【2026年】個人向け国債は買うべき?現金3,000万円を持つ私が流動性を重視する理由

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投資戦略・売買記録
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こんにちは、nobu2394.comです。

日本でも金利が上がる時代になりました。

私は2018年に4,700万円の住宅ローンを変動金利0.44%で借りました。その後、2026年に銀行へ確認した金利は0.84%となり、次回は1.09%になる予定だと聞いています。

お金を借りる側としては、金利上昇はあまり歓迎できません。

一方、お金を預けたり貸したりする側から見ると、話は逆です。

最近、気になっていたのが個人向け国債です。

以前はあまり興味がありませんでしたが、金利が上がってきた今なら、それなりの利息を受け取れるのではないでしょうか。

私は現在51歳。株式や投資信託を中心に資産形成を続けていますが、現金も3,000万〜4,000万円程度は持っておきたいと考えています。

では、この現金を個人向け国債で運用したらどうなるのか。

調べてみると、2026年10月募集分の個人向け国債には、年2%を超える利率が付いていました。

しかし、さらに調べていくうちに、私はある結論にたどり着きました。

「個人向け国債は魅力的な商品だと思う。でも、今の私には合わない」

その理由は利回りではありません。

流動性です。

今回は、個人向け国債の仕組みから勉強し、銀行預金やMRF、米ドルMMFと比較しながら、自分の待機資金をどこに置くべきか考えてみます。

※本記事は2026年10月28日時点で確認できる情報と、筆者個人の投資経験に基づく検討記録です。金融商品の購入を勧めるものではありません。金利・税制・取引条件は変わるため、実際の利用前に最新の公式情報をご確認ください。

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  1. まず結論|私が個人向け国債を買わない最大の理由
  2. 個人向け国債とは?初心者向けに仕組みを整理する
    1. 個人向け国債には3種類ある
    2. 普通の国債と個人向け国債は同じではない
  3. 2026年10月の個人向け国債は年2%台
  4. 最大のデメリット|発行から1年間は原則換金できない
    1. 1年経過後なら自由に換金できる?
  5. 私が現金3,000万〜4,000万円を持つ理由
    1. 暴落時、私は底値を当てようとはしない
  6. では、個人向け国債が向いているのはどんな人?
  7. もっと流動性の高い金融商品はないのか?MRFとMMFを調べてみた
    1. 国債・預金・MRF・米ドルMMFの違い
  8. マネックス証券を使う私が気になった円建てMRF
    1. 昔の信用取引口座が、MRFの利用に影響していた
  9. 米ドルの待機資金なら、MMFが面白いかもしれない
    1. 2026年10月の米ドルMMF利回りは3%台
    2. 米ドルMMFは、いつでも米国ETFを買えるのか?
    3. 米ドルMMFを買うなら為替と手数料も確認したい
  10. 私ならどうする?現時点の結論
  11. よくある質問
    1. 個人向け国債は元本保証ですか?
    2. 個人向け国債は10年間売れないのですか?
    3. 個人向け国債の1年間の換金制限は、購入日から数えますか?
    4. MRFとMMFは預金ですか?
    5. 米ドルMMFの利回りが3%なら、毎年3%もらえますか?
    6. 信用取引口座があるとMRFは使えませんか?
  12. まとめ|現金には「自由に使える価値」もある
  13. 参考資料・公式情報

まず結論|私が個人向け国債を買わない最大の理由

最初に結論を整理しておきます。

  • 個人向け国債は、日本政府が元本・利子の支払いを担う、円建てで安全性の高い金融商品。
  • 2026年10月募集分の利率は税引前年2%台となり、魅力が増している。
  • ただし、発行から1年間は原則として中途換金できない。
  • 私は現金3,000万〜4,000万円を、生活防衛・教育費・暴落時の追加投資など、複数の用途に使える状態で持ちたい。
  • そのため、今のところ個人向け国債を購入する予定はない。
  • 一方、MRFや米ドルMMFには、待機資金の運用先として興味を持っている。

これは個人向け国債が悪い商品だという意味ではありません。

1年以上使わないことが決まっているお金なら、むしろ魅力的な選択肢だと思います。

私の場合は、少し事情が違うのです。

個人向け国債とは?初心者向けに仕組みを整理する

そもそも国債とは、国が資金を調達するために発行する債券です。

投資家から見ると、国にお金を貸し、その見返りとして利子を受け取る仕組みだと考えると分かりやすいと思います。

例えば、100万円分の個人向け国債を購入するとします。

その後、定められた条件に従って利子を受け取り、満期になれば額面100万円が償還されるという仕組みです。

株式や株式投資信託と違い、株価上昇によって大きな利益を狙う商品ではありません。

円建ての元本を守りながら利子を受け取りたい人向けの金融商品という理解でよさそうです。

個人向け国債には3種類ある

個人向け国債には、次の3種類があります。

種類 満期 金利の仕組み
変動10年 10年 半年ごとに利率を見直す
固定5年 5年 購入時の利率が満期まで固定
固定3年 3年 購入時の利率が満期まで固定

どの種類も、基本的な特徴は共通しています。

  • 1万円から、1万円単位で購入できる
  • 利子は原則として年2回支払われる
  • 国が元本と利子の支払いを担う
  • 最低金利は年0.05%
  • 毎月募集される
  • 発行から1年経過後は、原則として中途換金できる

変動10年は、今後金利がさらに上昇すれば受取利子が増える可能性があります。一方、金利が下がれば受取利子も減る可能性があります。

固定5年・固定3年は、購入時の利率が満期まで固定されます。

金利が下がった場合には有利ですが、さらに金利が上がっても保有している国債の利率は変わりません。

参考:財務省「個人向け国債の仕組み」

普通の国債と個人向け国債は同じではない

ここも勉強して分かった点です。

通常の国債は、満期まで保有すれば額面で償還される一方、途中で市場売却する場合には価格が変動します。

金利が上昇すると、既に発行された固定利付国債の市場価格が下がる場合があります。

一方、個人向け国債は、発行から1年経過後、所定の中途換金調整額を差し引く仕組みで換金でき、元本部分の額面は市場価格の変動によって変わりません。

つまり、個人向け国債の「元本の安定性」と、通常の国債を途中売却する場合の価格変動リスクは区別する必要があるということです。

ただし、個人向け国債も無条件にすべてのリスクがゼロというわけではありません。日本国の信用リスクや、インフレによって円の購買力が下がるリスクは考える必要があります。

2026年10月の個人向け国債は年2%台

では、実際にどのくらい利子がもらえるのでしょうか。

財務省が公表している2026年10月募集分の利率は、次のとおりです。

商品 税引前年利率 税引後年利率
変動10年 2.05% 約1.63%
固定5年 2.39% 約1.90%
固定3年 2.07% 約1.65%

※募集期間は2026年10月8日〜30日、発行日は11月16日。変動10年の2.05%は初回適用利率であり、10年間固定されるわけではありません。

例えば、100万円を年2.05%で運用した場合、年間利子は単純計算で税引前20,500円、税引後約16,300円です。

※利率が1年間同じと仮定した利子の概算。実際の利払額は利払期間や日数等により異なり、中途換金時の調整額は考慮していません。

100万円で年2万円程度と考えると、かなり魅力的に見えます。

以前の低金利時代と比べれば、円建ての安全性が高い運用先として検討する理由は十分にあります。

ただし、ここからが重要です。

利率が高いことと、自分に合った金融商品であることは同じではありません。

参考:財務省「現在募集中の個人向け国債」

最大のデメリット|発行から1年間は原則換金できない

私が特に気になったのは、個人向け国債の中途換金ルールです。

財務省によると、個人向け国債は、3種類とも発行から1年間は原則として中途換金できません。

死亡や災害救助法の対象となる大規模自然災害など、一定の特例はあります。

しかし、株式市場が暴落したので資金を使いたい、という理由では通常この特例には該当しません。

例えば、購入した国債の発行から3か月後に株式市場が大きく下落したとします。

そのとき私は、割安になった米国株やETFを追加購入したくなると思います。

ところが国債に入れた資金は、原則としてすぐには使えません。

これが、私にとっては非常に大きなデメリットなのです。

1年経過後なら自由に換金できる?

1年間の制限期間を過ぎれば、原則として額面1万円単位で一部または全部を中途換金できます。

ただし、次の点には注意が必要です。

まず、中途換金では、原則として直前2回分の各利子(税引前)相当額に0.79685を掛けた金額を基準とする中途換金調整額が差し引かれます。

簡単にいえば、直近約1年分の税引後利子に相当する金額を差し引くイメージです。

また、換金の申し込みをしてからお金を受け取るまでは、おおむね3営業日かかります。

したがって、個人向け国債は「発行から1年経てば、普通預金と完全に同じように使える」という商品でもありません。

なお、満期まで保有すれば、この中途換金調整額は発生しません。

参考:財務省「個人向け国債の中途換金Q&A」

私が現金3,000万〜4,000万円を持つ理由

ここからは、私自身の投資方針の話です。

私は現在、株式や投資信託を中心に運用しています。

その一方、3,000万〜4,000万円程度の現金は持っておきたいと考えています。

この現金には、いくつもの役割があります。

生活防衛資金、子ども3人の教育費、将来の大きな支出への備え。そして、株式市場が暴落したときの追加投資資金です。

これらを厳密に別々の口座に分けているわけではありません。

一つの現金の余力に、複数の役割を持たせています。

以前から私が重視しているのは、必要なときに、必要な用途へ資金を動かせることです。

特に、株式市場が下がったときに現金を追加投資へ回せることは、長期投資を続けるうえで大きな安心感につながっています。

私がなぜ現金を3,000万円程度確保しているのかについては、別記事でも詳しく書きました。

→ 暴落に備える現金はいくら必要?私は3,000万円を「心のクッション」にする

暴落時、私は底値を当てようとはしない

私の追加投資は、底値を予想して一度に全額を投入する方法ではありません。

暴落が続くような局面では、基本的に月1回程度のペースで買い増していく考え方です。

相場がさらに下がっても、また次の機会に買えばいい。

だから、売却や資金振替に1〜2営業日かかることは、私にとってそれほど大きな問題ではありません。

しかし、1年間も資金を動かせなくなることは、話が別です。

その期間にどんな投資機会が来るかは分かりません。

もちろん、暴落が来ず、現金を持っている間に株価が上がり続ける可能性もあります。

現金を持つこと自体にも機会損失はあります。

それでも、私は自分が安心して投資を継続できることを重視しています。

現金を確保することは、単に価格変動を避けるためではありません。

「買いたいときに買える」という選択肢を持ち続けるためでもあるのです。

では、個人向け国債が向いているのはどんな人?

ここまで読むと、個人向け国債に否定的な記事のように感じるかもしれません。

しかし、私は個人向け国債そのものを否定しているわけではありません。

例えば、次のような人には向いていると思います。

  • 少なくとも1年間は使わないことが決まっている余裕資金がある
  • 円建ての元本の安全性を重視したい
  • 株式ほど価格変動する商品を持ちたくない
  • 銀行預金以外にも資金を分散したい
  • 金利上昇に対応する変動10年や、利率を固定する商品を使いたい

逆に、数か月以内に使う可能性がある教育費や生活費、いつでも投資に回したい資金には、慎重に考える必要があります。

大事なのは「安全な商品だから買う」という判断ではなく、そのお金をいつ使う可能性があるのかという点ではないでしょうか。

もっと流動性の高い金融商品はないのか?MRFとMMFを調べてみた

個人向け国債の1年間の換金制限が気になった私は、ほかに選択肢がないか調べてみました。

そこで改めて興味を持ったのが、MRFとMMFです。

名前は似ていますが、今回検討しているのは次の2つです。

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)

円建ての短期公社債などを中心に運用する投資信託で、証券口座の待機資金の運用に利用されます。

米ドル建てMMF(外貨建てマネー・マーケット・ファンド)

米ドル建ての短期証券などを中心に運用する投資信託で、米ドルの待機資金を運用する選択肢の一つです。

いずれも投資信託なので、銀行預金とは違い元本保証はありません。

また、円建てMRFと米ドル建てMMFでは、通貨や為替リスクが異なります。

国債・預金・MRF・米ドルMMFの違い

商品 主な特徴 流動性
円普通預金 銀行預金。預金保険の対象範囲で保護 高い
個人向け国債 国が元本・利子を支払う 発行後1年間は原則換金不可
円建てMRF 円の短期公社債などで運用。元本保証なし 原則高い
米ドル建てMMF 米ドルの短期証券などで運用。元本保証なし、為替リスクあり 原則高いが換金・振替が必要

普通預金とMRF・MMFの違いは、元本が保証されているかどうかです。

また、円預金と米ドルMMFを比較するときは、利回りだけを見てはいけません。

米ドルMMFの利回りが高くても、円高が進めば円換算で資産価値が下がる可能性があります。

私は米ドル資産を長期保有していますが、円で支払う生活費や教育費と、米ドルでETFを購入する資金は、分けて考える必要があります。

マネックス証券を使う私が気になった円建てMRF

私は長年、マネックス証券を利用しています。

調べたところ、マネックス証券の円建てMRFは、短期公社債などを中心に運用し、待機資金を効率的に管理するための商品です。

マネックス証券が公表している2026年9月10日時点の直近7日間平均利回りは、日興MRFが税引前年0.788%でした。

これは固定金利ではなく、運用実績に応じて変わる数字です。

個人向け国債より利回りは低いものの、円建てで比較的高い流動性を確保できる点には魅力を感じました。

ところが、私には一つ問題がありました。

昔の信用取引口座が、MRFの利用に影響していた

私は以前、株式の「うねり取り」をしていた時期があり、マネックス証券に信用取引口座を開設しています。

現在は信用取引を利用していませんが、口座は残っています。

マネックス証券の公式FAQによると、国内信用取引口座を開設すると、円建てMRFは自動解約される仕組みになっています。

つまり、私の場合、過去に開設した信用取引口座が、円建てMRFを使えない理由になっていると考えられます。

これは今回調べてみて、改めて気づいた点でした。

そして、マネックス証券は、信用取引口座を閉鎖した後のMRF再設定についても案内しています。

信用取引口座を開設する前にMRFが設定されていた場合には、信用口座の閉鎖後、原則として翌営業日に再設定されます。

それ以外の場合などは、コールセンターへの確認が必要です。

信用取引口座の閉鎖を希望する場合も、必要書類や手続き方法をマネックス証券に確認して進めることになります。電話だけで必ずすべての手続きが完了するとは限りません。

私はまだ信用取引口座の閉鎖もMRFの再設定も行っていません。

今後、実際に手続きをした場合には、結果を改めて記事にしたいと思います。

参考:マネックス証券「MRFが解約されたのはなぜですか?」

米ドルの待機資金なら、MMFが面白いかもしれない

一方、今回の調査で特に興味を持ったのが、米ドル建てMMFです。

私はマネックス証券で米国ETFを保有しており、追加購入に使う米ドルも預り金として持っています。

これまでは、米ドルがそのまま待機していても、特に気にしていませんでした。

しかし、米ドル建てMMFなら、その待機資金を短期金融商品で運用することができます。

2026年10月の米ドルMMF利回りは3%台

マネックス証券が2026年10月21日時点で公表していた米ドルMMFの直近7日間平均利回りは、税引前年3.212%でした。

これは過去の短期間の運用実績を年率換算したものです。

1年間3.212%の利回りが保証されるという意味ではありません。

例えば、仮に1万ドルを年3%の利回りで1年間運用できれば、税引前で約300ドルの収益になります。

ただし、実際の分配金は運用状況によって変動し、税金もかかります。

また、米ドル建てMMFは元本保証がなく、円から新たに購入する場合には為替変動リスクがあります。

それでも、もともと米ドルを保有し、米国ETFを買うために待機させている資金については、検討する価値があると感じました。

参考:マネックス証券「外貨建てMMF」

米ドルMMFは、いつでも米国ETFを買えるのか?

ここにも注意点があります。

米ドルMMFの残高は、そのまま米国ETFの買付資金になるわけではありません。

マネックス証券では、原則として次の手順になります。

  1. 米ドル建てMMFを外貨決済で解約する。
  2. 米ドル預り金として受け取る。
  3. 必要に応じて、証券総合取引口座から米国株取引口座へ米ドルを振り替える。
  4. 米国ETFを購入する。

ファンド営業日や注文時間、資金振替のタイミングによって、利用できるまでの日数は変わります。

しかし、私の場合は、この時間差がそれほど大きな問題にはなりません。

なぜなら、暴落時に最安値を狙って、その瞬間に一括購入する投資方法ではないからです。

私は月1回程度、状況を見ながら少しずつ追加購入する考え方です。

数営業日の時間差があっても、十分対応できると思っています。

むしろ、米ドルの待機資金が長期間そのままになっているなら、その間に運用収益を得られる可能性には魅力を感じます。

ただし、米ドルMMFも株式ほどではないにせよ価格や信用のリスクがあり、税金の計算は円換算で行われます。

米ドルで売買して円に両替していなくても、課税上の譲渡損益が生じることがある点は注意したいところです。

外貨MMFの税金については、以前の記事でも整理しました。

→ 米国株の税金を8年後に再確認|配当・売却益・外国税額控除と外貨MMF

現時点で、私はまだ今回検討した米ドルMMFを実際に購入していません。

したがって、これは購入体験談ではなく、公式情報を調べたうえでの検討記録です。

米ドルMMFを買うなら為替と手数料も確認したい

マネックス証券の外貨建てMMFは、購入・換金時の申込手数料が原則無料です。

一方、円と米ドルを交換する場合には所定の為替手数料が発生することがあります。

すでに米ドルを保有している場合は、外貨決済を利用することで円への両替を挟まずに取引できる仕組みです。

ただし、投資信託の運用コストや税金がなくなるわけではありません。

また、米ドルMMFを円の生活防衛資金と同じものとして考えるのも適切ではないでしょう。

円で使う資金は円で確保し、米ドルで追加投資する資金は米ドルのまま管理する。

そのうえで、待機資金の一部をMMFにするか検討するのが、私には合っている気がします。

私ならどうする?現時点の結論

ここまで調べたことで、私の考えは次のように整理できました。

資金の使い道 現時点の考え
生活費・教育費など円で使う可能性があるお金 流動性の高い円預金を重視
暴落時の円建て追加投資資金 円預金を中心に、将来MRFも検討
米国ETFの買い増しに使う米ドル 米ドルMMFを検討したい
1年以上動かせなくても困らない円資金 個人向け国債は有力な選択肢

これはすべての人に当てはまる正解ではありません。

例えば、退職後に使うまで数年間の余裕があり、円建てで安全性を重視したい人なら、個人向け国債が魅力的だと思います。

一方、私のように現金全体へ複数の役割を持たせ、いつでも使える自由を大切にする人には、最初の1年間の換金制限が大きな弱点になります。

今回、個人向け国債の魅力を理解したうえで、私は今のところ購入しないという結論になりました。

その代わり、マネックス証券の円建てMRFと米ドルMMFについては、もう少し詳しく調べたいと考えています。

実際に利用する場合は、その時点の利回り、口座の利用条件、為替、税金、換金日数を確認して判断するつもりです。

よくある質問

個人向け国債は元本保証ですか?

日本政府が額面での償還と利子の支払いを担い、個人向け国債の元本部分は市場金利による価格変動の影響を受けません。ただし、日本国の信用リスクやインフレによる購買力の低下など、あらゆるリスクがないわけではありません。

個人向け国債は10年間売れないのですか?

いいえ。変動10年、固定5年、固定3年のいずれも、発行から1年経過すれば原則として中途換金できます。ただし、中途換金調整額が差し引かれます。

個人向け国債の1年間の換金制限は、購入日から数えますか?

基本的には発行日を基準に考えます。募集期間に申し込んだ日から単純に1年ではないので、購入時には発行日と利払日を確認してください。

MRFとMMFは預金ですか?

いいえ。いずれも投資信託であり、銀行預金ではありません。元本保証もありません。円建てMRFと米ドル建てMMFでは、通貨や投資対象、為替リスクが異なります。

米ドルMMFの利回りが3%なら、毎年3%もらえますか?

保証されません。表示される直近7日間平均利回りは過去の運用実績を年率換算したものです。市場金利やファンドの運用状況によって変動します。

信用取引口座があるとMRFは使えませんか?

マネックス証券では、国内信用取引口座の開設によって円建てMRFが自動解約される仕組みがあります。信用取引口座を閉鎖するとMRFが再設定される場合がありますが、従来の設定状況などによって対応が異なるため、証券会社への確認が必要です。

まとめ|現金には「自由に使える価値」もある

今回、個人向け国債について調べたことで、円建ての安全性の高い運用先として魅力が増していることがよく分かりました。

2026年10月募集分の利率は税引前年2%台。

株式ほど価格変動する資産を持ちたくない人にとって、個人向け国債は十分検討に値する商品だと思います。

しかし、私の場合は少し違います。

現金3,000万〜4,000万円を持つのは、単に価格変動を避けるためではありません。

生活費や教育費への備えであると同時に、株式市場が大きく下がったときに追加投資するためでもあります。

だから私は、利率を少し高くするために、現金の自由を大きく制限したいとは思いません。

私にとって現金の価値は、残高だけではなく、「必要なときに動かせること」にもあるのです。

その一方、今回の調査を通じて円建てMRFや米ドルMMFという新しい選択肢も見えてきました。

特に、米ドルの待機資金をMMFで運用する方法には興味を持っています。

ただし、まだ実際に購入したわけではありません。

今後、利用条件を確認し、実際に運用を始めることがあれば、その結果も記録していきたいと思います。

個人向け国債を買う人も、買わない人も、大切なのは利回りだけで判断しないこと。

自分がそのお金をいつ、何のために使うのか。

その問いから考えることが、納得できる資産管理につながるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


参考資料・公式情報

※税率や商品の条件は2026年10月時点で確認できる情報に基づきます。実際の取引では最新の資料・目論見書等をご確認ください。

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