日本株がようやく反発しました。世界のその他の市場に比べ戻りのタイミングが遅かった日経ですが、ようやくといったところでしょうか??
まずは日経のチャートを見てみましょう
3ヶ月チャートです。
。。。
うーん、どうなんでしょう??これだけ見るとまだまだ調整中の小さな反発にしか見えませんね。1週間前にも同じくらい上がっていますしね。
株価は大衆の心理が作る
ただ、ニュースなどでは割と楽観視をしている論調が目立ってきています。これはやっぱり、ダウ平均やVIX指数などの他の指標が1週間前と比較し格段に向上したことで、大衆のセンチメント(日本語では市場心理と言います)も良好になったということでしょう。
同じようなチャートの形でも、その時々の市場心理を把握しておくことは、いくら私のようなチャートの形で売買をしていく手法であっても、最低限は必要なことと、今回の暴落(大きな調整局面?)は私に教えてくれました。
よく言われていることですが、結局のところ、株価は買いたいと思う人が多ければ上がり、売りたいと思う人が多ければ下がる。ただそれだけのものなんですよね。要は大衆心理が株価を動かしているんです。
大衆心理は一瞬で変わる!
そうは言っても油断は出来ません。大衆心理とはまさにみなさんの心そのものです、なんとか心と秋の空。なんて言葉もありますが、人の心なんて、一瞬で変わります。今回も金利の上昇がきっかけ(といわれている)でこれだけの下落が起きました。誤解を恐れずに言えば、理由は何でもいいんです。後付けでも。
次はダウ平均
こちらは視覚的にみてもだいぶ戻ってきた感が出ていますね、最安値と最高値のちょうど真ん中ぐらいでしょうか?これを半値戻し。と言うのでしょうか??
半値戻しは全値戻しとは?
ここで、多少なりとも株式投資をやっている方であれば、半値戻しは全値戻し。という格言を聞いたことがあるのではないでしょうか?
ちょっと調べてみると、この格言には2つの意味があるようです。
1 半値を戻せば全値戻したのと同じことだから、すぐに利確した方がよい。
2 半値を戻せば全値戻しまでいくので、もうちょっとの辛抱。
正直知りませんでした。っていうか、完全に2の意味しかないと思っていました。。。
今まで2の意味でしか捉えてなかったので、米国株に関しては完全に戻るまで待とうとしていましたが、1の意味もあると知ってしまったので、ちょっと迷っております。。。
やはりダウ平均は強い?
話がそれましたが、やっぱり日経平均と比較しダウ平均は強いですね、もちろん調整が終わった保証はないんですが、少なくとも現時点で日経平均よりは強い戻りと言えます。
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ここにはいろいろな意見があるかとは思います。資源を持つ国アメリカ、先進国の中で唯一人口が増え続けるアメリカ、先進的な会社をつくるアメリカ、預金をしない人が多いアメリカ、節約をしない人が多いアメリカ、やっぱりみんな楽観的で、いつもにこにこしているアメリカ。
理論的な理由から感覚的な理由まで、株価が上がり続ける理由がそろっているような気がするんです。
と言うことで保証も何もないんですが
アメリカの株価は当面の底を付けた
と考えています。
当然ダウ平均が底値を付ければ日経も、と言いたいところですが、そこは外乱に弱い日本株、米国株と比べ戻りは遅くなるのでは?と予想しています。
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