夕学(せきがく)を聞いて来ました!銀座ママに学ぶ経営力、人間力 白坂亜紀さん 

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こんにちは、nobu2394.comです。

 

今日は投資の話題と、全く関係ないかと言われると、そうでもないお話を。。。

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慶応大学の夕学(せきがく)のサテライト講義を聞いてきました。

夕学とは?

夕学五十講とは

『夕学五十講』(せきがくごじゅっこう)とは、慶應義塾の社会人教育機関である慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)が主催する定例講演会です。前期(4月~7月)、後期(10月~2月)の期間に各25講演、年間で50講演を開催しています。

「時代の“潮流と深層”を読み解く」というコンセプトから設定された8つのクラスターにもとづき、前期・後期の開催期ごとに、講演テーマ・講師を選定しています。

講演は、平日の夕刻18:30に始まり、90分間の講演と30分間の質疑応答で構成され、講師は研究者や企業経営者をはじめ、文化人、ジャーナリスト等、幅広い分野から第一線で活躍する方々を招きます。

会場は、東京・丸の内の顔である、丸ビル7階にある丸ビルホールです。JR東京駅丸の内南口より徒歩1分ですので、通勤や出張の合間のわずかな時間を利用して、各分野の最先端の話を手軽に聞くことができます。

一講演から自由に選択できますので、興味のあるテーマを集中的に聞く、あるいは幅広い分野から情報収集するなど、さまざま目的に利用できます。とかく仕事に埋没しがちなビジネスパーソンにとって、自らの知と感性の新しい領域を切り拓く絶好の機会として活用されています。

こんな方にお勧めします

・興味・関心がある領域の知識を身につけたい方・夜間の時間を有効活用して、教養を深めたい方・仕事に関連する分野の動向を知り、方向性を見極めたい方・一流の研究者や経営者、文化人、ジャーナリストたちの話を直接聞いてみたい方

ということで、サイトはこちらです。

 

このサイト内では触れていませんが、私の勤める会社もこの夕学のサテライト講義を実施していて、従業員限定ですが格安で講義を聞くことが出来るんです。

 

私の勤める会社でこの夕学が開始されたのは、2008年のリーマンショックのあとだったと記憶しています。

 

あの当時は仕事が激減し、社員全員が定時で帰れと言われ、アフター5の時間を持て余していた社員が多かったんですよね。。。

 

その対応ってわけではないんでしょうが、この夕学が始まった訳です。説明にもありますが、18時半に始まる為、仕事終わりの自己啓発には持って来いの講義なんですよね。

実は今回が初めての受講!!

偉そうなことを言っていますが、今回が初めての受講です。2017年末までは、仕事が激務過ぎて、夕学どころではなかったですから。。。

 

今回はたまたま会社の同僚に声を掛けられ、じゃあ言ってみようか、と言うことになりました。

 

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今回の講義は銀座ママに学ぶ経営力、人間力 白坂亜紀さん

この方は、1986年バブル絶頂期に早稲田大学時代にホステスにスカウトされ、その後30年以上に渡り、夜の銀座に身をおかれている方です。

 

銀座でクラブ稲葉と言うクラブを経営されているオーナーママです。

 

詳しいプロフィールもお店のページより飛べます。

 

先ほど講義が終わりましたが、さすが銀座のオーナーママとでもいいましょうか、しゃべりがうまいです!

 

淀みなくお話しされる姿は、聞いてる者を惹きつけます。90分と言う時間があっという間でした。

 

本日はこの白坂さんのお話を聞いて、自分なりに感じたことをつらつらと綴ってみたいと思います!

入店から銀座全体を考えるオーナーママへ

白坂さんがホステスになった当時は1986年のバブル絶頂期、とにかく景気がよく、ホステスさんの数が全然足りなかった為、白坂さんのような女子大生にもスカウトがあり、誰でも簡単にホステスになれたようです。

 

あまりにも景気がいいので、お友達のホステスはマンションを2棟プレゼントされたと言う逸話も幾つもあったようです。

 

しかし、時を重ねる毎に水商売の世界です。本当にこのままでいいのか?と言う思いが心をよぎっていたとき、1995年の阪神大震災と地下鉄サリン事件を機に、人生何が起こるか分からないことを知る。

 

そして同時期の野茂英雄の大リーグ挑戦をみて、いくら他人に笑われようが、自分のしたいことをする勇気をもらい、水商売の世界で生きていくことを誓う。

 

その後、バブル崩壊、ITバブルと崩壊、リーマンショックでどん底を味わうが2011年の東日本大震災を経て、あまりの大災害に、店を開いている場合ではないと、営業を自粛していたが、ある時福島の方々から、日本を元気にするために是非営業してくださいと言われ、営業を再開。

 

このとき、日本を元気にするためには、自分の店だけを良くしてもダメで、銀座全体を良くしようと思い、こんにちに繋がる様々な活動を実践中。

 

なかなかすごい方です。。。

 

夜の銀座と言う完全実力社会で、5つものお店を持つオーナーママでありながら、今や銀座全体の未来までも見据えていらっしゃいます。

 

そしてここからは実際にクラブで働いている、ホステスさんについて話が及びます。

ホステスさんについて

ホステスさんはみんな個人事業主

 

これは、恥ずかしながら私はしりませんでした。個人事業主と言うことは、お店は場所を貸しているだけです。経費等は一切認められない世界です。

 

厳しい世界です。

 

更に、売上というものが非常に重要で、申告値の売り上げがなければ給料が0になることもあるそうです。

ママになるのは、年功序列ではなく、売上順

これもしりませんでした。もちろんオーナーママは別格だそうですが、ママ、チーママなどは全て売上順で決まるそうです。

 

更に銀座の世界では、未だに付け。と言う文化も残っているそうで、売上をただあげれば良いわけではなく、付けが払われない場合はホステスが肩代わりをしなければ行けません。なんてったって個人事業主ですから。

 

そうゆう事になりにくそうなお客様を見極める目も必要なのだとか、、

銀座は永久指名制(幹も枝もすべて一人のホステスが見る)

これはすごいシステムですね。お客からみれば一度指名したら、永久に女の子を変えることは出来ません。(もちろん一つのお店だけですが)

 

そして、元々指名されたお客(幹と言う)が連れてきたお客(枝)も全て幹の担当ホステスさんが面倒を見るそうです。

よい客とは?太くて、堅くて、長い

太い 金額が多い

固い 遅延なく売掛金を払ってくれる人

長い 長く通ってくれる人

 

だそうです。

ホステスさんの休日

次はホステスさんの休日ですが、この土日は休みだが、休めないみたいです。お客様とのゴルフや山登りなど、いろいろあり、とにかく忙しいとのこと。

ホステスさんの厳しさ

同伴出勤と言うノルマがあり、ノルマが満たせなければ首になる厳しい世界だそうです。

 

100人のホステスのうち、1年後に生き残っているのは、一人と言うのも驚きました。

ただ、白坂さんのお店はノルマを止めた

ここがこの白坂さんの一つ目の挑戦だったのでしょう、このママの店にはノルマがない。ノルマがないので、首がない。

 

そうするとチームワークが育ってチームとして売上が上がる。

 

ここからは白坂さんが実践している、今の若者をどのように人材育成していくか?と言う、多くの中間管理職が悩むであろう話題になって行きます。

 

叱らない。(親に叱られた経験がある子が少ない)

 

信頼関係を築いた後で、厳しいことを言う。

 

今の若い方達は、価値観が違う。

 

我々の世代はこういった若い世代を育てること。

 

なるほど、やはり今の若者に適した接し方をしている、つまり相手の変化に合わせてこちらの対応を変えるというのは大事なようです。

 

ここからは、お客様をもてなす、ホスピタリティのお話です。

一度お客様と話したことは忘れない。

一度会ったことを忘れずに会話できるとぐっと心をつかむことが出来る。

 

トップホステスは50人、100人のお客様に一人一人のおもてなしをしている。

 

トップバーテンダーはお客の顔の表情や姿勢から、かんがえごとをしたいのか、話したいかを掴み取り、対応を変える。

日本人のホスピタリティとは?

ここで、白坂さんがおっしゃっていた、日本人ならではの強みのお話です。
日本人のみが持っている、全く知らない人のことも思いやれる人々でさえも思いやる事が出来る民族、それが日本人だと白坂さんはいいます。

 

2020年東京オリンピック招致の時、あの滝川クリステルさんがおもてなしと言う言葉で話題になりましたが、滝川クリステルさんは日本では落とした財布はかなり高い確率で落とした人のもとへ帰ってくると言う話をしました。

 

私もこれは覚えています。

 

そしてその後、あるテレビ番組で、お笑い芸人が滝川クリステルさんの言ったことは本当かどうか検証しようと、街のいたるところに財布を置き忘れ、実際にどうなるか実験したそうです。

 

結果は全て警察に届けられたそうですが、白坂さんが感銘を受けたのはその後の財布を届けてくれた人へのインタビュー、

なぜ警察に届けたのか?との問いに、

 

百数十人全員が、落とした人が困っていると思って、、、

 

と答えたそうです。

 

これが日本の素晴らしさだと、白坂さんは言います。

 

また、白坂さんはこのおもてなしの心があるからこそ、日本のもの作りは強いと、我々製造業の強さも語ってくれました。

 

KAIZENという言葉は今や世界の製造業での共通言語ですが、

 

おもてなしの心があるから日本のものづくり、日本のKAIZENは強い。これは外国人には真似できない。

 

と言うこともおっしゃっていました。

キャバクラとクラブの違い

永久指名制がクラブ

クラブは何時間でも料金同じ

 

あまり興味のない分野なので、知りませんでした。

銀座とは

常に自分を磨いて、高める街、それが銀座。(男も女も)

出来る男の条件

裏表のない人

出世する男の条件

連れてきた自分の客にもホステスにも両方に恥をかかせない気配り。

 

例えば久しぶりクラブに行く自分(幹)と初めての仲間(枝)がいるとして、仮にクラブ側が自分の事を忘れているとしても、さり気なく自己紹介をして、思い出してもらい、店側にも、仲間側にも恥ずかしい思いをさせない気配りが出来る人。こういう人は出世するそうです。

 

早寝早起き

 

出世する男は10時には銀座から去る。

 

なるほど、ガツガツしないと言うことでしょうか、、、

日本人として

自分の国だけが良ければいいのではなく、世界をよくすることに幸せを感じれるリーダーは日本人のリーダーだけ。

 

相手を思いやれる気持ち、粋、美学。こういった言葉に総称される日本人の美意識は世界に誇れるものだと、白坂さんは言っています。

 

最近は自分の国さえ良ければいいというリーダーが多すぎると嘆いておられました。あのお方ですね。。

感想

とっても面白いお話しでした!特に感じたのは、日本人が古来から持つ、粋、美学、といった考え方を最大限ポジティブに捉え、世界に向け誇れるものであると、言い切っておられるところです。

 

やもすると、こういった古来からの日本人の美意識は、世界で戦う上で邪魔なもの、と言う考え方もある中で、この白坂さんの考え方は斬新でした。

 

実際に世界に通用するかはわかりませんが、

 

日本っていいな。って素直に感じだ講演でした。

 

ということで、本日は白坂さんの夕学の内容をかいつまんでお伝えしました。

 

支離滅裂な文章になってしまいましたが、お許し下さい。

 

また機会があればこの夕学は聞いてみたいと思います!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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