こんにちは、nobu2394.comです。
この記事を最初に書いたのは2018年4月2日。
当時43歳だった私は、日本株の短期売買をかなり積極的にやっていました。
そして2018年3月。
1か月の売買回数は、なんと、
47回。
勝敗は、
9勝20敗18分け。
確定損益は、
▲85,853円。
でした。
今、51歳になった自分がこの数字を見ると、まず思うのは、
「よくこれだけ売買していたな」
ということです。
当時は正直、楽しかったです。
仕事中も株価をかなり見ていました。
ちょうど少し時間に余裕のある部署に移った時期だったこともあり、株価やチャートを見ながら、
「次はどの銘柄に入ろう」
と考えていました。
でも2026年の今、同じことをやるかと聞かれれば、答えは明確です。
やりません。
自分には、短期売買で安定的に勝ち続けるだけの再現性を作れなかったからです。
今回は、2018年3月の実際の全取引履歴と口座残高を使って、43歳だった自分の短期売買を8年後に振り返ってみます。
この記事の結論
- 2018年3月は47回売買し、9勝20敗18分け
- 確定損益は▲85,853円
- 一つの大きな損失が、他の小さな利益を吹き飛ばした
- 当時は短期売買そのものが楽しく、仕事中もかなり株価を見ていた
- ルールを作ることより、感情が動いた時にそのルールを守ることの方が難しかった
- 51歳の今は、短期売買ではなく長期のインデックス投資が中心
- 当時の経験は失敗だったが、今の投資スタイルにつながる大切な経験でもあった
- 2018年3月の日本株運用成績は▲85,853円
- 2018年1月は60万円以上勝っていた
- 翌2月は一転、約35万円のマイナス
- 3月は「今後の投資人生を占う重要な月」だと思っていた
- 47回も売買して利益が残らなかった
- 3月の最大の失敗は明豊エンタープライズだった
- 1銘柄の▲93,788円が月全体を赤字にした
- ルールを知っていても、守れなかった
- 3月末の日本株口座は約356万円
- 3月末にはまた新しいルールを作っていた
- 翌4月はさらに▲17万円
- 51歳の今なら、1か月47回の売買はやらない
- それでも、当時は本当に楽しかった
- 8年後に思う|失敗だったが無駄ではなかった
- まとめ|2018年3月の47回売買を51歳で振り返って
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2018年3月の日本株運用成績は▲85,853円
まず、当時の実際の損益です。

譲渡損益額は、
▲85,853円。
当時の記事では「8万円強のマイナス」と書いていましたが、8年後に画像を確認すると、正確な数字はこれでした。
勝敗は、
9勝20敗18分け。
合計47取引です。
勝った回数より、負けた回数の方が2倍以上多い。
それでも当時の私は、毎日のように銘柄を探し、売買を続けていました。
2018年1月は60万円以上勝っていた
なぜここまで短期売買に熱中していたのか。
その理由を理解するには、2か月前の2018年1月まで戻る必要があります。
2018年1月の日本株売買では、
60万円を超える利益。
を出していました。
当時の記事には、
「できすぎです」
と書いています。
勝敗自体は8勝9敗7分け。
勝率が圧倒的に高かったわけではありません。
それでも、損失を小さく抑え、大きく利益を取れた取引があったことで、月全体では大きなプラスになりました。
投資を本格的に始めてまだ間もない時期に、いきなり60万円以上勝つ。
今振り返ると、これがかなり大きかったと思います。
翌2月は一転、約35万円のマイナス
ところが、相場はそんなに簡単ではありませんでした。
翌2018年2月。
確定損益は、
約▲35万円。
勝敗も、
3勝12敗。
大きく負け越しました。
特に安川電機では、損切りしないという自分で作ったルールを使った結果、1銘柄で約20万円を失っています。
1月に勝って、2月に大きく負ける。
そして3月。
今度こそ立て直そうとしていた月でした。
3月は「今後の投資人生を占う重要な月」だと思っていた
2018年4月2日に書いた元記事には、こんなことを書いています。
「3月のこのもみ合い相場で結果を出せることが、今後の私の投資人生を占う重要な月になる」
かなり力が入っています。
1月に大きく勝った。
2月に大きく負けた。
では3月はどうなのか。
自分の売買手法に再現性があるのか。
それを確認したかったのでしょう。
結果は、
▲85,853円。
でした。
47回も売買して利益が残らなかった
今、改めて一番印象に残る数字は、損失額よりも、
47回
という取引回数です。
1か月で47回。
営業日ベースで考えると、かなり頻繁に売買しています。
当時はそれが普通でした。
チャートを見る。
銘柄を探す。
買う。
損切りする。
別の銘柄に入る。
またチャートを見る。
この繰り返しです。
しかも正直に言えば、
楽しかった。
んです。
仕事中も結構株価を見ていました。
今考えると、かなり株に頭を支配されていた時期だったと思います。
3月の最大の失敗は明豊エンタープライズだった
2018年3月の取引履歴の中で、特に大きな損失になったのが、
明豊エンタープライズ(8927)
です。
私は2018年3月22日、明豊エンタープライズを1,000株購入しました。
取得代金は823,000円。
取得代金ベースで1株823円です。
本来なら約2万円の損失で損切りするルールを持っていました。
しかし、
「そろそろ反発するだろう」
と考え、ルールを外してしまいました。
結果、730円で売却。
損失は、
▲93,788円。
となりました。
1銘柄の▲93,788円が月全体を赤字にした
ここは今回改めて数字を見て面白いと感じたところです。
2018年3月全体の確定損益は、
▲85,853円。
一方、明豊エンタープライズ1,000株の損失は、
▲93,788円。
です。
つまり、明豊エンタープライズの大きな損失だけで、月全体の損失額を上回っています。
裏を返せば、その他の取引を合計するとある程度は取り戻していたことになります。
それでも、
一つの大きな損失が、多数の小さな利益を吹き飛ばした。
わけです。
これは2018年当時、自分が何度も書いていた、
「損小利大」
とは真逆の結果でした。
ルールを知っていても、守れなかった
当時の自分は、損切りの大切さを知らなかったわけではありません。
むしろ、何度も記事に書いていました。
「損失は小さく」
「元本を守る」
「逆指値を入れる」
頭では分かっていました。
でも実際に自分のお金が減り始めると、
「もう少し待てば戻るのではないか」
という気持ちが出てきます。
明豊エンタープライズでも、まさにそうでした。
ルールを作ることは簡単です。
難しいのは、
含み損を抱えて感情が動いている時にも、そのルールを守れるか。
ということでした。
3月末の日本株口座は約356万円
2018年4月2日時点の日本株口座も残っています。

当時の数字は、
- 買付可能額:1,200,595円
- 現物株式評価額:2,364,000円
- 現物株式評価損益:+103,000円
でした。
現金と株式評価額を合わせると、約356万円。
元々300万円程度から日本株の運用を始めていたので、まだ元本割れではありませんでした。
ただし、1月の大勝後には400万円を目指していたため、当時の私は、
「350万円から400万円の壁をなかなか越えられない」
と感じていました。
3月末にはまた新しいルールを作っていた
3月末、私はオルトプラスとアライドテレシスを保有していました。
そして元記事では、
「この2銘柄は少し長めに保有してみたい」
と書いています。
そのうちアライドテレシスについては、全取引履歴を掘り起こし、2018年当時の「世界初」IRやイナゴタワー予想まで8年後に答え合わせしました。
→ 【8年後検証】アライドテレシスを213円で買って+5.7万円|「世界初」IRとイナゴタワー予想の答え
ただし条件として、
「同値撤退を確実に実施し、損失を最小にする」
という新しいルールも追加しています。
これが当時の自分の典型的なパターンでした。
負ける。
反省する。
新しいルールを作る。
また売買する。
そしてまた別の問題が起きる。
試行錯誤の連続です。
翌4月はさらに▲17万円
残念ながら、3月で流れが変わったわけではありませんでした。
翌4月の日本株運用成績は、
約▲17万円。
日本株資金も約331万円まで減っています。
4月の記事には、当時の自分がこう書いていました。
「なかなか利益を上げられない焦り、苛立ちから気持ちが揺れ動き、その気持ちの動揺が行動にも現れた」
今読み返すと、かなり正直に書いています。
1月に大きく勝つ。
2月に負ける。
3月も負ける。
4月も負ける。
そして取り返したくなり、ルールをいじる。
これも当時の自分が実際に経験したことでした。
51歳の今なら、1か月47回の売買はやらない
では、2026年の今。
もう一度43歳に戻ったとして、同じような短期売買をやるか。
私はやりません。
理由は単純です。
自分には、個別株の短期売買で安定的に勝ち続ける再現性を作れなかったから。
です。
もちろん、短期売買そのものを否定するつもりはありません。
それで継続的に利益を出せる人もいると思います。
でも少なくとも、私は違いました。
2018年の自分は、
チャート。
損切り。
逆指値。
出来高。
移動平均線。
毎日そういうものを見ながら、次の1銘柄を探していました。
51歳の今は、
長期のインデックス投資が資産形成の中心。
です。
1社の明日の株価を当てるより、多数の企業に分散して、長い時間を使って経済全体の成長を取り込みたい。
今はそう考えています。
それでも、当時は本当に楽しかった
ただし、今だから言えることもあります。
2018年当時の短期売買は、正直かなり楽しかった。
んです。
毎日株価を見る。
次の銘柄を探す。
買った株が上がれば嬉しい。
下がれば悔しい。
仕事中にも結構株価を見ていました。
ちょうど少し時間に余裕のある部署へ移った時期だったので、余計にのめり込んでいたのかもしれません。
もちろん自分のお金です。
今なら同じことはしません。
でも、
いい思い出ではあります。
勝ったことも。
負けたことも。
ルールを破ったことも。
47回売買したことも。
全部含めて、今の投資スタイルにつながっていると思っています。
8年後に思う|失敗だったが無駄ではなかった
2018年3月。
47回売買して、
▲85,853円。
数字だけ見れば失敗です。
でも、この時期に実際のお金で短期売買を経験したからこそ、
自分が何に向いているのか。
何が苦手なのか。
感情が投資判断にどう影響するのか。
そういうことを体感できました。
本を読んだだけでは分からなかったと思います。
自分のお金が実際に減る。
その時、自分がどう行動するか。
そこまで含めて投資経験です。
まとめ|2018年3月の47回売買を51歳で振り返って
2018年3月の日本株運用成績は、
9勝20敗18分け。
合計47取引。
確定損益は、
▲85,853円。
でした。
その中には、明豊エンタープライズでの▲93,788円という大きな損失もありました。
一つの大きな損失が、それまでの小さな利益を吹き飛ばす。
当時自分が理想としていた「損小利大」とは逆の結果です。
でも、一番大きな学びは、
「ルールを作ること」と「ルールを守ること」は全く別。
ということだったと思います。
そして8年後。
私は短期売買をほぼやらなくなりました。
長期のインデックス投資を中心にしています。
43歳の自分が1か月で47回も売買していたことを考えると、本当に投資スタイルは変わりました。
でも、あの時期を後悔しているかと言えば、そうでもありません。
楽しかった。
そして、
いい思い出です。
ただし、51歳の今ならもうやりません。
これが、8年後に2018年3月の運用成績を読み返した私の答えです。
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※この記事は2018年4月2日に公開した本人の日本株運用記録を、2026年9月に当時の取引履歴と口座画像を確認しながら全面的にリライトしたものです。本記事は特定の投資手法や銘柄の売買を推奨するものではありません。投資には元本割れの可能性があります。

