こんにちは、nobu2394.comです。
この記事を最初に書いたのは、2018年3月5日。
当時43歳だった私は、家を購入し、住宅ローンの返済が始まったばかりでした。
毎月の住宅ローン返済額は約12万円。
そして当時の私は、かなり具体的な10年計画を立てています。
2018年に立てた計画
- 住宅ローンを払いながら貯蓄を続ける
- 10年後までに住宅ローン返済用として約3,500万円の現金を準備する
- 家計を計算すると、10年間で約2,600万円を追加で貯められそう
- 必要額を超える余力から約1,200万円を投資へ回す
- 1,200万円 ÷ 10年 = 毎月10万円を積み立てる
あれから8年以上。
51歳になった2026年の今、この記事を読み返してみると面白いことが分かります。
月10万円の積立投資は、本当に始めました。
しかも現在は月10万円ではなく、月40万円を自動積立しています。
一方で、当時考えていた、
「住宅ローン控除が終わったら残りを一括返済する」
という方針は変わりました。
今回は2018年に立てた「住宅ローンを返しながら資産形成する10年計画」を、8年後の2026年から答え合わせしてみます。
※この記事は私自身の家計・投資経験を振り返ったものです。特定の金融商品や住宅ローンの返済方法を推奨するものではありません。
- 2018年、住宅ローン月約12万円の返済が始まった
- 当時の目標は「10年後までに約3,500万円を現金で準備」
- さらに生命保険の支払い終了後は年間308万円貯められると試算
- 余力1,100万円を「1,200万円」にして投資しようと考えた
- 翌日、楽天VTIと楽天VYMを投資先として考えた
- 計画から5か月後、本当に月10万円の積立を始めた
- 2026年、月10万円だった積立は月40万円になった
- 2018年の「現金を厚く持つ」という考えは今も残っている
- 一番変わったのは「10年後に住宅ローンを一括返済する」という考え
- 10年計画のゴールはまだ2028年
- 資産2.2億円になったのは「月10万円積立だけ」の成果ではない
- 今なら「住宅ローン」と「投資」を別々には考えない
- まとめ|2018年の月10万円計画は、8年後も続いていた
2018年、住宅ローン月約12万円の返済が始まった
2018年、家を購入したことで住宅ローンの返済が始まりました。
毎月の返済額は、約12万円。
年間にすると約144万円です。
当時の私は、住宅ローン控除を利用できる期間は急いで繰り上げ返済せず、控除終了後に残った住宅ローンをまとめて返済することを考えていました。
そのためには、住宅ローンを返済しながら、将来の一括返済に使える現金も同時に作らなければなりません。
そこで、家計をかなり細かく計算しました。
当時の目標は「10年後までに約3,500万円を現金で準備」
2018年当時、私が想定していた10年後の住宅ローン残高は約3,500万円。
すでに確保している現金と、これからの貯蓄を組み合わせて、
「10年後には3,500万円を現金で持っておきたい」
と考えていました。
そこで、過去2年間の給与口座などを確認して、実際に年間いくら貯められているのかを計算しました。
当時の計算では、給与口座で年間約200万円。
さらに一般財形で年間約90万円。
合計約290万円を年間で貯蓄していました。
ここから住宅ローン返済の約144万円を引くと、約146万円。
その他の貯蓄も合わせ、当時の記事では年間約148万円を貯められると計算しています。
さらに生命保険の支払い終了後は年間308万円貯められると試算
当時は別に、年間約160万円を生命保険型の商品へ支払っていました。
5年間で約800万円を支払う契約で、すでに2回の支払いを終えていました。
つまり、あと3年でその年間160万円の支払いが終わる。
そこで私は、
- 最初の3年間:年間148万円を貯蓄
- その後の7年間:年間308万円を貯蓄
と計算しました。
結果は、
148万円 × 3年 = 444万円
308万円 × 7年 = 2,156万円
合計 = 2,600万円
10年間で約2,600万円。
当時必要だと考えていた追加資金1,500万円より、約1,100万円多く貯められる計算です。

余力1,100万円を「1,200万円」にして投資しようと考えた
ここで2018年の私は考えます。
住宅ローン返済用のお金を確保しても、計算上は約1,100万円余る。
それなら少し切りよくして、
「10年間で1,200万円を投資しよう」
と。
1,200万円を10年間で積み立てると、
1,200万円 ÷ 10年 ÷ 12か月 = 月10万円
です。
これが、私の月10万円積立投資の出発点でした。
翌日、楽天VTIと楽天VYMを投資先として考えた
翌2018年3月6日の記事では、その月10万円を何に投資するかを考えています。
条件として考えていたのは、
- 積立式であること
- 必要なら比較的現金化しやすいこと
- 税制優遇制度を利用すること
- できれば自動で積み立てられること
そして候補として選んだのが、
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM)
でした。
→ 【8年後検証】43歳で決めた長期投資の選び方|楽天VTI・VYMを選んだ理由
計画から5か月後、本当に月10万円の積立を始めた
ただし、計画を立てたからといって、すぐに投資を始められたわけではありません。
証券会社への入金方法や自動積立の設定で何度か失敗し、実際の買付開始は2018年8月になりました。
それでも最終的には、
楽天VTIと楽天VYMへ月10万円を積み立てる
という2018年3月の計画を実行に移しました。
→ 【実体験】2018年に月10万円の積立投資を開始|楽天VTI・VYMを選んだ理由と2度の失敗
2026年、月10万円だった積立は月40万円になった
そして8年後。
2026年現在の自動積立額は、月40万円です。
| 口座 | 投資先 | 毎月 |
|---|---|---|
| 新NISA | 楽天VTI | 20万円 |
| 新NISA | 楽天VYM | 10万円 |
| 特定口座 | 楽天VTI | 66,667円 |
| 特定口座 | 楽天VYM | 33,333円 |
| 合計 | 40万円 |
2018年に月10万円で始めた積立が、現在は月40万円。
資産形成の中心も、当時やっていた日本株の短期売買から、インデックスを中心とした長期投資へ大きく変わりました。
もちろん、収入や資産額、相場環境が違うので、
「月10万円を始めれば誰でも月40万円まで増やせる」
という話ではありません。
私にとって重要だったのは、2018年にまず月10万円で始めたことだったと思っています。
2018年の「現金を厚く持つ」という考えは今も残っている
一方で、8年間ほとんど変わっていない考え方もあります。
それが、
「現金をある程度厚く持っておく」
という考えです。
2018年は、将来の住宅ローン一括返済に備え、約3,500万円を現金で確保しておこうとしていました。
2026年現在、我が家の現金・預金等は約3,297万円あります。
偶然ではありますが、8年前に考えていた「3,500万円」という水準にかなり近いところまで来ています。
ただし、意味は変わりました。
2018年は、
「住宅ローンを返すための現金」
という意味合いが強かった。
2026年の今は、
- 生活防衛資金
- 子どもの教育費
- 相場暴落時の追加投資
- 金・銀・外貨などへの分散
- 家族の将来の選択肢
など、複数の目的を持つ資金です。
私は今も、最低でも3,000万円程度は現金を持っておきたいと考えています。
一番変わったのは「10年後に住宅ローンを一括返済する」という考え
2018年と2026年で最も変わったのはここです。
当時の私は、
「住宅ローン控除が終わったら、一括返済する」
という考えでした。
しかし現在は、十分な手元資金があっても、今のところ住宅ローンを一括返済するつもりはありません。
住宅ローン金利は、2018年当時の0.44%から2026年現在は0.84%へ上昇しました。
銀行からは、次回1.09%になる予定との案内も受けています。
それでも、現金を一気に返済へ使ってしまうより、
ある程度の手元資金を確保しながら投資を続ける
方を、現在の私は選んでいます。
もちろん、金利が今後さらに上昇すれば判断が変わる可能性はあります。
また、一括返済とは別に、住宅ローン金利そのものを少しでも下げられないか、銀行との金利交渉も検討しています。
現在の住宅ローン金利については、こちらの記事で詳しくまとめています。
→ 【実体験】住宅ローン変動金利0.44%→0.84%、次回1.09%へ|それでも一括返済しない理由
10年計画のゴールはまだ2028年
ここは大事なので書いておきます。
2018年に立てた計画は、あくまで10年間の計画です。
つまり、本来の答え合わせは2028年。
2026年現在は、まだ8年目です。
そのため、この記事は10年計画の「最終結果」ではありません。
現時点で確認できるのは、
| 2018年の計画 | 2026年現在 |
|---|---|
| 月10万円を積み立てる | 月40万円へ増額して継続 |
| 楽天VTI・VYMを候補にする | 現在も積立の中心 |
| 10年後に約3,500万円を現金確保 | 現金・預金等 約3,297万円 |
| 控除終了後に一括返済を検討 | 現時点では一括返済しない方針 |
| 資産形成開始 | 総資産約2億2,041万円 |
というところまでです。
資産2.2億円になったのは「月10万円積立だけ」の成果ではない
2018年から2026年までに、我が家の資産は大きく増えました。
ただし、これは月10万円の積立投資だけで作ったものではありません。
給与からの貯蓄。
投資額の増加。
米国株。
投資信託。
企業型確定拠出年金。
そして2018年以降の株式市場の上昇。
さまざまな要因が重なった結果です。
だから、この8年間の結果をそのまま他の人へ当てはめることはできません。
ただ、自分自身の経験として一つ言えるのは、
2018年に月10万円を積み立てると決めて、実際に行動に移したことは、その後の資産形成の大きな分岐点だった
ということです。
2018年から現在までの資産全体の変化はこちらでまとめています。
→ 【資産公開】43歳で6,055万円→51歳で2億2,041万円|8年8か月の資産形成を振り返る
今なら「住宅ローン」と「投資」を別々には考えない
2018年の記事では、
住宅ローン返済用のお金。
貯蓄するお金。
投資するお金。
をかなり明確に分けて考えていました。
今はもう少し、家計全体のバランスで考えています。
住宅ローン金利が低いなら、借入を残しながら投資を続ける。
一方で、暴落や教育費などへ対応できる現金も十分に残す。
資産が米国株へ偏りすぎたと思えば、新しい資金は全世界株式や金・銀・外貨などへ振り分ける。
「住宅ローンをなくすこと」そのものをゴールにはしていません。
家計全体として、選択肢を多く残す。
これが51歳になった現在の考え方です。
借入を残して投資を続ける場合と繰り上げ返済した場合の違いは、金利上昇と完済年齢・投資を比較する無料シミュレーターで試せるようにしました。ローン残高や想定利回りを変えて確認できます。
まとめ|2018年の月10万円計画は、8年後も続いていた
2018年、43歳だった私は、住宅ローンの返済が始まったタイミングで10年間の資産形成計画を立てました。
計算上、10年間で約2,600万円を貯蓄できる。
住宅ローン返済用のお金を確保しても余力がある。
そこで、
「10年間で1,200万円、月10万円を投資しよう」
と考えました。
その5か月後、本当に楽天VTI・楽天VYMの積立を開始。
8年後の2026年現在は、月40万円を自動積立しています。
一方、当時考えていた住宅ローンの一括返済は、今のところするつもりはありません。
変わったこともあります。
変わらなかったこともあります。
でも、一番大きかったのは、
「月10万円を積み立てよう」と考えただけで終わらず、実際に始めたこと
だったと思います。
この10年計画が本当に完了するのは2028年。
そのとき、2018年の自分が立てた計画と実際の結果を、もう一度このブログで答え合わせしたいと思います。

