こんにちは、nobu2394.comです。
ダウ平均も日経平均もようやく5日線が横ばって来ましたね。ここから上に行くのか、下に行くのか、はたまたもみ合いか?
しっかりとチャートの動きに注力して少しずつでもいいのでお金を増やしていきたいですね。
いきなり締めの文面みたいになってしまいましたが、、、本日の本題です!
確定拠出年金の通知が来たので、運用成績を公開!
前回この確定拠出年金の記事を書いたのはちょうど半年前で、↓
当時の運用成績は約200万円拠出し、100万ちょっとの含み益が出ていたという内容でした。
確か当時は4月ですので、今年の2月からの大幅下落局面後の、もみ合い相場でした。ダウ平均は24000ドル、日経平均は21500円と、両方とも今年の中では最安値の水準だったと記憶しています。
そんな最安値の水準でも、元本の1.5倍の運用成績を上げることが出来ている訳ですから、やはり2003年からの運用という長期投資の強みといったところでしょう。
あっ、申し遅れましたが、私の確定拠出年金は全て企業型で、現在は月に26000円(上限いっぱい)を拠出しております。
また、私の勤めている企業はいわゆる、マッチング拠出を実施している会社ですので、今巷で話題になることも多い、iDeCoには加入出来ません。
このあたりの説明は、以前書いた、こちらの記事を参考にしてください。
質問に答えるだけで、自分がiDeCoに加入する事が出来るかを調べることが出来ますので、、↓
さらに、購入している金融商品の内訳ですが、2003年にこの確定拠出年金を始めて以来、15年間ずーっと以下の内訳で拠出を続けています。
野村外国株式インデックスF野村DC 48%
SMTAM 日本株インデックスL 41%
三井住友外国債券インデックス8%
三菱UFJ国内債券インデックス3%
。。。どうでしょうこの積極的過ぎる布陣。本当は選べる商品の中には、元本保証型というものもあるんですが、私は割合0ですし、株式で89%を占めるという超積極運用です!
と、説明はここまでにして、
本日は、前回の記事から半年経っていますので、今回届いた通知書を元に私の現在の運用成績を公開します。
さらに、それだけではちょっとつまらないので、今回はこの通知書と一緒になって入っていた、
事例で学ぶ運用の考え方
という冊子の紹介をしてみたいと思います。
詳しくは後で説明しますが、この冊子は確定拠出年金を実施している全社員にむけ、これから先どのように確定拠出年金を運用していけばいいかを事例別に紹介している冊子です。
それではまずは、
私の確定拠出年金の運用成績を公開です!
今は10月中旬ですが、この通知書は9月末までの時点の成績です。
勘のいい方なら分かると思いますが、今回の10月の暴落局面は加味していません。。。
つまり、この通知書にのっている運用成績は、かなりの好成績が期待出来ます!なんてたって、株式で89%ですから!
それでは見ていきましょう。
拠出金額 211万円に対し、
資産評価額 344万円で、
評価損益 133万円
と、半年前と比較し、大幅な上昇を見せてくれました!
ちなみに、4つの金融商品の、商品別の運用成績は半年前と比べると以下のようになっていて、↓
・野村外国株式インデックスF野村DC
143万円 → 172万円(20%増)
・SMTAM 日本株インデックスL
121万円 → 136万円(12%増)
・三井住友外国債券インデックス
22.7万円 → 24.9万円(9.7%増)
・三菱UFJ国内債券インデックス
10.5万円 → 11.2万円(6.7%増)
となり、やはり外国株式の強さが際立っていますね。
2003年から拠出を開始して、私が60歳を迎えるのが17年後の2035年。ちょうど今は折り返し地点になるわけですが、今のところの運用成績は、上出来と言っていいでしょう。
ただ今後もこの株価好調時代が続くかはわかりませんし、実際に10月からは日米ともに、っていうか世界中で株価が低迷しています。さらに言えば、この今回の低迷もすでに底なのか?それともまだまだ下がるのか?未来は誰にもわかりません。
そして、確定拠出年金というものは、出口戦略がおおよそ決まっている制度です。
つまり、通常の株式投資や投資信託などがいつでも解約でき現金に変えられるという非常に高い自由度を持っているのに対し、この確定拠出年金は、どうがんばっても60歳。恐らく私の場合は65歳まで現金化する事が出来ません。
このように考えると、仮に今の私の商品内訳のまま60歳まで運用を続けた場合、運悪くリーマンショック級の金融危機が起きれば、私の評価額は大きく目減りしてしまう訳です。
もちろん仮にそうなったとしても、すぐには受け取らず、株価が戻ってくるまでじっと待つことも出来るかも知れませんが、65歳以降となればいくら人生100年時代と言えども残りの人生の短さを考えざるをえません。
さらに言えば、待っていれば株価が戻ってくる保証などありません。それどころか、さらに評価額が下がってしまう可能性もあるわけです。
不安を煽ってしまうような事ばかり書いてしまい申し訳ありません。
そこでここからご紹介させていただくのが、まさに先ほど説明したような満期近くになってからの評価損を防ぐための方法です。
題して、
事例で学ぶ運用の考え方、スイッチングと商品別配分変更を使った確定拠出年金の出口戦略
です。
今回私が受け取った運用成績の通知書と一緒に届く冊子が以下のようなものになります。↓
中身を確認すると、簡単に言うと、
・今までは元本保証型の商品へ多めに拠出してきたパターンと、
・今までは株式中心の商品へ多めに拠出してきたパターン(私)(積極運用型)
のパターンそれぞれで、今後どのような配分で運用していけばいいのかのアドバイスをしてくれます。
冊子の説明はこんな感じで↓
2003年からの二人のパターンの運用成績が記されています。
上のグラフが積極運用型で、下のグラフが元本保証型です。
2003年から現在までの世界経済状況を考えれば、当然積極運用型は利益が出ている状況となり、元本保証型は文字通り安心安全の元本です。
今までの過去の15年間は過ぎてしまった事ですから、どうしようもありません。
元本保証型への拠出しかしてこなかった方は、積極運用型の方と比べて、現在の評価額ベースで100万円の差がついてしまっている訳ですから、クソ~っ!!株式中心の運用にしておけば良かった~っ!!と後悔の念に駆られている方もいらっしゃるかもしれませんが、そればっかりは、繰り返しになりますが、どうしようもありません。
これがリスクを取る。ということなんです。
ここで言うリスクとは何か?
簡単です。元本が割れると言うことです。
この元本が割れるというリスクを取ることができる人だけが、大きな利益を得ることができると言うことは、覚えておきましょう。
逆にやっぱり元本を一円も減らしたくない!という方は、今まで通り、元本保証型の商品へ拠出を続けるべきでしょう。
別に嫌みで言っている訳ではありません。人によって許容出来るリスクというのは、人それぞれです。それに対して他人がどうこう言える事ではありませんからね。
まずは基本的な考え方から
まずここで、先ほどのパターンの話に行く前に、確定拠出年金の基本的な考え方について書いています。
それが以下のようなイラストで、↓
投資というものに精通されている方なら知っている内容かもしれませんが、
運用期間が長い若いうちは、株式などの積極運用。そして定年退職が近づい
てくるに従い、元本保証型の割合を増やして行く。
これが基本の考え方になります。
この基本的な考え方にもとづいて、先ほどの事例を見てみましょう。
・今までは元本保証型の商品へ多めに拠出してきたパターン
まずはこちらから、イラストにすると以下のようになります。
ちょっと極端かもしれませんが、100%元本保証型の商品へ拠出しているパターンです。私のブログを読んでいただいている方々は、恐らく金融リテラシー(知識)の高い方が多いと思いますので、意外に思われるかもしれませんが、
この100%元本保証という人、意外と多いんです。。。私の周りにも何人もいます。
ちょっと刺激的な言い方をすれば、投資なんて損をするもの!!と頭ごなしに決めつけている人はこのパターンです。
イラストのパターンは年齢が48歳であと12年の拠出期間があるわけですが、もう少しリスク資産を増やすのも一つの選択肢であると言っていますね。(考え方①)
もちろんガチガチの元本保証をずーっと続けるという考え方②もあります。
ただここで個人的な意見を述べさせてもらえば(多分この冊子も同じことがいいたいはず)、あと12もの運用期間がありますから思い切って株式中心に切り替え、リスクを取っていっても全然ありかなと思いますね。
理由は世界経済の成長予想としてほぼ確実に成長していくことは周知の事実ですし、仮に大きなリセッション(景気後退)がきて、株価が低迷しても、それはむしろ運用上は好都合で、12年あればトータルでプラスになっていると思うからです。
もちろん思うだけで保証なんて出来ないんですが、決断する価値はあるのではないでしょうか??
・今までは株式中心の商品へ多めに拠出してきたパターン(私)(積極運用型)
お次はこちら、イラストだとこんな感じです。↓
私ほどではないにせよ、まあまあ積極的な布陣です。利益もそれなりに出ている状態です。
年齢は52歳。このケースは若干個人的にも迷いが生じてきます。
冊子のイラストは、
今後は定年退職をにらみ少しずつ元本保証型の割合を増やしていき、リスクを減らしていきましょう。(考え方①)と、
依然として積極運用を続ける!!(考え方②)
の二つの案を提案しています。
ここは迷いますね。。。
そして最後に、運用商品の割合を変更する二つの方法をご紹介します!
それが、、、
商品別配分変更とスイッチングです。
冊子のイラストでは次のように説明されています。↓
この二つの方法は、一見似ているように見えて、実は全く異なる性質ですので、違いがよくわからない!という方は、ここできちんと理解をしましょう。
大丈夫です。そんなに難しくありません。
商品別配分変更とは?
上のイラストでも書いてありますが、これはあくまでも、これからの商品配分を変更するだけです。
つまり、今まで積極運用をしていて利益が出ている場合は、その積極運用部分はそのままの保有口数を維持するため、今後株価等が上昇すれば、評価額は上昇しますし、逆に下落すれば評価額は下落します。
ただし、これからの運用商品を元本保証型に変更していた場合は、あくまでもその変更してからの保有口数のみは株価等の変動に関わらず元本が保証されます。
逆のパターンとして今まで元本保証型で運用していた人が積極運用の商品別配分変更をした場合を考えてみましょう。
この場合は、今後株価が大きく下落したとしても、今までの元本保証型分の評価額が変わりません。そこが強みです。
ただ株価が大きく上昇しても、元本保証部分は変わりません。
スイッチングとは?
商品別配分変更があくまでもこれからの商品配分を変更するのにたいして、このスイッチングという方法は、2003年から拠出してきた一部、または全ての評価金額で、変更後の商品をごそっと買い付ける方法です。
これは何を意味しているかと言うと、私のような積極運用型で利益が大きく乗っていて、仮に全部を元本保証型にまるっと乗り換えると、、、
利益が確定出来るということなんです。
これをやっておけば、仮に明日大暴落が起きてもお金は減りません。
逆に、当然ですが、明日大暴騰が起きてもお金は増えません。
もう一つのパターンとして、今まで元本保証型の運用してきた方が、全額積極運用型の商品にスイッチングをすれば、拠出金すべてがリスク資産になるわけですから、今後の株価の上下により、資産評価額を大きく増やすチャンスも、減らすリスクもあるわけです。
このあたりのリスク(攻め)と元本保証(守り)のバランスを残りの運用期間(年齢)を見ながら変えていく。
そしてその変更の仕方も、これからの商品別配分を変更する方法と、今までの拠出金も含めて変更する方法(スイッチング)の2種類があることを頭に入れて、その時の最善のポートフィリオを組んでいく必要があります。
基本的に配分変更もスイッチングも何度でも手数料無しで実施できますが、詳細は実際に皆さんが行っている確定拠出年金の運用元にお問い合わせ下さい。
まとめ
いかがでしたか?
本日は予想に反し私としては長文の記事になりましたが、私と同じ様に企業型確定拠出年金を実施している方は現在のご自分の運用成績を確認して、年齢に応じた配分変更やスイッチングを行いながら、ポートフィリオを組み替えて行くのも、面白いと思います。
また、今回の記事は企業型確定拠出年金の話から入っていますが、個人型確定拠出年金であるiDeCoでもこの考え方は通用します。
私のメイン証券会社である、マネックス証券でも、もちろんiDeCoは取り扱っておりますので、iDeCoに興味はあるけど加入されていない方は、参考にしてみてください。
こういったものは、いかに早く知り、行動を起こすか?で、将来大きく差が付く性質を持っていますので。。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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