【8年後検証】逆指値は成行と指値どっちが危険?両方で失敗した私が違いとデメリットを比較

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投資戦略・売買記録
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こんにちは、nobu2394.comです。

この記事を最初に書いたのは2018年3月です。

当時の私は日本株の短期売買をしていて、損失を限定するために逆指値注文をかなり使っていました。

そして実際に、

  • 逆指値+指値にしていたら、急落で指値を飛び越えて約定しなかった
  • 逆指値+成行に変えたら、今度は想定していた価格より安く約定した

という、両方の失敗を経験しています。

この記事へ来た方が一番知りたいのは、おそらく、

「逆指値は指値と成行、結局どっちがいいの?」

「逆指値成行は危険なの?」

ということだと思います。

先に私の結論を書きます。

逆指値+指値と、逆指値+成行には、それぞれ違うリスクがあります。

  • 価格を守りたい → 逆指値+指値
  • 損切りを実行することを優先したい → 逆指値+成行

ただし、どちらも完全ではありません。

私自身が損切り目的でどちらかを選ぶなら、2026年の今でも逆指値+成行を選ぶと思います。

理由は、損切りをすると決めた場面では「希望価格で売ること」よりも、まずポジションを閉じることを優先したいからです。

ただし私は現在、短期売買そのものをやめているため、逆指値注文を使うことは全くありません。

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そもそも「逆指値」とは?

まず少し分かりにくい言葉を整理します。

逆指値は、それ自体が「売買価格」なのではありません。

「株価が○○円以下になったら売り注文を出す」

という、注文を発動させるための条件です。

この価格を一般にトリガー価格などと呼びます。

そして、その条件に到達した後に出す注文を、

  • 指値注文にする
  • 成行注文にする

という選択ができます。

そのため、この記事では分かりやすく、

「逆指値+指値」

「逆指値+成行」

と表現します。

2026年現在も、SBI証券、マネックス証券、野村證券などでは、トリガー価格到達後の注文として指値または成行を利用できる仕組みがあります。

※証券会社によって細かなルールや注文可能時間、有効期間などは異なります。実際に利用するときは各証券会社の最新ルールを確認してください。

逆指値+指値と逆指値+成行の違い

注文方法 メリット 主なデメリット
逆指値+指値 売却価格の下限を決められる 急落すると約定しないことがある
逆指値+成行 損切りを実行しやすい 想定より安い価格で約定することがある

要するに、

「価格を守る代わりに、売れない可能性を受け入れる」

のが逆指値+指値。

「価格は市場に任せて、とにかく売却を優先する」

のが逆指値+成行です。

逆指値+指値の危険性|急落すると売れないことがある

例えば現在280円の株を持っているとします。

269円まで下落したら損切りしたいので、

「269円以下になったら269円の売り指値を出す」

という逆指値を設定したとします。

ゆっくり269円まで下がってくれば、269円前後で売却できる可能性があります。

ところが、株価が一気に、

280円 → 250円

と急落した場合はどうでしょう。

269円以下になったので売り注文自体は発動します。

しかし市場ではすでに250円付近で取引されています。

こちらが269円以上で売りたいという指値を出していても、269円で買ってくれる人がいなければ約定しません。

そしてそのまま、

250円 → 240円 → 230円

と下落すれば、損失はさらに大きくなります。

逆指値を入れているから損失額が確定しているわけではありません。

これが逆指値+指値の大きな弱点です。

私は実際に「逆指値+指値」で売れなかった経験がある

2018年の記事を書く以前、私は実際に逆指値+指値を使っていました。

ところが保有していた銘柄が急落。

設定していた指値を株価が一気に下回ってしまい、売りたいのに売れない状態になりました。

その結果、想定していたより大きな損失を出しました。

そこで私は、

「損切りすると決めたなら、売れない方が怖い」

と考えるようになりました。

それ以降、逆指値の条件に到達した後は成行で売却する方法へ変更しました。

逆指値+成行の危険性|想定した価格では売れない

では逆指値+成行なら安全なのか。

もちろん、そうではありません。

成行注文は価格を指定しません。

そのため、トリガー価格に到達した瞬間に成行の売り注文を出しても、

トリガー価格と同じ値段で約定する保証はありません。

例えば、

269円以下になったら成行売り

と設定していたとしても、株価が一瞬で250円まで急落していれば、250円付近やそれ以下で約定する可能性があります。

出来高が少ない銘柄や、値動きの激しい小型株では特に注意が必要です。

つまり逆指値+成行には、

「売りやすい代わりに、いくらで売れるか分からない」

というリスクがあります。

2018年、私は逆指値成行で実際に急落に巻き込まれた

ここからは私自身の実体験です。

銘柄は、

3845 アイフリークモバイル

でした。

2018年3月7日、私はこの株を269円で購入しました。

当時の日足チャートがこちらです。

アイフリークモバイルの2018年3月の日足チャート
2018年当時の記事に掲載していたアイフリークモバイルの日足チャート

購入後、株価は順調に上昇しました。

280円台まで上昇したところで、私はいつものルール通り、

購入価格と同じ269円まで下がったら成行で売る

という逆指値を設定しました。

当時の私は、

「これで最悪でもほぼ引き分けだ」

くらいに考えていました。

ところが2018年3月14日、予想もしない値動きが起きます。

当時の5分足チャートがこちらです。

アイフリークモバイルが一瞬で急落した2018年3月14日の5分足チャート
2018年3月14日、一瞬で大きく下落した際の5分足チャート

280円前後だった株価が、私が見ている目の前で一瞬にして230円付近まで下落しました。

そして、

230円 → 245円 → 270円台

と、わずかな時間で激しく動きました。

その間、私の評価損益も、

プラス2万円台から一瞬でマイナス7万円付近まで変化。

そして数秒後、保有株一覧からアイフリークモバイルが消えました。

逆指値が発動し、成行で売却されたのです。

結果は約1万8,000円の損切りだった

慌てて約定結果を確認しました。

一瞬マイナス7万円まで表示されていたので、

「7万円近く損したかもしれない」

と覚悟しました。

しかし結果は、

約1万8,000円の損切り。

でした。

当時の私は、まずホッとしました。

一方で、269円を損切りラインとして設定していたのに、損失が発生したことも事実です。

これが、

「逆指値+成行では、トリガー価格と実際の約定価格がずれることがある」

ということを身をもって知った経験でした。

「逆指値狩り」だったのか?今となっては分からない

当時の私は、突然の急落に驚き、掲示板なども確認しました。

そこでは、

  • 逆指値狩りではないか
  • 誰かの誤発注ではないか

といった話も出ていました。

ただし、私はその原因を確認できていません。

そのため2026年の今、この記事では「逆指値狩りだった」と断定するつもりはありません。

重要なのは原因ではなく、

実際の市場では、一瞬で株価が大きく飛ぶことがある

ということです。

そして、そのような場面では逆指値+指値にも、逆指値+成行にも弱点があります。

結局、逆指値は成行と指値どっちがいい?

ここまでを整理するとこうなります。

逆指値+指値が向いている考え方

  • この値段より安くは絶対に売りたくない
  • 多少売れなくても価格を優先したい
  • 約定しない可能性を受け入れられる

逆指値+成行が向いている考え方

  • この価格まで下がったら、とにかくポジションを閉じたい
  • 価格より損切りの実行を優先したい
  • 多少の価格ずれを受け入れられる

私は損切りという目的だけを考えるなら、後者です。

損切りすると決めた以上、私は「売れないこと」の方を避けたい。

そのため、もし2026年の今でも短期売買をしていて、どちらかを選ばなければならないなら、私は逆指値+成行を選ぶと思います。

これは2018年当時の結論と基本的に変わっていません。

当時の記事でも私は、

「いままで通り逆指値成行でいく」

と書いていました。

ただし「逆指値+成行なら損失が小さい」とは限らない

ここは大事なので補足します。

逆指値+成行を使ったからといって、必ず損失が小さくなるわけではありません。

例えば悪材料が出て、前日の終値から大きく下げて始まるようなケースです。

500円の株に450円の逆指値を入れていたとしても、翌朝の最初の取引価格が350円なら、450円付近で売れるとは限りません。

逆指値は、

「この値段で売ってくれる注文」ではなく、「この条件になったら売り注文を出す仕組み」

だからです。

この違いは、逆指値を使うなら理解しておいた方がいいと思います。

逆指値+指値で少し幅を持たせる方法もある

二者択一ではなく、中間的な設定も考えられます。

例えば株価280円の銘柄について、

  • トリガー価格:269円
  • 売り指値:260円

のように設定する方法です。

269円になったら260円以上で売る注文を出す、という考え方です。

269円と同値の指値を出すよりは、多少の急落に対応できる余地ができます。

ただし、それでも株価が一気に250円まで下落すれば約定しない可能性があります。

つまり、

逆指値+指値の「売れないリスク」を完全になくす方法ではありません。

2018年と2026年で変わったのは「注文方法」ではなかった

今回、8年以上前の記事を読み返して面白いと思ったのは、逆指値についての考え方そのものは、意外と変わっていないことです。

損切りするなら、私は今でも約定を優先すると思います。

ただし、大きく変わったことがあります。

私はもう短期売買をしていません。

2026年現在、逆指値注文を使うことも全くなくなりました。

当時は、

  • うねり取り
  • 空売り
  • 短期の利益確定
  • 損切りラインの設定

などを試しながら、どうすれば株で利益を出せるのかを考えていました。

しかしその後、さまざまな成功と失敗を経験し、私自身の投資スタイルは長期保有・積立投資を中心とする形へ変わっていきました。

逆指値の使い方をさらに極める方向ではなく、

そもそも頻繁に損切り判断を必要とする短期売買から離れた

というのが、8年後の一番大きな変化です。

短期売買を否定するつもりはない

もちろん、短期売買そのものを否定するつもりはありません。

短期売買が得意な人もいるでしょうし、逆指値をうまく利用してリスク管理をしている人もいると思います。

これはあくまで、私自身が8年以上投資を続けてきた結果です。

私は短期売買を続けるよりも、長期的に資産全体を成長させる方法の方が、自分には合っていると感じました。

だから現在は逆指値を使っていない。

それだけです。

まとめ|逆指値で重要なのは「何を優先するか」

最後にまとめます。

  • 逆指値は「指定価格で売る注文」ではなく、条件に達したら注文を出す仕組み
  • 逆指値+指値は価格を守りやすいが、急落時に約定しない可能性がある
  • 逆指値+成行は約定を優先しやすいが、想定より安く売れる可能性がある
  • つまり、どちらにも違う種類のリスクがある
  • 損切りの実行を最優先するなら、私は逆指値+成行を選ぶ
  • ただし逆指値+成行でも、設定価格で売れる保証はない
  • 2018年の私は逆指値+指値と逆指値+成行の両方で失敗を経験した
  • 2026年現在は短期売買をやめたため、逆指値自体を全く使っていない

2018年当時、私は逆指値での失敗を経験しながら、

「こうやっていろいろ経験していくんだな」

と書いていました。

8年以上経った今読み返してみると、本当にその通りだったと思います。

当時の失敗も含めて残してきたからこそ、今こうして答え合わせができます。

これから逆指値を使おうとしている方に、私の実体験が一つの参考になればうれしいです。

よくある質問

逆指値成行は危険ですか?

価格を指定しないため、急落時には想定より安い価格で約定する可能性があります。その意味ではリスクがあります。ただし、損切りを実行しやすいというメリットもあります。

逆指値+指値なら安全ですか?

安全とは言い切れません。急落して指値価格を一気に下回ると、売り注文が約定せず、そのまま損失が拡大する可能性があります。

逆指値は設定した価格で売れるのですか?

必ずしもそうではありません。逆指値価格は注文を発動させる条件です。その後に成行を選べば市場価格で約定し、指値を選べばその指値以上で買い手が現れなければ約定しません。

逆指値は成行と指値のどちらがおすすめですか?

何を優先するかによります。売却価格を優先するなら指値、損切りの実行を優先するなら成行という考え方になります。私は損切り目的なら成行を選びますが、現在は短期売買をしていないため逆指値自体を使っていません。

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参考にした情報

逆指値、成行、指値の仕組みについては、2026年9月時点のSBI証券、マネックス証券、野村證券の公式ヘルプを確認しています。

証券会社ごとに注文条件・有効期間・取扱商品などが異なる場合がありますので、実際に注文する際は利用している証券会社の最新情報を確認してください。

※本記事は筆者自身の投資経験を記録したものであり、特定の売買手法や金融商品を推奨するものではありません。株式投資には元本割れの可能性があります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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