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こんにちは、nobu2394.comです。
中国へ赴任して家族と生活していた頃、通信環境ではいろいろ苦労しました。
Google、YouTube、LINEなど、日本では普通に使っていたサービスが、中国の通常のインターネット環境ではそのまま利用できないことがあります。
スマートフォンやパソコンについては、私はVPNなどを使って対応していました。
ところが、意外なところで困りました。
Nintendo SwitchとKindleです。
わが家にあったのは、日本で購入した初代Nintendo SwitchとSwitch Lite。
そして娘が使っていた、日本のAmazon.co.jpアカウントで利用するKindle端末です。
中国の普通のWi-Fiにつないだ状態では、SwitchでYouTubeを開こうとしても内容がうまく読み込まれず、実質的に見ることができませんでした。
Kindleについても、すでに端末へ入っている本を読むだけなら問題ありません。
本は端末に保存されているので、一度ダウンロードしてしまえばネットにつながなくても読めます。
困ったのは、
- 新しく本を追加したい
- Kindle Unlimitedでライブラリへ追加した本を端末へ入れたい
- Amazon.co.jpのライブラリとKindle端末を同期したい
というときでした。
そこで私が実際に使って、とても助かったのが、
海外ローミング型のSIM・eSIMを入れたスマートフォンからのテザリング
です。
中国赴任全体の準備については、Alipay・WeChat Pay・VPN・SIM・eSIM・DiDiまで、こちらの記事にまとめています。
→ 【中国赴任の準備】実際に役立ったもの|Alipay・WeChat Pay・VPN・eSIM・DiDiを実体験で解説
この記事の結論
- 中国の通常Wi-Fiでは、わが家の日本向けSwitchでYouTubeがうまく読み込めなかった
- Kindleは保存済みの本は読めたが、新しい本の同期・ダウンロード時に困った
- China Unicom系の海外ローミングSIMを入れたスマホからテザリングすると利用できた
- 私は物理SIMとeSIMの両方で実際に試し、どちらでも使えた
- SwitchとKindle本体にVPNアプリを入れなくても使えたのが非常に便利だった
- 私の環境では、UCSSをスマホで使うだけではテザリング先のSwitch・Kindleを同じようには使えなかった
ただし、通信サービス、端末、OS、設定、利用時期などによって結果は変わる可能性があります。この記事は私自身が中国赴任中に使った実体験です。
- 中国の普通のWi-FiではSwitchのYouTubeが見られなかった
- Kindleは「本を読むだけ」なら中国でもネットは必要なかった
- わが家ではスマホで本を選び、Kindleは同期するときだけ接続した
- 解決した方法|スマホのローミングSIMからテザリングした
- 実際に使っていたSIM本体も残っていた
- 物理SIMでもeSIMでも両方使えた
- 私にとって最大のメリットは「VPNを入れられない端末でも使えたこと」
- UCSSをONにしたスマホからのテザリングでは、私の環境ではうまくいかなかった
- 長期赴任では180日50GBタイプを繰り返し使った
- 短期出張や旅行なら30日程度のeSIMも選択肢
- eSIMサービスを選ぶ場合も「中国で使える」だけではなく経路を確認したい
- 中国赴任で家族がいるなら「スマホ以外の通信」も考えておくと便利
- まとめ|中国で困ったのは「VPNを入れられない機器」だった
中国の普通のWi-FiではSwitchのYouTubeが見られなかった
子どもたちは日本からNintendo Switchを持ってきていました。
わが家にあったのは、
- 初代Nintendo Switch
- Nintendo Switch Lite
の2台です。
どちらも日本で購入した日本向け端末で、中国国内向けのNintendo Switchではありません。
日本ではSwitchをインターネットにつなげば、YouTubeアプリで動画を見ることができます。
ところが中国で普通のWi-Fiにつなぐと、YouTubeアプリを開こうとしても、私の環境では画像や動画がうまく読み込まれませんでした。
アプリはある。でも中身が読み込めず、実質的にYouTubeを見ることができない。
そんな状態でした。
スマートフォンやパソコンならVPNを使う方法があります。
しかしSwitchには、私がパソコンやスマートフォンで使っていたUCSSのVPNアプリを直接インストールすることができません。
ここが困ったところでした。
Kindleは「本を読むだけ」なら中国でもネットは必要なかった
もう一つ困ったのがKindleです。
娘がKindle端末を使っていました。
正確な世代までは覚えていませんが、Paperwhite系だったと思います。
Amazonのアカウントは日本のAmazon.co.jp。
Kindle Unlimitedにも加入していました。
ここで一つ、実際に使って分かったことがあります。
すでにKindle端末へダウンロード済みの本を読むだけなら、ネット接続は必要ありません。
一度端末へ本が入ってしまえば、その後はオフラインでも普通に読むことができました。
そのため、ずっとローミングSIMへ接続している必要はありませんでした。
問題になるのは、
新しい本をKindleへ入れるときです。
わが家ではスマホで本を選び、Kindleは同期するときだけ接続した
わが家では、Kindle端末そのもので本を探すより、私のスマートフォンを使うことが多かったです。
スマートフォン側で、
- 読みたい本を探す
- Kindle Unlimitedの本をライブラリへ追加する
- Amazon.co.jp側で読みたい本を準備する
という作業を済ませます。
そして最後に、
娘のKindleをローミングSIMのテザリングへ接続して同期する。
これがわが家の使い方でした。
同期が終わってKindle端末へ本が入れば、テザリングを切ってしまって構いません。
その後は普通にオフラインで読むことができます。
電子書籍は動画ほど大量の通信量を使わないので、私の使い方では通信量もそれほど気になりませんでした。
「本を追加するときだけローミングSIMにつなぐ」
という使い方が非常に便利でした。
解決した方法|スマホのローミングSIMからテザリングした
SwitchやKindleで困っていたときに試したのが、スマートフォンのテザリングでした。
中国赴任中、私はChina Unicom系の中国向け海外ローミングSIMを何度も購入していました。
長期滞在時に使っていたのは、
- 中国本土31省対応
- 180日間
- 50GB
- データ通信専用
- テザリング対応
というタイプです。
Amazonの購入履歴を確認すると、同系統の商品を5回購入していました。

中国赴任中に実際に繰り返し利用していたChina Unicomの長期滞在用SIM。購入履歴では同系統の商品を5回購入していました。私が使ったのは中国本土31省対応・180日間・50GBのデータ専用タイプです。
これは記事を書くために後から商品を探したわけではありません。
中国赴任中に自分で何度も購入して使っていたSIMです。
実際に使っていたSIM本体も残っていた
当時使っていたChina Unicom系ローミングSIMの一つも残っていました。
このSIM自体はすでに利用期限が切れていますが、中国赴任中に実際にスマートフォンへ入れて使っていたものです。

中国赴任中に実際に使っていたChina Unicom系のローミングSIM。スマートフォンに入れてテザリングし、日本で購入したNintendo SwitchやKindleの通信にも利用していました。個体識別情報は伏せています。
このSIMを入れたスマートフォンでテザリングをONにします。
そして、
- Nintendo Switch
- Nintendo Switch Lite
- Kindle
を、そのスマートフォンのWi-Fiへ接続しました。
すると私の環境では、
SwitchでYouTubeを見ることができるようになりました。
Kindleについても、Amazon.co.jp側のライブラリと同期して、新しい本を端末へ入れることができました。
最初にこれができたときは、かなり助かりました。
物理SIMでもeSIMでも両方使えた
私が最初に使っていたのは物理SIMでした。
その後、eSIMも使うようになりました。
そしてSwitchやKindleへのテザリングについても、
物理SIMとeSIMの両方で実際に試しました。
私の環境では、どちらでも問題なく利用できました。
つまり、今回重要だったのは、
「eSIMであること」そのものではありません。
私が利用していたような、海外側を経由して通信するローミング型のSIM・eSIMだったことがポイントだったと考えています。
物理SIMでも同じようなローミング型サービスなら利用できました。
私にとって最大のメリットは「VPNを入れられない端末でも使えたこと」
中国生活ではVPNもかなり役立ちました。
私は複数のVPNを試し、最終的にはUCSSを4年以上利用しました。
パソコンやスマートフォンでは非常に便利でした。
一方、今回のSwitchやKindleでは事情が違いました。
私が使っていた環境では、SwitchやKindleへUCSSのアプリを直接入れることができません。
そのため、
「VPNを入れられない端末をどうやって海外のサービスへ接続するか」
という問題が残りました。
そこを解決してくれたのが、ローミングSIMを入れたスマートフォンからのテザリングでした。
私が便利だと感じた使い分け
- Windowsパソコン・スマートフォン → VPNを利用
- Switch・KindleなどVPNアプリを直接入れにくい端末 → ローミングSIM+スマホのテザリング
私はこの2つを用途によって使い分けていました。
中国で実際に4年以上使ったVPNについては、こちらで詳しく書いています。
→ 【4年以上利用】中国でVPNはどれがいい?UCSSを使った実体験|NordVPN・カベネコ・世界VPNとも比較
UCSSをONにしたスマホからのテザリングでは、私の環境ではうまくいかなかった
ここは誤解のないように書いておきます。
私のスマートフォンでは、UCSSとローミングSIMの両方を使える状態にしていました。
ただし、普段はどちらか片方を使う形にしていました。
SwitchやKindleをテザリングするときは、
UCSSはOFF。
ローミングSIM側だけを使っていました。
私の記憶では、UCSSを使った状態のスマートフォンからテザリングしても、SwitchやKindleでは同じように利用できませんでした。
そのため今回の記事では、
「UCSSではテザリングできない」
と一般化するつもりはありません。
VPNアプリ、スマートフォンのOS、端末、設定などによって挙動が変わる可能性があります。
あくまで、
「私が当時使っていた環境では、ローミングSIM単独+テザリングが一番簡単だった」
という実体験です。
長期赴任では180日50GBタイプを繰り返し使った
私が中国で長期間生活していた時期には、180日・50GBタイプを繰り返し購入していました。
半年近く使えるため、長期赴任では交換回数が少なくて済みます。
私が実際に長期滞在で使っていたタイプ
China Unicom系の中国本土向け50GB・180日データSIMです。
Amazonの購入履歴では同系統の商品を5回購入していました。
※商品内容、容量、有効期間、開通方法、対応地域、テザリング可否などは変更される可能性があります。購入前に必ず販売ページの最新条件を確認してください。
短期出張や旅行なら30日程度のeSIMも選択肢
一方、数日から数週間程度の出張や旅行なら、180日・50GBまで必要ない人も多いと思います。
私自身は物理SIMとeSIMの両方を使いましたが、対応スマートフォンならeSIMはSIMカードを入れ替えなくてよいので便利でした。
私が利用したタイプと同じChina Unicom系にも、短期間向けのeSIMがあります。
※eSIMは対応端末でのみ利用できます。利用開始条件、容量、有効期間、テザリング可否などを購入前に確認してください。
eSIMサービスを選ぶ場合も「中国で使える」だけではなく経路を確認したい
中国向けeSIMの中には、中国本土の回線を利用しながら海外側を経由するタイプがあります。
こうしたサービスでは、通常の中国回線ではアクセスしにくい海外サービスを利用できる場合があります。
ただし、
- 対応するサービス
- テザリング可否
- 利用開始のタイミング
- 対応端末
- 通信容量
- 利用地域
などはサービスごとに違います。
特に今回のようにSwitchやKindleをテザリングして使いたい場合は、テザリング可能かどうかを購入前に確認することをおすすめします。
短期出張・旅行用eSIMを探す場合
eSIM-sanにも中国向けプランがあります。中国向けプランでは海外側を経由してLINE、YouTube、Gmailなどを利用できると案内されています。
ただし、テザリングについては端末・キャリア等によって異なるため、今回のSwitch・Kindleと同じ使い方が必ずできるとは限りません。購入前に最新条件を確認してください。
→ eSIM-san(イーシムさん)の対応国・料金を確認する
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中国赴任で家族がいるなら「スマホ以外の通信」も考えておくと便利
中国赴任前は、自分のスマートフォンやパソコンの通信環境ばかり考えがちです。
でも家族帯同の場合、実際にはほかにもインターネットへ接続したい機器があります。
わが家の場合は、
- 子どものNintendo Switch
- 娘のKindle
でした。
ほかにも家庭によっては、タブレットやゲーム機などがあると思います。
こうした機器すべてにVPNアプリを入れられるとは限りません。
そのため私は、中国赴任を振り返って、
「VPNだけでなく、テザリングできる海外ローミングSIMを一つ持っていてよかった」
と感じています。
中国赴任全体の準備については、決済・通信・VPN・配車アプリまでこちらの記事にまとめています。
→ 【中国赴任の準備】実際に役立ったもの|Alipay・WeChat Pay・VPN・eSIM・DiDiを実体験で解説
中国へ家族帯同したときの学校、住居、生活費、医療などについては、こちらの記事にまとめています。
→ 【中国赴任・家族帯同】蘇州で約3年暮らして分かったこと|日本人学校・住居・生活費のリアル
まとめ|中国で困ったのは「VPNを入れられない機器」だった
中国赴任中、スマートフォンやパソコンの通信対策については比較的情報を見つけやすかったです。
しかし、実際に家族で暮らしてみて意外に困ったのが、
SwitchやKindleのように、自分が使っていたVPNアプリを直接入れられない機器
でした。
わが家では、海外ローミングSIM・eSIMを入れたスマートフォンからテザリングすることで解決できました。
- 初代Nintendo SwitchでYouTubeを視聴
- Switch Liteでも利用
- 日本のAmazon.co.jpアカウントを使ったKindleを同期
- Kindle Unlimitedで追加した本を端末へダウンロード
- 物理SIMでもeSIMでも利用できた
という使い方を実際にしていました。
特にKindleは、
「同期するときだけテザリングする」
という使い方で十分でした。
中国へ赴任・長期滞在する家族で、Nintendo SwitchやKindleなどを日本から持っていく予定があるなら、スマートフォンだけでなく、
「その端末をどうやってインターネットへつなぐか」
も出発前に考えておくと安心だと思います。
※本記事は筆者が中国へ赴任して生活していた当時の実体験をもとにしています。通信規制、SIM・eSIMの商品仕様、対応サービス、VPN、テザリング、Amazon・Kindle、Nintendo Switchなどの仕様は変更される可能性があります。実際に利用する際は、各サービス・商品の最新情報をご確認ください。

