こんにちは、nobu2394.comです。
この記事を最初に書いたのは2018年10月18日です。
当時、米国株も日本株も大きく下落していました。
そして43歳だった私は、その下落を見ながら、旧つみたてNISAで積み立てていた楽天VTIを15万円買い増しました。
当時の記事では、かなり強気に、
「暴落時は買い増しのチャンス」
という考えを書いています。
あれから約8年。
51歳になった2026年現在も、基本的な考えは変わっていません。
もし今、大きな下落が来たらどうするか。
私は、
買います。
ただし、2018年と全く同じ買い方をするわけではありません。
今は、
- 新NISAは毎月30万円を淡々と積み立てる
- 暴落時の追加購入は特定口座で行う
- 底値は狙う
- ただし底値が当たるとは思っていない
- 一度に全部買わず、何回かに分ける
- 途中で相場が上がってしまったら深追いしない
という考えです。
今回は、2018年の「暴落時に旧つみたてNISAで15万円を追加購入した記録」を振り返りながら、8年後の今なら暴落時にどう買うのかを答え合わせしてみます。
※この記事は私自身の投資経験を記録したものであり、株価下落時の買い増しや特定の金融商品を推奨するものではありません。
- 結論|2026年の今でも、暴落が来たら私は買い増す
- 2018年10月、株式市場が大きく下落した
- 2018年の旧つみたてNISAは年間40万円だった
- 当時は「一番安いタイミングで23万円買う」と考えていた
- 旧つみたてNISAでは簡単に一括購入できなかった
- 結果、楽天VTIを15万円買い増した
- 8年後の答え合わせ|2018年の15万円買い増しはやってよかった
- 2026年の新NISAは、旧つみたてNISAとは全く違う
- 今は「暴落を待ってから投資」ではなく、通常の積立が土台
- 新NISAはすでに満額なので、追加購入するなら特定口座
- 今でも底値は狙う。でも「当たらなくていい」と考えている
- 一度に全部は買わず、何回かに分ける
- 反発してしまったら、無理に追いかけない
- 2018年と2026年、変わったこと・変わらないこと
- 暴落時の買い増しで一番大切なのは、暴落前から投資を続けていること
- 新NISA1,800万円を使い切った後も考え方は同じ
- まとめ|暴落時は買う。でも、底値を当てる必要はない
結論|2026年の今でも、暴落が来たら私は買い増す
まず結論です。
2026年の今、大きな下落が来たらどうするか。
私は追加で買います。
これは2018年と変わっていません。
ただし、私の中では通常の積立と暴落時の買い増しは分けて考えています。
通常時は、相場が高いか安いかをあまり考えずに積み立てる。
一方で、相場が大きく下落して、自分なりに「かなり安くなった」と感じる局面では、余裕資金を使って追加購入する。
この2本立てです。
そして追加購入するときには、今でもできるだけ安いところで買いたいと思っています。
つまり、
今でも底値は狙います。
ただし、大きく変わったことがあります。
それは、
「どうせ底値は当たらない」
ということを前提にしていることです。
2018年10月、株式市場が大きく下落した
2018年10月。
米国株と日本株が大きく下落しました。
当時の私は、5日移動平均線、20日線、60日線などもかなり見ながら相場を観察していました。
ただ、そのときの記事でも、
「未来なんて予想できない」
と書いています。
上がるかもしれない。
さらに下がるかもしれない。
それは誰にも分かりません。
にもかかわらず私は、株価が大きく下がったこのタイミングで、旧つみたてNISAの楽天VTIを追加購入することにしました。
2018年の旧つみたてNISAは年間40万円だった
ここは現在のNISAと制度が違うので、整理しておきます。
2018年に始まった旧つみたてNISAの年間投資枠は40万円でした。
私は2018年1月から始めたわけではありません。
様子見や手続きの遅れもあり、実際に積立を始めたのは2018年8月でした。
8月から12月までは5か月しかありません。
単純にその年の40万円枠を使い切ろうとすれば、月8万円程度を投資する必要があります。
しかし私は、あえて毎月の積立を、
33,333円
にしていました。
12か月積み立てたときに約40万円になる金額です。
なぜ、2018年だけ月8万円にしなかったのか。
理由は最初から、
「余った非課税枠は、株価が大きく下がったときにまとめて使おう」
と考えていたからです。
当時は「一番安いタイミングで23万円買う」と考えていた
当時のブログには、かなりストレートに自分の作戦を残しています。
残っていた非課税枠約23万円について、
「年末までで最もVTIが安くなるタイミングで買おう」
と考えていました。
今読むと、かなり底値を当てにいっています。
でも実は、2026年の今でも、考え方の根本はそこまで変わっていません。
今でも安く買えるなら安く買いたい。
底値も狙います。
ただし、2018年よりはっきり分かっていることがあります。
底値は、後にならないと分かりません。
旧つみたてNISAでは簡単に一括購入できなかった
2018年当時、私は旧つみたてNISAの残り枠を使って、楽天VTIを追加購入しようとしました。
ところが、マネックス証券の画面で普通に積立金額を大きく変更しようとしても、思ったように設定できませんでした。
旧つみたてNISAは年間40万円という上限があり、さらに定期・継続的な買付を前提とする制度だったからです。
そこで当時の私は、設定をいろいろ試しました。
最終的に使ったのが、ボーナス月の積立設定です。
当時の手順は、
- 通常の月33,333円の積立設定をいったん解除する
- 毎月の積立額を最低額の100円にする
- ボーナス月として10月を設定し、追加したい金額を入力する
というものでした。
当時の実際の設定画面も残っています。

※これは2018年当時の旧つみたてNISA・マネックス証券で私が実際に行った操作の記録です。2026年現在のNISA制度やマネックス証券の操作方法とは異なります。
現在のマネックス証券での新NISA積立設定については、こちらの記事で実際の画面を使って紹介しています。
▶ マネックス証券の新NISA積立設定|2026年現在の実際の画面で解説
結果、楽天VTIを15万円買い増した
こうして私は、2018年10月の下落局面で楽天VTIを追加購入しました。
買い増した金額は、
15万円。
残っていた非課税枠を全部投入したわけではありません。
まだ約8万円分を残しました。
なぜ全部使わなかったのか。
理由は単純です。
さらに下がるかもしれないから。
もしもう一段下落したら、そのときまた買う。
逆に相場が上昇してしまえば、年末までに残った枠を使う。
そんな考えでした。
8年後の答え合わせ|2018年の15万円買い増しはやってよかった
では、8年後の2026年になって、2018年のこの買い増しを後悔しているか。
これは全くありません。
やってよかったと思っています。
結果論ではありますが、楽天VTIを長期間保有するという方針そのものは、その後の私の資産形成の中心になっていきました。
同じ2018年10月に「暴落時に買いたい」と考えていた米国個別株5銘柄を8年後にVTIと比較した答え合わせも行いました。
▶ 【8年後の答え合わせ】2018年の暴落で選んだ米国株5銘柄|VTIと比べてどうなった?
2018年8月に始めた楽天VTI・楽天VYMの積立については、こちらの記事で8年後の結果を振り返っています。
▶ 2018年に楽天VTI・楽天VYMの積立を始めた理由を8年後に検証
2026年の新NISAは、旧つみたてNISAとは全く違う
2018年から8年が経ち、NISA制度は大きく変わりました。
2024年から始まった現在のNISAでは、
- つみたて投資枠:年間120万円
- 成長投資枠:年間240万円
- 合計:年間360万円
- 非課税保有限度額:1,800万円
- 非課税保有期間:無期限
となっています。
2018年の年間40万円から考えると、かなり大きく変わりました。
そして2026年現在、私は新NISAを年間360万円、つまり毎月30万円のペースで満額積み立てています。
さらに特定口座でも毎月10万円を積み立てています。
合わせると、通常時でも毎月40万円を自動的に投資しています。
今は「暴落を待ってから投資」ではなく、通常の積立が土台
ここが2018年と比べて大きく変わったところです。
今の私は、
「暴落が来るまで現金を持って待つ」
という投資はしていません。
通常の積立は通常の積立として続けます。
相場が高く見えても買う。
安く見えても買う。
淡々と毎月積み立てる。
それが資産形成の土台です。
そのうえで、大きな下落が来たときに余裕資金があれば追加で買います。
つまり、
積立が主役。暴落時の買い増しは追加オプション。
という位置づけです。
新NISAはすでに満額なので、追加購入するなら特定口座
2026年現在、私は新NISAへ毎月30万円を投資しています。
年間では360万円なので、年間投資枠をすでに通常の積立で使っています。
そのため、今もし大きな暴落が来て追加購入するのであれば、基本的には特定口座を使います。
NISAだから買う。
特定口座だから買わない。
という考えではありません。
自分が長期的に保有したい資産が大きく値下がりし、余裕資金もあるのであれば、特定口座でも買います。
今でも底値は狙う。でも「当たらなくていい」と考えている
ここは私の投資スタイルとして、かなり正直に書いておきます。
私は今でも、暴落時に追加購入するなら、
できるだけ底値で買いたい。
と思っています。
「底値なんて狙うな」と言う考え方もあるでしょう。
でも私は、安く買えるなら安く買いたい。
そこは2018年から変わっていません。
ただし、
底値が当たるとは全く思っていません。
ここが大事です。
未来の株価は分かりません。
自分が「かなり下がった」と思って買った翌日に、さらに10%下がるかもしれません。
逆に、まだ下がると思って待っていたら、その日が底で一気に反発するかもしれません。
だから私は、
底を狙う。でも、外れることを前提にする。
という考えです。
一度に全部は買わず、何回かに分ける
今、大きな暴落が来て追加購入するなら、一度に全部の資金を投入することはしないと思います。
何回かに分けます。
この分割買いの考え方は、2018年に考えた「3・3・4」から、現在は最低12回・12か月分の買い余力を残す考え方へ変わりました。
▶ 【8年後検証】株を3回に分ける「3・3・4」はどうなった?今は12か月分の買い余力を残す
大きく下がったら少し買う。
さらに下がったら、また買う。
さらに下がれば、また考える。
そうやって段階的に買います。
これは、
「自分が最初に買った場所が底値ではない」
ことを前提にしているからです。
2018年の頃より、相場予想への自信がなくなったというより、
「そもそも未来は分からなくて当たり前」
ということを受け入れられるようになったのだと思います。
時間分散について考え方が変わった経緯はこちらの記事にもまとめています。
▶ 【8年後検証】分散投資は意味がある?個別株で60万円負けた私が2.2億円になって思うこと
反発してしまったら、無理に追いかけない
もう一つ、今の自分のルールがあります。
追加購入しようと思っていたのに、相場が先に上がってしまった場合です。
そのときは、
無理に追いかけません。
「あのときもっと買っておけばよかった」
と思うことはあります。
でも、それで上がった株を慌てて追いかける必要はないと思っています。
通常の積立は続いています。
また次の機会もあります。
安く買えれば買う。
上がってしまったら深追いしない。
今はこれくらいの感覚です。
2018年と2026年、変わったこと・変わらないこと
8年前と今を比較すると、面白いことが分かります。
| 2018年 | 2026年 | |
|---|---|---|
| 通常の積立 | 月33,333円 | NISA月30万円+特定口座月10万円 |
| 暴落時 | 旧つみたてNISAで追加購入 | 特定口座で追加購入 |
| 底値 | できるだけ狙う | 今でも狙う |
| 相場予想 | 当てたい気持ちが強かった | 外れる前提で考える |
| 買い方 | 比較的大きくまとめて買う | 何回かに分ける |
| 反発したら | 買い場を逃したと感じやすい | 無理に追わない |
変わったところもあります。
でも、
「良いと思っている資産が大きく下がったなら買いたい」
という基本的な部分は、意外と8年前から変わっていません。
暴落時の買い増しで一番大切なのは、暴落前から投資を続けていること
今回2018年の記事を読み返して、改めて思うことがあります。
暴落時に買えるかどうか以上に大切なのは、
暴落が来る前から投資を続けていること。
だと思います。
暴落だけを待っていると、いつまでたっても暴落が来ない可能性があります。
その間に株価が上昇してしまうこともあります。
だから私は、普段の積立を止めません。
毎月積み立てる。
そして暴落が来たら、余裕資金がある範囲で追加する。
この方が、自分には合っています。
新NISA1,800万円を使い切った後も考え方は同じ
現在、私は新NISAを年間360万円のペースで使っています。
このまま進めば、生涯投資枠1,800万円もいずれ埋まります。
その後も、投資を完全にやめるつもりはありません。
既存の米国株や楽天VTIなどは基本的に保有しながら、新しく投資するお金については全世界株式などへの分散も考えています。
新NISA1,800万円を使い切った後の考え方についてはこちらです。
▶ 新NISA1,800万円を使い切った後はどうする?51歳の現在の投資戦略
投資する商品や資産配分は変わっていくかもしれません。
それでも、
通常時は積み立てる。
大きく下がれば追加購入も考える。
というスタンスは、今後も大きくは変わらないと思います。
まとめ|暴落時は買う。でも、底値を当てる必要はない
2018年10月。
43歳だった私は、旧つみたてNISAで楽天VTIを15万円買い増しました。
あれから約8年。
51歳になった今でも、同じような大きな下落が来れば、私は追加で買うと思います。
ただし、2026年の考え方は少し整理されています。
- 通常の積立は相場に関係なく続ける
- 暴落時には余裕資金で追加購入する
- 新NISAは満額使っているので追加分は特定口座
- 底値は今でも狙う
- ただし底値は当たらない前提で考える
- 何回かに分けて買う
- 途中で上がったら無理に追わない
2018年の自分と比べて、一番変わったのは、
「予想を当てなければいけない」と思わなくなったこと。
なのかもしれません。
安いと思えば買う。
もっと下がればまた買う。
外れてもいい。
上がってしまえば、それはそれでいい。
通常の積立は続いています。
今のところ、これが8年間投資を続けてきた私なりの「暴落時の買い方」です。
※2018年当時の旧つみたてNISAは年間投資枠40万円の制度でした。2024年からのNISAとは制度が異なります。記事中の2018年のマネックス証券の設定方法は当時の記録であり、現在の操作方法を説明するものではありません。
※2024年からのNISAは、つみたて投資枠年間120万円、成長投資枠年間240万円、合計年間360万円、非課税保有限度額は総額1,800万円です。
※本記事は筆者自身の投資経験と考え方を記録したものであり、株価下落時の買い増しや特定の金融商品・投資手法を推奨するものではありません。投資には元本割れの可能性があります。

