こんにちは、nobu2394.comです。
この記事を最初に書いたのは2019年4月です。
当時、妻が幼稚園の役員をしていて、かなりストレスを抱えていました。
原因は、単純に役員の仕事が忙しかったからではありません。
「自分の担当ではない仕事まで、なんとなく押し付けられそうになった」
ことでした。
幼稚園やPTAなどの役員では、仕事量そのものよりも、
- 誰がどこまでやるのか
- なぜ自分ばかりやっているのか
- 断ったら人間関係が悪くならないか
といった部分の方が、精神的にしんどいこともあります。
今回は2019年当時の出来事を振り返りながら、
「役員の仕事を押し付けられそうになったとき、どう考えればいいのか」
について、7年後の2026年の視点から改めて考えてみます。
先に7年後の結論を書きます。
細かいことまではもう覚えていませんが、妻の役員任期は大きなトラブルなく終わったと思います。
妻はもともと言いたいことは言うタイプなので、当時きちんと断ったことについて、たぶん後悔もしていないと思います。
私自身も、今振り返れば、あのとき無理に引き受けず、ちゃんと断れてよかったと思っています。
2019年、妻が幼稚園の役員になった
当時、私たち夫婦には3人の子どもがいました。
その年、妻が幼稚園の役員をすることになりました。
役割はいくつかあったようですが、妻が担当したのはイベントの運営です。
妻を含めて3人で役員を担当し、年間3回ほどあるイベントを、それぞれ1人ずつメインで担当する形になっていました。
妻が担当したのは年度最初の物販イベントでした。
4月に始まる役員の仕事でしたが、そのイベントは入園式から間もない時期に実施されるため、実際にはかなり前から準備が必要でした。
業者への連絡、印刷物の準備、サンプルの準備など、私から見てもかなり忙しそうでした。
自分の担当イベントをほぼ一人でやり切った
妻は、自分の担当イベントをかなり早い時期から準備していました。
そして、なんとか最初のイベントをやり切りました。
妻からすれば、年間3つのイベントのうち、自分の担当分は終わったわけです。
残りの2つについては、他の2人がそれぞれメイン担当になる。
そういう役割分担でした。
そのため妻も、
「とりあえず自分の山場は越えた」
という気持ちだったと思います。
ところが、別の役員からLINEが来た
そんな中、別の役員さんから妻にLINEが来ました。
内容を簡単に言うと、
「自分が担当する予定のイベントを、代わりにやってもらえないか」
という相談でした。
そのイベントは年度末のイベントで、実際の作業が次年度の4月以降にもかかる可能性があるものだったようです。
その役員さんのお子さんは当時年長で、翌年度には幼稚園を卒園します。
一方、我が家にはまだ幼稚園に通う子どもが残るため、
「来年度も幼稚園に関わるから、やってもらえないか」
という話だったようです。
妻は「それは違う」と感じた
これに妻はかなり納得がいかなかったようです。
妻自身も、自分のイベントのために役員任期が始まる前から準備していました。
だから、
「年度をまたぐから担当できない」
という理由だけで、自分の担当までこちらに回されるのはおかしい。
そう感じたのでしょう。
私も妻から聞いた話しか知りません。
相手側にも事情があったかもしれません。
ただ、少なくとも妻の立場からすれば、かなり不公平に感じる状況だったと思います。
でも、役員の人間関係があるから簡単には断れない
ここが、こういう役員仕事の難しいところだと思います。
会社の仕事なら、担当範囲や上司がある程度はっきりしています。
でも幼稚園やPTAの役員では、
「それはあなたの仕事ですよね」
とストレートに言いにくいことがあります。
子ども同士の関係もあります。
保護者同士の付き合いもあります。
今後も顔を合わせます。
そのため、
断りたい。でも関係を悪くしたくない。
という難しい状況になります。
妻は角を立てないように断った
妻はかなり悩みながら、LINEの文面を考えていました。
相手を責めるような言い方は避ける。
でも、自分が引き受けるつもりはないことは伝える。
そんな形で、かなり気を使いながら返事をしたようです。
結果としては、きちんと意思を伝えることができ、相手にも理解してもらえたようでした。
この時点では、大きなトラブルにはなりませんでした。
役員でしんどいのは「仕事量」だけではない
私はこのとき、幼稚園やPTAなどの役員がしんどくなる理由は、単純な仕事量だけではないのだと思いました。
むしろ、
- 誰がどこまでやるのか
- 仕事量が公平なのか
- 自分だけ損をしていないか
- 相手にどこまで言っていいのか
- 断ったら関係が悪くならないか
こうした人間関係と不公平感の方が、大きなストレスになることがあります。
今度は別の役員がなかなか動かない
その後、妻はまた別のことでイライラしていました。
次のイベントを担当する役員さんが、なかなか動き始めなかったからです。
妻から見ると、そのイベントは自分が担当したものより比較的負担が軽そうに見えたようです。
それなのに準備が進んでいない。
しかも遠回しに、妻にも手伝ってほしそうな雰囲気があったようです。
妻は、
「自分の担当はほぼ一人でやったんだから、他の人にも自分の担当はやってもらいたい」
という気持ちになっていました。
「自分も苦労したから、あなたも」は危険かもしれない
ここは、2026年の今読み返すと少し面白いところです。
妻自身も、
「私は自分のイベントを頑張った」
という気持ちがあったからこそ、他の人が楽をしているように見えると不公平に感じたのでしょう。
これは役員に限らず、会社や地域活動でもよくあることだと思います。
「自分は大変だったんだから、あなたも同じくらい大変であるべきだ」
という感情です。
ただ、それを基準にしてしまうと、仕事や役割はどんどん大変な方に合わせられてしまいます。
今振り返れば、
大事なのは全員が同じだけ苦労することではなく、それぞれの担当と役割をできるだけ明確にすること
なのだと思います。
役員の仕事を押し付けられそうになったときの考え方
今回の経験から、私は次のように考えています。
自分の担当範囲を一度整理する
まず、最初に決めた役割分担がどうなっていたのかを確認することです。
誰かが大変そうだからという理由だけで、曖昧なまま仕事を引き受けると、その後も仕事が増えてしまう可能性があります。
相手の事情と、自分が引き受ける義務は分けて考える
相手にも事情はあると思います。
忙しいこともあるでしょう。
家庭の事情があることもあります。
でも、
「相手に事情がある」ことと「自分が代わりにやらなければならない」ことは別です。
ここを分けて考えることは大事だと思います。
断るなら早めに、曖昧にしすぎない
断りにくいからといって返事を曖昧にすると、相手は「やってもらえるかもしれない」と考えてしまいます。
妻も、相手との関係を壊さないようにしながら、それでも自分が引き受けるつもりはないことは伝えました。
結果的には、それで大きな問題にはなりませんでした。
7年後の答え合わせ|大きなトラブルなく終わった
この記事を書いてから7年以上経ちました。
正直に言うと、当時の細かいやり取りまではもう覚えていません。
ただ、妻の役員任期は、その後大きなトラブルなく終わったと思います。
妻はもともと、言いたいことはある程度きちんと言うタイプです。
そのため、当時きちんと断ったことについて、今も後悔はしていないと思います。
私自身も、
「あのとき無理に引き受けず、きちんと断れてよかった」
と思っています。
何でも引き受けることが「いい人」ではない
当時は、
「断ったら相手との関係が悪くなるかもしれない」
という心配もあったと思います。
でも結果として、大きなトラブルにはなりませんでした。
今振り返ると、
関係を壊さないことと、何でも引き受けることは別
なのだと思います。
できないことや、担当ではないことまで抱え込んでしまうと、その人自身が疲れてしまいます。
そして不満がたまれば、かえって人間関係が悪くなることもあります。
幼稚園やPTAの役員がしんどい人へ
幼稚園やPTAの役員は、仕事そのものより、人間関係の方が大変なこともあります。
特に、
- 自分ばかり仕事が多い
- 他の人が動かない
- 仕事を押し付けられそうになる
- 断ると悪く思われそう
という状況は、かなりストレスになります。
ただ、少なくとも私たちの経験では、
一度きちんと断ったからといって、必ず大きなトラブルになるわけではありませんでした。
相手を責めるのではなく、
「自分の担当はここまで」
「これは引き受けられない」
という線引きを伝える。
それだけでも、状況は変わることがあります。
まとめ|役員で大切なのは、全員が同じだけ苦労することではない
- 2019年、妻は幼稚園の役員をしていた
- 自分の担当イベントはかなり早い時期から準備してやり切った
- その後、別の役員から担当外の仕事を頼まれた
- 関係を壊さないようにしながら、妻はきちんと断った
- 別の役員が動かないことに、不公平感を持った時期もあった
- 2026年に振り返ると、大きなトラブルなく任期は終わったと思う
- 今でも、あのとき無理に引き受けず断れてよかったと思っている
役員の仕事で一番難しいのは、全員が同じだけ頑張ることではないのかもしれません。
それぞれの担当をできるだけ明確にして、無理なことは無理と伝える。
そして相手にも事情があることは理解しつつ、自分の限界まで抱え込まない。
そのくらいの距離感の方が、結果的には長く人間関係を保てるのだと思います。
当時はかなり悩んでいた妻ですが、7年以上経った今では、家族の中でもほとんど話題に出ることはありません。
それも含めて、
「あのときちゃんと断っておいてよかった」
というのが、2026年の答え合わせです。
よくある質問
幼稚園の役員の仕事を断っても大丈夫ですか?
状況によると思いますが、自分の担当ではない仕事や、明らかに負担が大きすぎる仕事まで無理に引き受ける必要はないと思います。相手を責めるのではなく、自分が引き受けられない理由や担当範囲を落ち着いて伝えることが大切です。
役員で自分ばかり仕事が多いと感じたらどうすればいいですか?
まず最初に決めた役割分担を確認するのがいいと思います。不公平感だけで話すと感情的になりやすいので、「誰が何を担当する予定だったのか」という事実から整理した方が話しやすくなります。
仕事を押し付けられそうなときは、はっきり断った方がいいですか?
曖昧な返事を続けるより、引き受けられないのであれば早めに伝えた方が、お互いに予定を立てやすいと思います。ただし、相手を責める言い方ではなく、自分の状況や担当範囲を中心に伝える方が関係を壊しにくいと思います。
PTAや幼稚園の役員で人間関係に疲れたら?
全員と同じ温度感で取り組む必要はありません。役員への考え方や生活環境は人によって違います。必要以上に相手のやる気を評価したり、自分と比較したりせず、自分の担当を終えることを優先するだけでも負担は減ると思います。
※この記事は、2019年当時の私たち家族の実体験を2026年に振り返ったものです。園やPTA、役員制度によってルールや状況は異なります。

