トヨタ自動車決算にみる、次世代自動車の行く末

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こんにちは、nobu2394.comです。今日から、nobu2394の後ろに.comをつけてみました。私のドメイン名です。はい。意味はありません。何となく知ってほしいとふと思ったんです。

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トヨタ自動車が決算発表、過去最高益を記録

 

 

昨日トヨタ自動車:7203が2017年度の決算発表を行いました。純利益は2兆4900億円で、過去最高を更新。売上高も29兆3700億円と、利益、売上高共に前年を上回りました。

 

この利益2兆4900億円というのは日本企業では史上最高値だそうです。

 

2兆って、、、すごいお金ですよね。。ちょっと想像ができませんが、、、

一方2019年見通しは売上高、利益ともに減少予想

具体的には売上高は29兆円。営業利益は4・2%減の2兆3千億円、純利益は15・0%減の2兆1200億円を見込んでいるそうです。

株価はどう反応したか??

昨年の業績が、過去最高で、次年度の見通しが減収減益となった場合、株価はどうなるのでしょう?投資とは一般的に未来をみて判断をするものですから、私の感覚だと、今までどうだったか?より、これからどうなるのか?というのを知りたいはずだし、投資判断をするのが自然です。

 

そういう見方でいうと、減収減益の見通しを発表したわけですすから、株価は下に向かうのかなーって考えますよね?

 

でも実際にはこうなりました。↓

 

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急騰。チャートを見ていただければわかりますが、トヨタの様な超大型株で、一日に3%を超える様な上昇はそうはありません。市場は明らかに今回の決算発表をプラス材料にしたのです。

 

なぜ減収減益なのに株価が上昇?

ここには二つの説があると思っています。

①やっぱり昨年度の史上最高利益のインパクトでかいよね説

人口がこの先も減っていくことが確定しているこの日本で、これだけの利益をたたき出せるわけですから、そりゃー凄いよね。ということで、やっぱり買っとけ。と言う説です。

②減収減益予想だが、それが市場の予想を上回った。

こちらはあくまでも来期の予想を元に判断されたという説。前年比減収減益予想なので株価は下に行くと思いきや、比較対象はそこではなく、前もってアナリストたちによって予想されていた数字よりもいい数字だったと言うことです。

ちなみに今回のアナリストたちの予想営業利益の平均は2兆2100億円だそうで、先に述べた2兆3000億円より小さな数字です。

 

以上二つの見方が出来るわけですが、個人的にはやはり②の説が有力なのかなーと思います。

 

これは言い換えれば、仮に来期の予想が史上最高利益だとしても、その数字が市場の予想(期待と言ってもいいかもしてません)を下回れば、株価は下落することもある、ということです。

 

そう考えると、企業が定期的に発表する決算に関わる数字だけ見ていてはだめで、アナリストたちの予想した数字との比較にこそ、意味がある。といえそうですね。

今自動車業界は100年に一度の変革期

もう十分にみなさんも認識されていると思いますが、今自動車はものすごく大きな変化の時代に入っています。

 

一つ目は自動運転、コネクテッドカー、カーシェアなど、自動車そのものの位置づけが今とは大きく変わるということ、そしてもう一つは内燃機関であるエンジンから、EV、燃料電池車に代表される、動力源の変化です。

一つ目の自動運転に代表される変化に付いては、GoogleやAppleなど、名だたるIT企業の雄が自前のIT技術を武器に既存自動車業界に殴り込みをかけています。

 

これは、ひょっとすると今まで自動車産業のピラミッドの頂点に君臨していた自動車メーカーが、自身の位置づけを一段下げて、新たにピラミッドの頂点に先ほどのGoogleやAppleなどのIT企業が君臨するという、既存の自動車メーカーにとっては死活問題になりうるほどのインパクトのある変化だと思っています。

自動車メーカーもその危機感は確実にあり、トヨタ自動車をはじめとする多くの既存自動車メーカーが自動運転を見据えた人工知能の会社を設立するなどの動きを見せています。

 

この既存自動車メーカーとIT業界の自動車を舞台にした覇権争いはどちらがメインプレーヤーとしてピラミッドの頂点に君臨できるのか、注目です。

エンジンから電池か水素か?

そしてもう一つの覇権争い、それがエンジンに取って変わる動力源としてにわかに注目を集めている電気自動車=EV(電池)と、燃料電池車(水素)の戦いです。

世の流れは圧倒的にEVが優勢だが、、、

ニュースなどを見ると、中国や欧州は国を挙げてEV化を進めており、どうあがいても水素の入り込む余地はないように感じます。

しかし私は最終的には水素優勢と見ています。

 

この理由はまた明日にでもしっかりと書きたいと思います。

 

今日はこの辺で、では。

 

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