こんにちは、nobu2394.comです。
前回のボーナス支給時に以下記事を書きました。
私の会社でのボーナスの決め方を元査定者である私が生々しく暴露している記事ですが、夏のボーナス支給時期である今になり、徐々にではありますがアクセスが集まってきています。
やはりこの時期はボーナスというキーワードで検索をかける人が多いんでしょうね。。
話しをボーナスに戻しますが、
今日は更に生々しい実態をお送りします!
題して、
能力だけではない?ボーナスの生々しい査定現場暴露します!
をお送りします!どうぞ最後までお付き合い下さい!
前回の記事では、ボーナスは部署毎の相対評価であるため、優秀な人間の多い部署ではボーナスは下がり、逆に優秀な人間が少ない部署ではボーナスが上がる。という話をしました。
今回は同じ部署内でも起こりうる、驚愕の事実をお送りしちゃいましょう!これを見ると多分ビビると思いますよ。
ある査定会議の査定者達のやり取り、まずは前提条件から
話しを分かりやすくするため、ここでは10人の部下の査定をする事とします。実際には部下の階級毎に査定をするため、私の会社の場合は4段階プラス現場作業などをやる技能職と呼ばれる人達を入れて査定をします。
ここでは10人が全員同じ階級とします。
ただし、この同じ階級の10人でも、年齢は違います。
AさんからJさんまで10人です。
つける査定のルールは、ここでは5段階評価で上からS A B C Dとします。
査定のルールはSは部署全体の5%以下、つまり今回の場合は一人以下。Bが50%以上、つまり5人以上。こんなルールとします。
実際の査定はどうなるか?
だいたいこういった場合、
査定者みんなで話し合いながら、飛び抜けて優秀な人間がいればその人にSが与えられ、結構優秀。と思われる人間にAをつけていきます。ただし、Bは半分以上というルールがあるのでそこの数を見ながらのAの人数ですので、今回の場合は多くとも5人です。(SやCがいればもっと減る)
CやDについては基本的には減俸になるので、よっぽど問題のある場合を除いてはつくことはありません。(もちろん0人ではありませんが、)
このように、各人の能力で成果だけを見て査定を決めるだけならば、さほどもめることもなく評価は決まっていくんですが、ここで一つ、問題があります。
それが、、、
昇格時期が近い人間がいる場合です
これがあると、一気にややこしく、というか、判断基準がもう一つ増えてしまい、結局何を評価しているのかわからなくなります。
具体例はこうです。
先ほどの10人の査定でS1人、A3人、B5人、C1人と純粋な能力、成果では決まったとします。
ですが、ここでひとりの査定者が発言します。
あの~、うちの○○(彼はB評価)は、来年昇格の時期ですので、出来ればAを付けたいんですが、、、
そう、この昇格という概念が加わると、一気に混沌とし始めます。
言わずもがなですが、○○さんをAに上げると言うことは、Bが人以上というルールがあるので、今までAを付けていた3人のうちひとりをBに下げるということです。
ここから、カクカクシカジカの訳の分からない議論が始まるわけですが、
そもそも大前提として、昇格も推薦してしまえば簡単に出来る訳ではなく、全社で今年は何人、事業部で何人。という枠があります。ですがたいていどの部署も自分の部下は可愛いものです。その枠よりも多くの昇格推薦者を出してきます。こうなると例え部内で推薦者が決まったとしても、その次は事業部全体、さらには全社での調整が行われます。つまりふるいにかけられるわけです。
ここで重要になるのが、近年の査定の結果です。
もちろん調整時の合議では各部門長が出揃い、自分の部下をなんとか昇格させようと口頭での説明をしますが、事業部全体や全社となるとそもそもやってる仕事内容が違いすぎで、同じ土俵で判断が出来ません。
そうなると誰でも客観的に判断しやすい、先ほどのSABCDが登場し、推薦者の中でも、AやSといった高評価者が優遇されるわけです。
話しを戻しますが、以上のような事情もあり、部内での評価で正当な評価とはかけ離れAとBが逆転することが起こるんです。
ちなみに、うちの会社の場合、階級にもよりますが一つ評価が変わるだけで年収でうん十万の差がでます。。。けっこうなものです。。。
まとめ
いかがでしたか?
ちょうど今ボーナスシーズンで中にはボーナスの評価が不当に低い!と不満を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ひょっとしたら今回私が暴露したような事が皆さんの職場でも繰り広げられているかもしれませんよ!
※今回の話しはあくまでも私の勤める会社での出来事です。すべての会社がこのような状況ではないと思いますので、ご了承下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
米国株で高配当の投資をしてみたい方は、こちらの書籍がおすすめです。
バカでも稼げる「米国株」高配当投資 /ぱる出版/バフェット太郎
毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる米国つみたて投資 /かんき出版/太田創
証券会社の口座開設はこちら!↓
マネックス証券
私が使っている証券会社です。
楽天証券
こちらも人気ですね!
SBI証券で 口座開設
これも定番 妻の口座はここにあります。
コメント