こんにちは、nobu2394.comです。
今日は住宅ローンのネタを一発。
普段からこのブログをお読み頂いている方はご存知かもしれませんが、私は今年の3月から新居の住宅ローン返済を行っています。
住宅ローンってなに??って方は、先に以下記事を読んでいただいた方が理解が深まると思います。↓
現在私が組んでいる住宅ローンの条件は、75歳までの33年、金利0.44%の変動金利型です。
変動金利を選択した理由としては、
変動金利ながら現時点は0.44%という低金利であること、
また、そもそも33年間も支払いを続けるつもりはあまりなく、住宅ローン控除の切れる10年後には一括繰り上げ返済を考えていることなどで、10年ぐらいではそこまで大きく金利も上がっていかないのかな~と考えたからです。
ただ、最近のニュースなどを見ていると、米国が金利を上げてきているので、日本の金利も上がってくるよね。そうなると結果として、我々が組んでいる住宅ローンの変動金利も上がってしまうんじゃないの??
という意見や見通しが散見されるようになって来ました。
そこで私の中にいろいろな疑問がわいてきました。
金利金利というけれど、それっていったいなんなの??
この得体のしれない金利って奴が上がると住宅ローンの変動金利も絶対あがるの?
変動金利を決めるのは誰?日銀?銀行?
などなど。。。
そこで本日のテーマは、
住宅ローンの変動金利と金利の関係について、私なりに調べたことを備忘録として残す。
とします。どうぞ最後までお付き合い下さい!
基本的には先ほど書いた私の疑問に答えて行く形で進めていきたいと思います。
ほんとはこういう場面で、会話形式の吹き出し文字なんかで進めれればいいんでしょうけど、すみません、スキル不足で無理っす。。。
金利って何??
ここでいう金利とは、お金を借りたら1年でいくら利子がつくという、いわゆる一般的な金利の意味ではなく、例えばニュースとかでよく耳にする日銀が金利を据え置いたのでウンヌンカンヌン。。。といった、日本にはどんな種類の金利があるの??という部分にスポットを当てていきたいと思います。
金利には種類がある
いろいろ調べると、金利金利といっても沢山の種類があるようで、大きい分類の仕方として、「自由金利」と「規制金利」という分け方や、期間で分類する「長期金利」と「短期金利」という分け方など、分類の仕方でも説明する内容が変わって来ます。
ただ本日は私の住宅ローンについてのお話しですので、それに基づいて話を進めて行きます。
切り口は長期金利か短期金利か?
まずはここから説明します。
長期金利とは、一般的に期間が1年以上の金融資産の金利のことで、通常は、10年満期の国債の利回りのことを差します。
ようやく固有名詞が出てきましたのでこの10年満期の国債の金利を調べて見ると、以下のグラフに行き着きます。↓
これは、過去10年の新規発行の国債の推移グラフですが、ずーっと下がってきて、2016年でちょっとマイナス金利になり、確かに最後の数ヶ月ですが、ちょこっとですが金利が上昇してきているのが分かります。
よく私たちがニュースなどで聞くことの多い、「金利」という言葉は、この10年国債のことを指すことが多いです。
次に短期金利とは??
こちらは、期間が1年以内の金融資産の金利のことで、代表的なものとしては、無担保コール翌日物などを差します。
こちらも固有名詞が分かったので早速調べると、
このようなグラフが見つかります。
先ほどの長期金利のグラフと比べると、こちらの短期金利は未だにマイナス金利であることが分かります。
ここまで調べて分かったことは、
金利には長期金利と短期金利があり、両者の金利推移は全く異なる。
と言うことです。
ここで住宅ローンに話を戻して考えると、大事なことは、
自分が組んでいる住宅ローンはいったいどっちの金利に連動する金利なのか?
ということを知る必要があります。
一般的には長期金利というイメージだとは思いますが、推測での情報をブログに書くわけにはいきませんので、
実際に銀行に聞いてみました。
もちろん、私が実際に組んでいる住宅ローンの銀行で、相手も担当の方です。
ついでにいろいろ有益な情報も聞けたので、箇条書きに列挙しておきます。
※あくまでも私の住宅ローンでの話ですので、皆様すべてに当てはまる訳ではありません。
・私の住宅ローンの変動金利は短期金利に連動
いきなり予想を裏切られました。。。
聞き方としては、ぶっちゃけ住宅ローンの金利って今ニュースとかで言われているみたいに上がっていっちゃうの??
という軽いのりで聞いたんですが、担当者曰わく、それは長期金利の話で、お客様の住宅ローンの金利は短期金利に連動していて、その短期金利は現在全く上がっていませんので、現時点全く上がっていませんよ。との回答。
ここで疑問はほぼ解決ですが、その他分かった事として、
・住宅ローンの金利を決めるのはあくまでもその銀行
もちろん先程まで述べていた、長期金利と短期金利に連動しやすいという特性はあるようですが、最終的に住宅ローンの金利を上げるかの最終的な決定はその銀行が実施すると言うことです。
・変動金利を変更する場合は、事前に通知はしないが、半年に一度の通知書でその時点の金利をお知らせする。
と言うことで、意図せず変動金利が上がってしまった場合、通知書が来る数ヶ月の間は、月々の返済額が知らない間に上がる事もあるのかと聞いたところ、
変動金利を上げる決定をしたからといって、実際に返済額が増えるのは5年単位ごと。
ということも分かりました。
まとめ
いかがでしたか?
今回私が実際に組んでいる銀行の担当者に直接電話で質問するという大胆な行動に出たわけですが、個人的には非常に有益な情報が得られたと思っていますし、住宅ローンを組んでらっしゃる読者様にも、有益な情報だと思います。
特に、ご自分が組んでいる住宅ローンのベース金利が今回ご紹介した、長期金利か短期金利かを把握しておくことは非常に重要で、住宅ローンの固定金利への切替など、ローンの種類を変更する際の重要な判断材料になると思います。
固定金利で思い出しましたが、私が住宅ローンを組んでいる銀行の固定金利の住宅ローンは長期金利をベースとしているため、現時点上がっているそうです。(ただし、固定金利なので上がる前に契約している人はもちろん据え置きで、これから契約する人の話)
また、私の組んでいるいわゆる短期金利ベースの変動金利が上がる予兆を手っ取り早く感じ取れる方法は、もちろん先ほどの無担保コール翌日物のレートを確認するという手もありますが、分かりやすい手として、
自分の普通預金の金利が上がって来たら、短期金利が上がっている証拠
だそうです。
感覚的で根拠はありませんが、いくら長期金利が上がってきても、普通預金の金利が例えば1%ぐらいになるなんて、なんか想像つかないですよね。。。
と言うことで本日は、巷でよく言われる金利と、我々が組んでいる住宅ローンの金利の関係性ついて、私の実体験を元に記事にしてみました!
最後に本記事はこれから住宅ローンを組もうとされてる方にも有益だと思います!どの銀行にしようか迷われた時は、こんなサイトもあるので、参考にしてみて下さい!
ローンを組む際には、沢山の金融機関での比較が大変です。そんな時にはこちらのサイトを利用すればなんと80の金融機関から一括で条件を比較でき、非常に便利です!是非こちらも参考にしてみてください!↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
うねり取りの手法をもっと詳しく知りたいという方は、こちらの書籍をご覧ください。↓
配当の投資をしてみたい方は、こちらの書籍がおすすめです。
バカでも稼げる「米国株」高配当投資 /ぱる出版/バフェット太郎
毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる米国つみたて投資 /かんき出版/太田創
証券会社の口座開設はこちら!↓
マネックス証券
私が使っている証券会社です。
楽天証券
こちらも人気ですね!
SBI証券で 口座開設
これも定番 妻の口座はここにあります。
コメント