こんにちは、nobu2394.comです。
この記事を最初に書いたのは、2019年5月11日。
当時43歳だった私は、ダウ平均のチャートを見ながら、
「27,000ドルがかなり強い壁になっている」
と考えていました。
そして、さらに踏み込んで、
「今後1〜2年は22,000ドル〜27,000ドルくらいのレンジ相場になる可能性が高いのではないか」
と予想しています。
あれから7年。
51歳になった2026年、ダウ平均はどうなったのか。
答えは、
5万ドルを超えました。
2019年にあれだけ強く見えた「27,000ドルの壁」は、その後あっさり突破されています。
では、2019年の私の予想は完全にダメだったのか。
改めて読み返してみると、私はそうは思っていません。
なぜなら、このブログで昔から考えていることは、
「予想は外れることを前提にする」
ということだからです。
大事なのは予想を当てることではありません。
予想が外れた時でも、大やけどをしないこと。
そして、本当に大きな暴落が来た時に買える余力を残しておくこと。
今回は、2019年に自分が書いた「ダウ27,000ドルの壁」という予想を、7年後の2026年に答え合わせしてみます。
この記事の結論
2019年に予想した「22,000〜27,000ドルのレンジ」は、その後の相場を正確には捉えられませんでした。
ダウは27,000ドルを突破した後、2020年のコロナショックでは18,000ドル台まで暴落し、その後は3万ドル、4万ドル、そして5万ドルを突破しました。
でも、私が当時書いていた、
「長期では米国株を持つ」
「下がったら買う」
「ドルコスト平均で積み立てる」
「暴落に備えて現金余力を残す」
という考えは、51歳になった今もほとんど変わっていません。
- 2019年、私には「ダウ27,000ドル」が強い壁に見えていた
- ところが「27,000ドルの壁」は約2か月後に突破された
- しかしその直後、今度は18,000ドル台まで暴落した
- 2019年の予想と実際のダウ平均を並べてみる
- でも2019年の記事には、もう一つ書いていた
- 当時すでに楽天VTI・楽天VYMを月10万円積み立てていた
- そして本当に暴落が来た時、私は買った
- 私にとって大事なのは「予想を当てること」ではない
- 予想が外れても「大やけどしない」ことの方が大事
- 「暴落したら買う」は51歳の今も1ミリも変わっていない
- 2019年の「27,000ドルの壁」を今見ると面白い
- 51歳の今は「相場を当てる」より「市場に残る」ことを重視している
- ダウが5万ドルを超えたから「米国株は安心」とは思わない
- まとめ|予想は外れる。だから外れても生き残れる投資をする
- 関連記事
2019年、私には「ダウ27,000ドル」が強い壁に見えていた
2019年5月10日のダウ平均終値は、
25,942.37ドル。
当時は27,000ドル近辺まで上昇しては失速する動きが何度かありました。
そこで私は元記事に、
「今回も入れて過去3回にわたり、この27,000ドルの壁に跳ね返された」
と書いています。

今見ると懐かしいですが、当時はかなり真剣にチャートを見ています。
短期的には下方向。
そして中期的には、
22,000ドル〜27,000ドル程度のレンジ相場。
これが当時の私の予想でした。
ところが「27,000ドルの壁」は約2か月後に突破された
答え合わせをすると、まずここで予想は外れます。
2019年7月11日。
ダウ平均の終値は、
27,088.08ドル。
となりました。
2019年5月に「強い壁」と見ていた27,000ドルを、約2か月後には突破しています。
さらに2020年2月12日には、
29,551.42ドル。
まで上昇しました。
もし2019年5月の時点で、
「27,000ドルは抜けない」
と決めつけて全部売っていたら、この上昇には乗れませんでした。
しかしその直後、今度は18,000ドル台まで暴落した
ところが、相場はさらに予想外の方向へ動きます。
2020年に入ると、新型コロナウイルスの感染拡大によって世界の株式市場が急落。
2020年3月23日のダウ平均終値は、
18,591.93ドル。
でした。
2019年に私が想定した22,000ドルのレンジ下限すら、大きく突き抜けています。
つまり、
上も外れた。
下も外れた。
ということです。
これが相場なんだと思います。
2019年の予想と実際のダウ平均を並べてみる
| 時期 | ダウ平均 | 当時から見た出来事 |
|---|---|---|
| 2019年5月10日 | 25,942.37 | 元記事を書く直前 |
| 2019年7月11日 | 27,088.08 | 27,000ドルを突破 |
| 2020年2月12日 | 29,551.42 | 3万ドル目前まで上昇 |
| 2020年3月23日 | 18,591.93 | コロナショック |
| 2020年11月24日 | 30,046.24 | 初の3万ドル超 |
| 2024年5月17日 | 40,003.59 | 初の4万ドル超 |
| 2026年2月6日 | 50,115.67 | 初の5万ドル超 |
| 2026年9月25日 | 51,722.17 | この記事更新時点 |
※ダウ平均の終値はFRED、S&P Dow Jones Indices、Yahoo Financeで確認。指数水準の比較であり、配当や為替を含む投資リターンではありません。
日経平均とNYダウを2018年から2026年まで並べて比較した8年後検証はこちらです。
▶ 【8年後検証】日経平均とNYダウを比較|「米国株の方が強い」と感じた2018年、その後どうなった?
2019年5月10日の25,942.37ドルから、2026年9月25日の51,722.17ドルまで、ダウ平均の指数水準は、
約99%上昇。
ほぼ2倍です。
もちろん、これは7年間一直線に上昇したという意味ではありません。
実際には途中で18,000ドル台まで暴落しています。
だからこそ、この7年間の値動きそのものが、
「短期の株価を正確に予想するのは難しい」
ということをよく表していると思います。
でも2019年の記事には、もう一つ書いていた
2019年の記事を読み返して、面白かったのはここです。
私は短期的には弱気の予想をしていました。
一方で、長期については、
「米国株については、ながーい目で見れば安心だろ」
と書いています。
そして基本スタンスとして、
「下がったら買い増し」
または、
「ドルコスト平均法で積み立てる」
と書いていました。
こちらの考え方は、7年後の今もほとんど変わっていません。
当時すでに楽天VTI・楽天VYMを月10万円積み立てていた
さらに2019年5月の記事では、楽天VTIと楽天VYMを半年以上積み立てていることも書いています。
当時の積立額は、
月10万円。
でした。
チャートを見ながら「今後どうなるだろう」と予想する一方で、長期投資の方では淡々と積立を続けていました。
今振り返ると、この二つを分けていたことは大きかったと思います。
予想は予想。
資産形成は資産形成。
予想が当たらなければ資産形成全体が崩壊する、という形にはしていませんでした。
そして本当に暴落が来た時、私は買った
2019年の記事には、もう一つ重要なことを書いています。
「いつ発生するかわからない超ど級の暴落が起きた時のために、現金余力は一定数必要」
という考えです。
その約10か月後。
本当に超ど級の暴落がやってきました。
2020年のコロナショックです。
この時、私は、
「月に1回100万円ずつVTIなどを買う。最低1年間、12回続ける」
という方針を立てました。
そして実際に、従業員預金や財形貯蓄などから資金を動かし、
約1,200万円。
をVTIなどの米国株関連資産へ投入しました。
今になってチャートを見ると、
「あそこで買えばよかった」
と簡単に言えます。
でも、実際に18,000ドル台まで暴落している最中は、さらに下がる可能性も十分にあると思っていました。
だからこそ一度に全部入れるのではなく、時間を分散しながら買う形を取りました。
私にとって大事なのは「予想を当てること」ではない
今回、2019年の記事を7年ぶりに読み返して、一番伝えたいのはここです。
予想は外れます。
もちろん、予想すること自体は楽しいです。
当時の私もチャートを見ながら、
「ここが壁なんじゃないか」
「次は下なんじゃないか」
「このレンジが続くんじゃないか」
と考えるのが好きでした。
今でも相場について考えること自体は好きです。
ただし、私の中では昔から、
予想は外れることを前提にしています。
あえて予想するならこう思う。
でも、その予想に自分の資産全部を賭けるわけではない。
ここは大きく違います。
予想が外れても「大やけどしない」ことの方が大事
投資で一番怖いのは、予想が外れることそのものではないと思っています。
予想が外れた結果、
市場から退場しなければならないほどの損失を出すこと。
こちらの方が怖い。
だから私は、
予想が外れた時でも大やけどをしないこと。
を大切にしています。
一つの予想に全資金を投入しない。
現金余力を残す。
積立を続ける。
市場から降りない。
そして大きく下がった時に、買える状態にしておく。
2019年に考えていたことと、2026年の今の考えは、ここについてはほぼ同じです。
「暴落したら買う」は51歳の今も1ミリも変わっていない
投資方法そのものは、この7年間でかなり変わりました。
2019年はAmazon、AT&T、アルトリアなど個別株も大きな割合を占めていました。
2026年現在はVTI・VYMなど、インデックスを中心とした資産形成へ大きく軸足を移しています。
でも、
「暴落したら買う」
という考えは、今も1ミリも変わっていません。
むしろ、コロナショックを実際に経験したことで、その考えはさらに強くなりました。
ただし、暴落の底値を当てられるとは思っていません。
だから、
一発で底値を狙うのではなく、余力を残しながら段階的に買う。
この形になります。
2019年の「27,000ドルの壁」を今見ると面白い
2026年2月、ダウ平均は史上初めて5万ドルを超えました。
そして2026年9月25日の終値は51,722.17ドル。
2019年に「27,000ドルは強い壁だ」と真剣にチャートを見ていた自分からすれば、かなり不思議な数字です。
7年前の自分に、
「ダウ、5万ドル超えるぞ」
と言っても、たぶん簡単には信じなかったと思います。
でも、この先さらに上がるのか。
一度4万ドル、3万ドルまで大きく下げるのか。
それは分かりません。
2019年の自分の予想を見れば、それを正確に当てようとすることの難しさは十分分かります。
51歳の今は「相場を当てる」より「市場に残る」ことを重視している
2019年当時は、チャート分析や個別株の値動きを考える時間が今よりずっと多かったです。
それはそれで楽しかったですし、無駄だったとも思っていません。
相場を見る経験にもなりました。
ただ51歳になった今、資産形成でより重要だと思っているのは、
未来を正確に当てることではなく、未来が予想と違っても続けられる投資をすること。
です。
私の場合、その中心がVTIになりました。
高配当投資についても個別株中心からVYMへ移っています。
予想が外れても積立は続く。
株価が下がれば、安く買える。
大きな暴落なら、残していた現金を少しずつ投入できる。
この方が今の自分には合っています。
ダウが5万ドルを超えたから「米国株は安心」とは思わない
ここも重要です。
2019年の約26,000ドルから5万ドルを超えたからといって、
「米国株ならこれからも必ず上がる」
とは思っていません。
今後また大きな暴落が来る可能性は当然あります。
過去7年間だけでも、コロナショックという大暴落がありました。
だから私は、資産が増えた現在も現金や金、銀など株式以外への分散も考えています。
米国株の成長力は今も高く評価しています。
でも、
「何が起きても米国株だけで大丈夫」
と考えているわけではありません。
まとめ|予想は外れる。だから外れても生き残れる投資をする
2019年5月。
43歳だった私は、
「ダウ27,000ドルは強い壁だ」
と考え、今後1〜2年は22,000〜27,000ドル程度のレンジ相場になるのではないかと予想しました。
実際には、わずか約2か月後に27,000ドルを突破。
その後29,000ドルを超えたと思ったら、コロナショックで18,000ドル台まで急落。
そして2026年には、
5万ドルを突破。
2019年の予想どおりには、まったく動いていません。
でも、それでいいと思っています。
私にとって株価予想は、
「あえて予想するならこう考える」
というものです。
当たることを前提にはしていません。
大事なのは、
予想が外れた時でも大やけどをしないこと。
そして、
大きな暴落が来た時に買える状態でいること。
です。
2019年に書いた、
「下がったら買う」
という考え。
これは51歳になった2026年の今も、1ミリも変わっていません。
むしろ7年間投資を続けてきて、
予想を当てることより、予想が外れても市場に残り続けることの方が大切。
そう思うようになりました。
これが、「ダウ27,000ドルの壁」と書いた2019年の記事を7年後に読み返した、現在の私の答えです。
関連記事
※この記事は2019年5月11日に公開した本人の投資記録を、2026年9月に当時の記事とその後の投資行動を確認しながら全面的にリライトしたものです。ダウ平均の数値はFRED、S&P Dow Jones Indices、Yahoo Finance等の公開データで確認しています。ダウ平均の指数水準の変化は、配当・為替・税金等を含む実際の投資収益率とは異なります。本記事は将来の株価を予測・保証するものではなく、特定の金融商品や売買を推奨するものでもありません。投資には元本割れの可能性があります。

