【実体験】決算またぎとは?2銘柄で5万円損切りした私が8年後に思うこと

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投資戦略・売買記録
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こんにちは、nobu2394.comです。

この記事を最初に書いたのは2018年5月19日です。

当時43歳だった私は、日本株の短期売買をかなり積極的にやっていました。

チャートを見て銘柄を選び、

「ここから上がりそうだ」

と思えば買う。

そして一定額まで下がったら損切りする。

そんな売買を繰り返していました。

ところが当時の私は、株を買う前にかなり重要なことを確認していませんでした。

決算発表日です。

その結果、決算発表前に買った2銘柄を持ち越し、発表後に立て続けに損切り。

2026年に当時の取引履歴を改めて確認すると、その2銘柄は、

  • クラレ(3405):▲28,994円
  • アピックヤマダ(6300):▲21,378円

合計、

▲50,372円。

約5万円の損失でした。

この経験から2018年の私は、

「初心者のうちは決算またぎをしない」

というルールを自分に課しました。

あれから8年。

51歳になった2026年の私は、そもそも短期売買をほとんどしていません。

資産形成の中心は長期のインデックス投資です。

ムーディーズなど一部の個別株も持っていますが、決算のたびに売買するようなことはなくなりました。

今回は、

「決算またぎとは何なのか」

を、2018年の失敗と8年後の自分の変化から振り返ってみます。

この記事の結論

  • 決算またぎとは、決算発表をまたいで株を保有すること
  • 短期売買では、決算発表前後の大きな値動きを意識する必要がある
  • 私は2018年、決算発表日を確認せず2銘柄を持ち越し、合計▲50,372円を損切りした
  • ただし、損失の原因をすべて決算だけに帰することはできない
  • 2026年の私は短期売買そのものをやめ、長期・インデックス投資が中心になった
  • 長期投資では企業決算は重要だが、決算のたびに売買することはなくなった
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決算またぎとは?

「決算またぎ」は、個人投資家の間でよく使われる言葉です。

簡単に言えば、

企業の決算発表前に株を保有し、そのまま決算発表をまたいで持ち続けること

を指します。

ここで一つ、2018年の記事から言葉を修正しておきたいところがあります。

当時の私は「決算日」と「決算発表日」をかなり混同して使っていました。

しかし実際には違います。

  • 決算期末:企業の会計期間が終了する日
  • 決算発表日:その期間の業績を企業が発表する日

短期売買で問題になる「決算またぎ」は、基本的には決算発表をまたぐことです。

2018年の私が気にしなければならなかったのも、こちらでした。

2018年の私は決算発表日をほとんど確認していなかった

当時の私は決算というもの自体を知らなかったわけではありません。

企業が3か月ごとなどに業績を発表し、その内容によって株価が動く。

その程度の知識はありました。

でも、実際に自分が株を買う時には、

「この会社の次の決算発表日はいつだ?」

をほとんど確認していませんでした。

見ていたのはチャートです。

当時試していたルールの一つが、

「14時45分時点で日経平均が前日比マイナスの日だけ銘柄を選び、引け間際に買う」

というもの。

さらに、1銘柄あたりの損失が約2万円になったところで損切りするルールも設定していました。

今振り返ると、かなり短期的な値動きに集中していたことが分かります。

でも、

目の前のチャートばかり見て、数日後に企業の重要イベントが控えていることを確認していなかった。

これが当時の私でした。

当時試していた売買ルールについてはこちらの記事に残っています。

決算またぎで2銘柄を保有し、合計50,372円を損切り

そして2018年5月、実際に痛い目を見ました。

当時の記事には、

「決算日前に購入した二銘柄で、決算後、二連発で損切りを食らった」

と書いています。

今回、2018年5月の取引履歴を改めて確認しました。

2018年5月の日本株取引履歴。クラレとアピックヤマダで決算またぎ後に損切り
2018年5月の実際の取引履歴。当時は日本株の短期売買を繰り返していました。

取引履歴と当時の決算発表日を照らし合わせると、該当する2銘柄は次の通りでした。

銘柄 株数 損益 受渡日
クラレ(3405) 500株 ▲28,994円 2018年5月21日
アピックヤマダ(6300) 1,000株 ▲21,378円 2018年5月21日
合計 – ▲50,372円 –

クラレは2018年5月15日に第1四半期決算を発表。

アピックヤマダは2018年5月14日に2018年3月期の決算を発表しています。

そして私は、その後2銘柄とも損切りしました。

当時の自分にとっては、

「あれ? 自分が決めたルールどおりに買ってるのに、なんで立て続けに損切りになるんだ?」

という感覚だったと思います。

決算が良ければ株価が上がる、悪ければ下がる、ではない

ここも2018年より今の方が分かるようになったことです。

決算発表というと、

  • 良い決算 → 株価上昇
  • 悪い決算 → 株価下落

と考えたくなります。

でも、実際の株価はそんなに単純ではありません。

市場には決算発表前から、

  • 会社の業績予想
  • アナリスト予想
  • 投資家の期待
  • すでに株価へ織り込まれている成長期待

などがあります。

そのため、利益が増えていても、

「市場が期待していたほどではなかった」

という理由で株価が下がることもあります。

反対に、赤字や減益でも、

「思っていたほど悪くなかった」

ことで株価が上がる場合もあります。

さらに、現在の数字だけでなく、次期の業績見通しや会社側のコメントなどでも株価は動きます。

だから短期的な決算後の値動きを事前に当てるのは、私には非常に難しい。

今はそう考えています。

決算またぎの怖さは「翌日に大きく価格が飛ぶ」可能性があること

短期売買をする場合、決算またぎで私が最も意識すべきだったのは、

自分が売買できない時間に大きなニュースが出る可能性

でした。

たとえば市場終了後に決算が発表され、翌営業日の株価が前日の終値から大きく離れて始まることがあります。

自分が、

「ここまで下がったら損切りしよう」

と考えていても、その価格を飛び越えて始まることがあります。

短期売買でポジションを大きく取っているほど、この影響は大きくなります。

2018年の私は、こうしたイベントリスクまで十分に考えず、チャートの形を中心に売買していました。

ただし「決算またぎは絶対ダメ」とは今は考えていない

2018年の記事では、私はかなり強く、

「初心者は決算またぎをしない」

と書きました。

当時の自分に対するルールとしては、悪くなかったと思います。

決算発表日さえ確認していなかった自分が、短期売買で大きなイベントをまたぐ。

これは確かに危なかった。

ただ、2026年の今は、

「決算をまたぐこと自体が悪い」

とは考えていません。

投資期間や投資目的によって意味が全く違うからです。

短期トレーダーと長期投資家では、決算の意味が違う

たとえば数日から数週間で売買する短期トレーダーなら、決算発表は非常に大きなイベントです。

翌日の値動きによって、短期間の損益が大きく変わる可能性があります。

だから、

  • 決算発表日を確認する
  • 持ち越すのか手仕舞うのかを事前に考える
  • 持ち越す場合は大きな値動きも想定する

ことには意味があると思います。

一方、10年、20年と持つつもりの長期投資では、見方が変わります。

もちろん決算は重要です。

企業が利益を出し続けているか。

事業が成長しているか。

財務に問題がないか。

こうしたことは長期的な企業価値に関係します。

でも、

「次の決算で株価が5%下がりそうだから売って、発表後に買い戻そう」

という売買を、私はもうしません。

2026年の私は、そもそも短期売買をやらなくなった

ここが8年間で一番大きく変わったところです。

2018年の私は、

「どうすれば決算をうまく避けられるか」

を考えていました。

51歳になった2026年の私は、

そもそも短期売買をほぼやっていません。

現在の資産形成の中心は、VTIなどのインデックス投資です。

個別株ではムーディーズなどを現在も保有しています。

ただ、それも短期的な決算発表を見て売ったり買ったりする保有方法ではありません。

決算そのものを無視しているわけではありません。

でも、

「今度の決算をまたいで大丈夫かな?」

と毎回悩むことは、ほぼなくなりました。

私にとって一番大きかったのは、

決算またぎへの対処法が上手になったことではなく、投資スタイルそのものが変わったこと

だったのかもしれません。

2018年は「タイミング」を一生懸命考えていた

2018年当時の記事を読み返すと、本当に売買タイミングばかり考えています。

日経平均が下がった日に買う。

出来高が増えた銘柄を狙う。

損切りは2万円。

利益確定は5万円。

決算はまたがない。

3回に分けて買う。

この「3回に分けて買う」というルールも、8年後に改めて検証しました。現在は3回ではなく、最低12回・12か月分の買い余力を残す考え方に変わっています。

▶ 【8年後検証】株を3回に分ける「3・3・4」はどうなった?今は12か月分の買い余力を残す

いろいろなルールを作っていました。

そして、そのたびに、

「これで今度こそ勝てるかもしれない」

と思っていました。

でも実際に、その後も短期売買では何度も失敗しました。

その象徴的な失敗の一つが丸紅です。

丸紅では信用売りの建玉が最終的に7,900株まで膨らみ、全取引を8年後に集計すると約60万円の損失になりました。

さらに、その丸紅では損切りから約2か月後に、知らなかった「信用配当金」まで発生しました。

8年後に思う|問題は「決算またぎ」だけではなかった

今回2018年の記事を読み返して、一番感じたのはここです。

当時の私は、2銘柄で損切りした理由を分析して、

「決算をまたいだから負けた」

と考えました。

もちろん、それも一つの要因だった可能性があります。

でも今なら、

損失の原因をすべて決算だけに求めるのは違う

と思います。

銘柄選び。

買った価格。

相場全体の状況。

自分の売買ルール。

ポジションサイズ。

そして決算発表。

いろいろな要因があります。

当時は負けるたびに、

「次はこのルールを足そう」

と考えていました。

8年後に振り返ると、もっと根本的な答えは、

「自分は短期売買で勝ち続けることに向いているのか?」

を考えることだったのかもしれません。

決算発表日はどこで確認する?

もし個別株を短期で売買するなら、少なくとも決算発表予定日は事前に確認した方がいいと思います。

現在は、

  • 企業自身のIRページ
  • 日本取引所グループ(JPX)の決算発表予定日
  • TDnetの適時開示情報
  • 利用している証券会社の決算カレンダー

などで確認できます。

注意したいのは、決算発表予定日は変更されることがある点です。

また、

「決算は必ず市場が閉まってから発表される」

とも限りません。

東京証券取引所は、決算情報について立会時間中かどうかに関係なく、開示可能になった時点で速やかに開示する考え方を示しています。

だから短期売買をするなら、昔の私のように、

「たぶんまだ決算じゃないだろう」

ではなく、最新情報を確認する必要があります。

参考:日本取引所グループ「決算発表予定日」「適時開示情報閲覧サービス」

2026年の結論|決算を避けるより、投資スタイルが変わった

2018年の私は、2銘柄で約5万円を損切りして、

「もう決算またぎはしない」

と考えました。

2026年の私は少し違います。

決算またぎをするか、しないか。

そのテクニックを考えること自体が、ほとんどなくなりました。

理由は、

短期で株価を当てる投資から、長い時間を使って資産全体を成長させる投資へ変わったから。

です。

これは「短期売買はダメで、長期投資だけが正しい」という意味ではありません。

短期売買で継続的に利益を出せる人もいると思います。

ただ、少なくとも私自身については、

決算発表をうまくまたぐ方法を探すより、インデックスを長期間保有する方法の方が合っていました。

51歳になった現在の投資に対する考え方はこちらにまとめています。

まとめ|2018年の5万円損切りから学んだこと

2018年。

私は決算発表日をろくに確認せず、チャートを見て個別株を買っていました。

そしてクラレとアピックヤマダを決算またぎで保有し、その後2銘柄を続けて損切り。

損失は合計、

▲50,372円。

当時の私は、その経験から、

「決算またぎはしない」

というルールを作りました。

でも8年後に振り返ると、私にとってもっと大きな学びは別のところにありました。

自分が理解できないイベントをまたいで、短期的な株価を当てようとしないこと。

そして、

自分に合った投資方法を見つけること。

この二つです。

51歳になった今、私は決算発表日のたびに株を売ったり買ったりしていません。

インデックス投資を中心に、長期間保有する。

個別株も、短期の決算を当てるためではなく、長期で持てると思うものを保有する。

2018年には「決算またぎをどう避けるか」を考えていました。

2026年の今は、

「決算またぎを気にしなくても続けられる投資をする」

というところまで変わりました。

これが、今回の記事を8年後に読み返した私の答えです。

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※この記事は2018年5月に公開した本人の売買記録と、当時の取引履歴をもとに、2026年9月時点の考え方を加えて全面的にリライトしたものです。決算発表前後の株価は、決算内容だけでなく、市場予想、業績見通し、相場環境などさまざまな要因で変動します。本文は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資には元本割れの可能性があります。

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