こんにちは、nobu2394.comです。
本日は短めの記事で恐縮ですが、今私が実践しているうねり取りと言う手法のお話です。
この書籍は相場師郎さんの書籍ですが、うねり取りの数々のエントリーポイントが惜しみなく披露されており、まさにうねり取りの実践を勉強されるにはもってこいの書籍になっていますが、
本日は、私が実際にこのうねり取りを実践している中で、数あるエントリーシグナルの中でも、これは結構勝率が高いのでは??と密かに注目している手法があります。
それが、、、
逆くちばしからの物別れ!!
です。
本日は実際のチャートを使ってこの鉄板シグナルを解説すると共に、なぜ高確率で勝てるのか?と言う問に、大衆の心理描写も交えて考察してみたいと思います!
どうぞ最後までお付き合い下さい!
実際のチャートの数々
結果論と言われるかもしれませんが、ここで何個の典型的な逆くちばしからの物別れを見てみましょう。
パターン1
あえてチャートに集中してほしいので銘柄は伏せます。左上の赤丸が逆くちばし、右下の赤丸が物別れです。
この銘柄で、実際に私は空売りで利益を取れました。
パターン2
こちらも典型的です。一旦5日線が横ばってから、陽線が2本並んだ後の下落ですから、失望も大きく、その後大きく売られてしまっています。
パターン3
こちらは逆くちばしがでた後、なんと2回も物別れを繰り返し、2段構えで下げています。
実は、この下げの局面では、このように長期に渡り下げが続くこともよくあります。
買い玉を持っている時にこのパターンを食らうと、目も当てられない、半永久的な塩漬け株の出来上がりです。
ですが、もし空売りでポジションを持つことが出来れば、至福の時となります。
なぜ物別れが起こるのか?
幾つかの典型的な逆くちばしからの物別れの実際のチャートを見ていただいたところで、なぜこの逆くちばしからの物別れが鉄板シグナルなのかを考えてみたいと思います。
ここで大事なことを言うのを忘れていました。この逆くちばしからの物別れシグナルの空売りでのエントリーポイントは、私の場合は、物別れの部分です。決して逆くちばし出現時ではないことに注意してください。
何故なら最初の逆くちばしの出現時には、勢いよく下がっても、その後上昇に転じてしまうことも多いからです。
あくまでも、逆くちばしが出現した後で、物別れが発生した場合のみ、強い下落シグナルである。と理解してください。
よってここでは、何故物別れが発生したら、下落シグナルとなる確率が高いのかを考えてみたいと思います。
考察してみた
これは、下落時特有の大衆心理が大きく影響していると考えています。
一つ目のチャートを事例に大衆心理を説明してみましょう。
①逆くちばしからの長い下落が一旦終わり、5日線がちょびっと上を向いた辺り。(1300円の少し上)
大衆心理:あーやっと下落が終わった。。やれやれだ。。。ここから上昇に向かって期待してるよ~!
と買いを仕込む人が多くなっています。
ただ同時に、
大衆心理:でも下げの勢いはまだ強い、念のため少しでも下げたらすぐに逃げれるようにしておこう。
そして逆くちばしより前の超高値つかみを買い玉でやらかしている人はこうも思うかもしれません。
大衆心理:もう限界だ。。。これ以上含み損は拡大させられない。。。ちょっと上を向いた今が最後の逃げるチャンスだ。。。
このような、様々なポジションの方々がいろいろな思惑を持っている訳ですが、このような大衆心理の状態で、ポンと5日線を逆下半身で陰線が出現しようものなら、
大衆心理:うおーーーー、もうダメだ~。底なし沼だ~!と狼狽売りに近い状態が発生します。
これは、どのポジションでも、買い玉を持っている人なら同じはずです。
このようにして、逆くちばしからの物別れシグナルの後は、売りが売りを呼びやすい状況に極めてなりやすいと思う訳です。
そしてこれは、逆のパターン、つまり上げ相場の中のくちばしからの物別れでも同じことが言えるはずなんですが、、、
私が思うに、やっぱり買い局面(上昇局面)よりも、今回ご紹介した、売り局面(下落局面)の時の方が利益を出せる確率は高いと思っています。
その理由については、買い局面(くちばしからの物別れ)と売り局面(逆くちばしからの物別れ)での株価の動きで説明出来ます。
買い局面では、くちばしからの物別れが出現したとき、利益確定に動く人間が多いはずです。買い玉での利益確定ですので、当然行動は売りです。
売る人が増えていけば、当然株価は下がって行きます。ただ、ここはセオリーでは更に上がるところです。私が言いたいのは、中には売って利益を確定したい人も一定数はいると言うことです。
逆に、売り局面では逆くちばしからの物別れ時に、先ほども説明したように狼狽売りに近い損切りが発生し、ますます株化は下落します。
そして、この時に買い向かう勇者はなかなかいない。と言うことなんです。
つまり、下落局面で更に下がる確率と、上昇局面で更に上がる確率を比べたとき、信用取引で空売りをする人の割合が買いに比べ少ないこと、そして利益を確定させたいという人間の心理、狼狽売りをしてしまうこれまた人間の心理。このあたりが強く影響して、同じ物別れでも、下落局面で更に下がる確率の方が高いと考える訳です。
ちょっとややこしい説明になってしまい申し訳ありません。
と言うことで、短い記事と言っておきながら、そこそこの長さになりましたね。
これからも、腕を磨いて、コツコツ利益を積み重ねられるようになりたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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