こんにちは。nobu2394.comです。
私のブログは定年までの約15年で億り人を達成し、経済的自由を達成することを目標とし、その過程をつづっています。そもそもFIREとはRetire Early と言っているぐらいですから、日本語にすれば早期退職。つまり一般的な定年である60歳よりも早くサラリーマンを卒業することを指します。
ただ昨今の日本では、今や60歳から年金はもらえず、どんなに早くても65歳。さらには70歳定年法などでもわかるように、国は年金受給開始年齢をどんどん後ろ倒しにしようとしています。これは日本人の平均寿命、とりわけ健康で働くことのできる就労可能年齢がどんどん上がっていることも要因の一つです。
そのような背景もあり、最近では60歳で完全にリタイアすることも、もはやFIREと言ってもいいのではないか?という感覚が芽生えてきました。もちろんそれよりも前の50代でFIREが達成できれば文字通り早期退職となり一番いいのですが、そこは子供3人。どこまで進学するかは未知ですが、仮に大学まで行かれた日にゃ~、なかなか大変です。
そこは未来のことなので正確に予想することは出来ませんし、まさか子供に大学に行くな!!と面と向かって言えるはずもなく。。。彼らの自主性に任せることにしています。
とまあいろいろな事情はあるにせよ、とにかく遅くとも60歳で自分なりのFIREを達成したいと思っているわけですが、最近考えるのは、
リタイアした後の生活。です。
ということで本日はまだまだFIREを達成する前ではありますが、実際にFIREを達成した後の生活について考えてみたいと思います。
どうぞ最後までお楽しみください!!
FIRE後に大切なこととは?
人は漠然と、仕事が大変、仕事辞めたい。なんで毎日朝早く起きて、会社では上司や部下に叱られたりつつかれて、とにかくストレスにまみれて数十年間を過ごす。。。いつまでこんな生活をつづけるんだ???といった思いで今日もせっせと満員電車に揺られている。。。このような方々も多いと思います。
もちろん、私たちがこのような状況を我慢するのも、結局はお金のためであり、多少仕事にやりがいを持ちつつも、やはりこのお金のために働いている。という方々がほとんどだのはずです。
お金のためには苦しいことも我慢。この考え方が骨の髄までしみついてしまっているので、もしお金があれば、この苦しい仕事から解放される!! (=幸せに決まっている!!)という感覚に陥るんだと思います。
でも本当にそうでしょうか??
もちろん、仕事という場で想像を絶するストレスを感じ、うつ病や精神疾患を患い、人生を棒に振ってしまう方も実際にいます。最悪のケースは自ら命を絶つという選択をしてしまう方がいるのも事実です。
しかし一方で、多少のストレスは感じているけれど、仕事の中に達成感、やりがい、そういったものを感じている方が一定数いるのも事実。正直私もそんな一人です。
このような、多少の不満はあるけれど、最近のはやりに乗りFIREを目指す場合は、ちょっと注意が必要です。仕事は少しいやだけど、人とのつながりもあるし、そこそこの達成感もある、そして何よりお金がもらえる。。。こんな状態の人は、いざFIREを達成して仕事を辞めてしまうと、心にぽっかり穴が開いたような状態になる可能性があります。
よくいう、馬車馬のように働いていた父が、退職したとたん抜け殻のようになってしまい、一気に老け込んだ。。。こんな話しはよく聞きますよね。
あるブログによると、人間の幸福度には5つの要素があるようで、
- 仕事の幸福
- 人間関係の幸福
- 経済的な幸福
- 身体的な幸福
- 地域社会の幸福
この5つだそうです。私は人生の幸福度にはこの5つがバランスよくすべて満たされていないと人間は幸福を感じることが出来ないと解釈しています。
確かに、FIREで間違いなく達成できるのは3の経済的な幸福のみで、その他4つの要素を得るためには、また別のアプローチが必要になりますし、ましてや仕事を辞めてしまうと仕事の幸福という要素が一つ消えてしまいます。。。
こう考えると、FIREをやみくもに目指すのではなく、定年までの15年の間に残りの4つの要素についてもしっかりと考え、準備をしていかなければいけません。
仕事の幸福
FIRE=仕事を辞める。ということですから、一見すると矛盾しているように感じますが、そうではありません。具体的に言えば、今までのお金のために仕方なし(もしくはそれに近い感覚)にやっていた仕事ではなく、自分の好きな仕事を好きな時に、好きな人とやる。こんな感じでしょうか?しかもそれが世の中の役に立つような仕事であれば上の人間関係の幸福、地域社会での幸福なども一気に満たすことが出来、一石二鳥ならぬ一石三鳥です。
つまり、人間とは人とのつながりのなかで、かつ自分が役に立っているんだ。という感覚にこそ、幸福を感じる動物なんだと思います。
人間関係の幸福
上と被りますが、人はやっぱり一人では生きていけません。実際はお金さえあれば一人で生きていくことは物理的には可能でしょう。
でもそれは幸せではないんです。
人間である以上、他人とのつながりがあってこそ幸福を感じることが出来る。それは遺伝子に組み込まれているいわば人間の摂理なんだと思います。
その最たる例が家族でしょう。
結婚したら自由がなくなる。自由になるお金がなくなる、一人の方が気楽だ。そんな声はよく聞きます。確かにそれだけ考えれば真実でしょうしなんら間違っていることはないとも言えます。でもじゃあその人は幸せなのか?というと、うーん。となるはずです。
妻がいて、子供がいて、いろいろあって大変な思いをすることも多いでしょうし、家族がいることで経済的自由が遠のくのも事実です。でも妻の笑顔、子供の成長、をまじかに見ることで幸せ。を感じる。これが人間なんです。
身体的な幸福
これ、これも超大事です。
多分、5つの要素のうちで一番大事なのではないかと思うくらい大事です。
どんなにお金があっても、人間関係に恵まれていても、
自分が健康でなければ、その幸せをかみしめることすらできません。。。
私も40歳半ばまで年を取り、人生の折り返しは過ぎているでしょう。そうなってくると急にこの健康という2文字の重要さがどんどん増してきているのを感じています。
この記事は私が13キロのダイエットに成功したという記事ですが、10年前に行った淡水化物ダイエットの反省を生かし、今回はローファット、高たんぱく、運動、さらには食物繊維、乳酸菌を取り入れた腸内環境の改善までも欲張ってみごとリバウンドしないからだを手に入れたことが出来ました。(今のところ。。。)
世の中に健康法はたくさんありますが、まずは自分が心地よいと感じることを無理のないペースで続けること。これが大事です。今はダイエットに成功した後も、食生活、運動頻度はほぼ前と同じペースで続けています。ただそれだと体重がもっと落ちてしまうので、少しカロリーは増やしていますが。
とにかく、60歳以降も健康でいられる体つくりはもっとも重要な自分という資源を守るために非常に大切です!!
地域社会での幸福
これは2番目に出てきた人間関係の幸福。とも似ているんですが、もう少し場所が限定されます。まさに自分の住んでいる家の周り。とでも言いましょうか?都会であればこういった地域社会とのつながりは希薄かもしれませんが、私の住んでいる田舎では思った以上にこの地域のつながりというのは大事です。自治会、お祭り、消防団。。。さらには子供会、PTA、旗振り当番など、、、何かにつけて地域のつながりがあるし、それを完全に無視するのは意外とむつかしいものです。
この地域社会とのつながりについては、私もこのブログで何個かの記事を書いていますが、基本不満をつづったものです。
じゃあ地域社会とのつながりなんて、幸福ではなく、不幸ではないか!!という声も聞こえてきそうですが、これも適度な距離感が大事だと思っています。まったく関係しない距離感でも中心に入ってべったりでもダメ。肯定も否定もしない、絶妙な距離感が秘訣です。
上の記事たちは基本的にその距離をぐっと縮めてしまった場合に起こりえる事象です。
それか、逆に地域社会にがっつり没頭し、そこにやりがいを求めてしまうという手もありますが、私はちょっと無理かな。。。
おそらく大事なのは、地域の人たちがある程度自分たちのことを認めてくれている、受け入れてくれていると感じることが出来る状態。だと思います。人間には承認欲求があるので、ここがそれなりに満たされていれば幸福を感じることが出来るんだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
FIREというと、どうしてもお金による幸福にばっかり目が行ってしまい、それ以外の幸福の要素を無視しがちです、ですがそれだけでは多分幸せにはなれず、FIRE後に、こんなはずじゃなかった~と後悔することも十分あり得ます。
そうならないためにも、このFIREの準備中に、その他4要素の幸福についてしっかりと考える必要があるかもしれませんね。
とりわけ私が大事だな、と思うのは、
人間関係と健康でしょうか。
人間関係は、家族や地域社会といった身近なものから、好きな仕事、欲を言えば世の中に役に立つ仕事を自分で行い、それが人々を笑顔にする。こんな関係が気づければ最高なのでしょうね。
今の私の頭の中にはどんなことをすればこのような状態になるのかは、まだ思いつきませんが、残り15年、じっくりと考えてみたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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