうなれば、少しずつ資産が減っていく。

つまり、

最後はやはり自分の判断力や技術が必要になる

ということです。

まだうねり取りを始めて2か月足らずだったのに、すでにその難しさには気づき始めていました。

8年後に分かった|ヘッジそのものが利益を生むわけではない

今振り返ると、ここが重要だったと思います。

ヘッジはリスクを抑えるための方法です。

しかし、

ヘッジしたから利益が出るわけではありません。

最終的には、

  • どのタイミングで入るか
  • どこで反対玉を入れるか
  • どちらのポジションを外すか
  • どこで利益を確定するか
  • どこで間違いを認めるか

こうした判断が必要です。

しかも、それを一度ではなく何度も繰り返さなければいけません。

理屈を理解することと、リアルタイムの相場で実行することには大きな差がありました。

一時的にはうまくいった

ここは誤解のないように書いておきます。

私は、うねり取りで全く勝てなかったわけではありません。

2018年7月は実際にプラスでした。

その後も、チャートパターンを見ながら空売りを行い、利益を取れた取引もありました。

例えば、後に私は「逆くちばしからの物別れ」というパターンにかなり注目するようになります。

実際、その形から利益を取れたこともありました。

【8年後検証】「逆くちばしからの物別れ」は本当に鉄板だった?うねり取りで負けて学んだこと

だからこそ、

「もう少し練習すれば、安定して勝てるようになるかもしれない」

と思っていました。

でも「一度勝てる」と「勝ち続けられる」は違った

8年間振り返って、一番大きな学びはここです。

一度勝つことと、再現性を持って勝ち続けることは全く違います。

ある銘柄で勝つ。

ある月でプラスになる。

あるチャートパターンがうまく機能する。

これはあります。

でも、それを何年も繰り返して、市場平均を上回る成果を出し続けられるか。

私にはできませんでした。

うねり取りが悪いのではなく「私には再現できなかった」

私は、うねり取りという手法そのものを否定するつもりはありません。

この手法を使って利益を出している人もいるでしょう。

私の実力不足と言えば、それまでです。

ただ、投資では、

「理論として正しいか」より、「自分が実際に継続して実行できるか」

の方が重要だと思っています。

私自身の答えは、

うねり取りを使って長期間安定的に利益を出すだけの再現性は作れなかった。

これです。

それでも、うねり取りをやった経験は無駄ではなかった

では、2018年にうねり取りを勉強した時間や、売買した経験は無駄だったのか。

私はそう思っていません。

むしろ、かなり重要な経験でした。

なぜなら、

自分だけは勝てるかもしれない

という思い込みを、自分のお金を使って壊すことができたからです。

投資を始めたばかりの頃は、どうしても思います。

「自分で株を選べば、インデックスより儲かるのでは?」

「もっと勉強すれば、大きく勝てるのでは?」

私もそう思っていました。

そして実際にやりました。

勝ったこともあります。

負けたこともあります。

その両方を経験したことが、現在の投資スタイルにつながっています。

もし43歳の自分に言うなら「やってもいい。でも主力にするな」

もし2018年の43歳の自分に今アドバイスできるとしたら、

「うねり取りなんてやるな」

とは言いません。

個別株売買そのものも否定しません。

言うとしたら、

「やってもいい。でも資産形成の主力にはするな。」

です。

5%。

10%。

具体的な割合は人によって違いますが、失敗しても資産形成全体を壊さない範囲を決める。

今の私なら、そうします。

今なら信用取引を資産形成の主力には使わない

もう一つ、43歳の自分に言うなら、

資産形成の主力部分では信用取引を使わない。

ということです。

当時のうねり取りでは、売りと買いを組み合わせながら相場の流れについていくことを考えていました。

でも、判断を間違えればポジション管理はどんどん複雑になります。

資産形成の主力に必要なのは、

大きく勝つ可能性より、長く市場に残ること

だと今は考えています。

現在は「コア」と「サテライト」を分けている

2026年現在、私の投資に対する考え方は2018年とはかなり変わりました。

長期の資産形成を担う中心部分は、インデックスなどを軸に考える。

一方で、個別株を考えたり投資したりする楽しさまで否定するつもりはありません。

だから、

コアとサテライトを分ける。

資産形成の中心と、投資を楽しむ部分を分けるという考え方です。

51歳・資産2.2億円で変わった投資の考え方|高配当より資産成長、そして相続と分散へ

正直、インデックス投資だけでは面白くない

ここは本音です。

インデックス投資は、正直あまり面白くありません。

基本的には、長期間淡々と続ける投資です。

企業を分析して、

「この会社は伸びるのではないか」

と考える楽しさは少ない。

チャートを見ながら売買するようなスリルもありません。

だから、個別株をやりたくなる気持ちは今でも分かります。

ただ、51歳になった今は、

「投資を楽しむこと」と「人生の資産を作ること」は別に考えた方がいい

と思っています。

2018年の+7,641円から学んだこと

今回、8年ぶりにこの記事を読み返して改めて思いました。

2018年7月の+7,641円という数字は、金額以上の価値がありました。

負け続けていた私が、諦めずに勉強し、新しい方法を試して、久しぶりに月間プラスにできた。

その意味では、大切な成功体験です。

でも同時に、

一度の成功で投資手法の優位性を判断してはいけない

ということも、その後の経験から学びました。

7,641円勝った。

だから、この方法なら今後も勝てる。

そこには大きな飛躍があります。

投資で大切なのは「失敗しても退場しないこと」

2018年当時の私は、

「どうすれば勝てるか」

を強く考えていました。

今の私は、少し違います。

「どうすれば大きな失敗をしても退場せず、市場に残り続けられるか」

を重視しています。

最高の売買手法を見つける。

次に上がる銘柄を当てる。

そういうことより、

自分の予想が間違っていても資産形成を続けられる状態を作る。

その方が大切だと思うようになりました。

これは、今の私が大切にしている、

「予想を当てるより、予想が外れても生き残れる」

という考えにつながっています。

43歳で約6,055万円だった資産は51歳で約2億2,041万円に

2018年当時、43歳だった私の総資産は約6,055万円でした。

そして51歳になった2026年現在、総資産は約2億2,041万円になっています。

【資産公開】43歳で6,055万円→51歳で2億2,041万円|8年8か月の資産形成を振り返る

もちろん、この資産増加はインデックス投資だけの成果ではありません。

給与からの入金、個別株、米国株、積立投資など、さまざまな要因があります。

ただし、投資に対する考え方は明らかに変わりました。

2018年は、

「どうすればもっと勝てるのか」

を考えていました。

2026年は、

「どうすれば長期間、大きく失敗せず続けられるのか」

をより重視しています。

まとめ|うねり取りは難しかった。でもやってよかった

2018年1月、日本株でいきなり大きく勝ちました。

しかし、その後は5か月連続で月間マイナス。

そこで自分に合う投資手法を探し、うねり取りを勉強しました。

2018年7月は丸紅1銘柄で練習し、結果は+7,641円

当時の私は、ヘッジや両建てという考え方に大きな可能性を感じていました。

その後も実践を続け、利益を取れた場面もありました。

しかし、8年後の答え合わせとしては、

私には、うねり取りで継続して利益を出し続けられるだけの再現性を作ることはできませんでした。

それでも、やってよかったと思っています。

勝った経験。

負けた経験。

自分の予想が外れる経験。

新しい手法に期待して、それでも思い通りにはならなかった経験。

それらがあったからこそ、今の投資スタイルがあります。

だから、43歳の自分に言うならこうです。

やってもいい。

投資を楽しんでもいい。

ただし、

資産形成の主力にはするな。

失敗しても致命傷にならない範囲でやる。

そして、長く市場に残り続ける。

51歳になった今、それが私の答えです。

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