AT&Tに投資して丸3年!!高値掴みだったけど配当金でカバーできているのかちゃんと計算してみた!!

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こんにちは、nobu2394.comです。

最近米国株がちょっと元気ないですね。とはいっても、史上最高値の34000ドルを挟んでの行ったり来たりですから、まだまだ調整という言葉を使うのも言い過ぎなくらい小さな小さな調整ですが、、、

どうもバイデン大統領が株式の利益にかかる税金を増やすとうニュースが流れたようで、

米大統領が富裕層キャピタルゲイン増税提案へ、2倍に-関係者
バイデン米大統領は富裕層に対するキャピタルゲイン税の税率を39.6%と、現行のほぼ2倍に引き上げることを提案する見通しだ。長年の格差解消を目指した一連の社会的支出の財源にするのが目的。提案内容に詳しい複数の関係者が明らかにした。

所得100万ドル以上(1億800万ほど)以上のキャビタンゲインに対し、税率を20%から39.6%と約2倍に引き上げる。というものです。これはさすがに厳しいですね。。。これを嫌気し、株価が急落した感じです。

ただ、記事を読む限りでは、確定した利益にかかる税率なのか?含み益の状態でかかってしまうかには、触れていません。前者ならまだ確定時期を分散するなど、やりようがあると思いますが、後者の含み益に対して税金が徴収されてしまうとすると、ちょっと厄介ですよね。。。

まあ、前置きはこのくらいにして、今日の本題は、

AT&Tです!!

私は高配当を狙って、米国株の有名な高配当銘柄の一つである、AT&Tの株式を1200株保有しています。ただし、平均取得価格は現在の株価からみるとかなり高値掴みをしてしまっており、キャビタンゲインだけでいうと、かなりの含み損を抱えています。

ただそこは米国屈指の高配当銘柄、私の抱える大きな含み損を配当金の力でどのくらいカバーすることが出来ているのか?さらには通算損益はプラスなのかマイナスなのか?をしっかりと検証していきたいと思います。

どうぞ最後までお楽しみ下さい!!

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AT&Tとは

まずは基本的なところから、おさらいしましょう。

AT&Tは米国の通信会社、日本でいうとドコモやau、ソフトバンクといった通信事業を手掛ける会社です。競合ではベライゾンがありますが、電波網の整備に莫大な初期費用が掛かることや、免許制であることから、一般的に新規参入の障壁が高い業種。と言われています。

過去にも何度も記事で取り上げていますが、

米国株の強さ②(AT&Tはアメリカの通信会社)
本日は昨日書ききれなかった米国株の強さと題して、最後の一つ、AT&Tについて語りたいと思います。 昨日の記事はこちらです↓ 米国株は日本株と比較して、長期で見れば上がり続ける可能性が非常に高いので、安心して長く保...
何もせずに6%利回り運用?!AT&Tを追加購入!32ドルで底固め??配当金を計算してみた。
こんにちは、nobu2394.comです。 本日は以前の記事の宣言通り、久々に米国株を購入しましたのでご報告です。 以前の記事はコチラ↓ この記事では、次の米国株の購入銘柄候補として...

基本高値掴みをしてしまっているので、下がったときに配当金とキャビタンゲイン狙いで追加購入をしており、保有株数がだんだん膨れ上がっていっている感じです。

チャートを見てみる

過去5年のチャートですが、どんな時でも必ず回復してくれる米国株とは思えない、冴えないチャートです。。。

特に2020年3月からのコロナショック後は、30ドル付近を1年以上行ったり来たりの、超低空飛行状態が続いています。

このことから、通信業界のような参入障壁の高い業種は、もはやコモディティ的な要素が強く、キャビタンゲイン狙いで保有している投資家はかなり少ないと思います。その代わり、しっかりと出してくれる配当金で長期的にみて利益をねらう、まさにインカムゲイン向けの銘柄と呼ばれます。

私の保有数、平均取得価格を計算してみた

それでは、私が保有しているAT&T株の保有数と平均取得価格を算出してみましょう。

まずは、モルガンスタンレー証券から

これも見ると、総取得株数800株、平均取得価格は、3798円/1株当たり

となります。現在ドル円は108円前後を行ったり来たりしていますので、ドルに換算すると、35.17ドル。となります。

次に、追加で購入したマネックス証券です。こちらは総取得株数400株、平均取得価格は30.6ドル。となります。

合計すると、33.65ドルで1200株 すべての拠出金額は40376ドル。となります。

現在のAT&Tの株価は、つい先ほどの決算発表でかなり急激に上昇したんですが、それでも31ドル台をやっと回復した程度です。そのような状況でもまだ私の平均取得価格にも届いていません。。。

ちなみに、配当金を抜きにした、純粋な損益額を計算すると、

31×1200=37200-40376=▲3176ドル と日本円で言うと、33万円ほどのマイナス評価となります。

次に頂いた配当金を計算してみた

次は配当金です。

 

これもまずはモルガンスタンレー証券から。 2019年から累計で228815円、現在のドルに換算すると、2566ドルとなります。

 

次にマネックス証券 は447.58ドル

 

合計すると3013.58ドル となりました。

 

2年半ほどの配当金の収入が日本円にして30万円を超えてきています。これは嬉しいですね。しかもAT&T1銘柄のみです。(実際には配当金には税金がかかりますのでこの額よりも20%目減りはします)

 

米国株の税金についてはこちらの記事をご覧ください。

米国株の税金、米ドルの証券会社での持ち方について、預り金と外貨MMFの違いって??
本日は米国株の税金の話 今日は私の米国株の税金のお話を少ししたいと思います。 自分でもネットでいろいろ調べてみましたが、完全に理解できるものがなかったので、備忘録として残しておくことにしました。 まずは税金の話...

気になる総合損益は??

さて、結局私のこの3年間のAT&Tへの投資の成績はどうなっているのか??に結論を出したいと思います。すでに上の方で計算していますので、答えは見えているようなものですが、、、

結果 3013.58ドル‐3176ドル=約64ドルのマイナス!! となりました。

いかがでしょうか? これを3年も投資していて未だにマイナスを取り返していないなんて、効率が悪すぎる!!という感想を持った方もいるかもしれませんし、逆に、日本円に換算して33万円ほどの含み損を配当記の力で7000円のマイナスにもってきているのだから、それはそれですごい!!という感想を持つ方もいるでしょう。

しかもこの先仮に株価が今のまま31ドル台をうろうろしたとしても、このままAT&Tが配当率を維持もしくは増配し続けてくれれば、来年には確実に(というか次の配当金入金のタイミングで)プラスになります。

 

まとめ

効率は悪いのかもしれませんが、私はこれでいいと考えています。

正直に言えば、キャビタル狙いの投資としては今回のこのAT&Tの購入は完全に失敗です。理由は簡単で、私の平均取得単価が現在の単価を完全に上回っており、配当金を考えない損益は完全にマイナスだからです。

ただ、こういった失敗は誰にでもあります。これも当たり前ですが、未来は誰にもわからないからです。Amazonだろうが、Appleだろうが、今を時めくハイテクグロース株でさえ、買うタイミングによっては数年含み損。なんてこともあるわけです。そういったとき、この高配当の株というのは一種の保険になります。

これからも私は高配当株、グロース株をバランスよく持ちつつ、一方でメインはVTIに代表されるインデックスの割合を徐々に増やしていければと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

 

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