こんにちは、nobu2394.comです。
本日は夏休み前の出勤最終日です。私の勤める会社の連休は一週間ぶち抜きの9連休です。
旅行、お盆の集まり、などですでに予定が埋まりつつありますが、もうちょっと予定が入るかもしれません。
子供たちとめいいっぱい触れ合える貴重な機会ですからね。この時ばかりはブログも封印し、子供たちにとっても、私にとっても、いい思い出をたくさん作りたいですね。
さて、連休前最後の話題はこの話題。
Amazon1900ドル突破
です。チャートを見てみましょう。
正確には昨日の終値は1898ドルと、1900ドルを突破したわけではありませんが、昨日のザラ場中の高値は1914.5ドルをつけました。
私も含み益のほぼ全てをこのAmazonによって叩き出している訳ですが、今日はなぜここまでAmazonは強いのか?どこまで上昇し続けるのか?
素人なりに分析し、今後の展望を書いてみたいと思います。
どうぞ最後までお楽しみ下さい!
Amazonは何がすごいのか?
すでにネット小売業、いや、小売業の王者としての地位を盤石のものとしているAmazon。
でもよく調べて見ると、私たちが普段あまり関わることのない部分でAmazonの強さを感じることが出来ます。
私が感じる強みとしてのAmazonの特徴は二つあります。
一つは、フリーキャッシュフローを重要視すると言うこと
二つ目は、AWSというクラウドサービス事業の強さです。
今日は一つ目のフリーキャッシュフローについて考えてみます。
フリーキャッシュフローを重要視
いきなり分からない言葉が登場です。フリーキャッシュフローとは何か?非常に簡単に言ってしまえば、その時々で、Amazonという会社の中にいくら分の現金的なものがあるか?ということを表した数字です。
よく聞く営業利益と似ているんですが、ちょっと違います。
何が違うのかというと、タイミングです。営業利益の場合は、例えばAmazonが何か物を売ってお金を得た場合、会計上はその分のお金はすぐにAmazonに入金されたとして扱います。
しかしほとんどの場合、実際にAmazonにそのお金が振り込まれるのは、数ヶ月後です。
営業利益が振り込まれるはずだ。で計算されているのに対し、フリーキャッシュフローは実際に振り込まれた時で計算します。
当然フリーキャッシュフローの方がより実態に近い現金の状態を表しています。
そしてもう一つ、減価償却費です。ちょっと難しいかもしれませんが、減価償却費とは、Amazonがお金を出して買った大きな設備(固定資産という)を持っているとします。Amazonですので、ここではわかりやすく大量の商品をストックしておく巨大な倉庫。としましょう。
例えばその巨大倉庫が1億円だった場合、フリーキャッシュフロー的に言えばAmazonが1億円をキャッシュで支払った瞬間にAmazonからは1億円がなくなります。当たり前の話です。
しかし、営業利益的な会計では、倉庫を買った瞬間はたとえ1億円を支払ったとしてもAmazonから1億円はなくなって
いません。
理由は、1億円というお金を払って、1億円と同等の価値を持つ倉庫というものを手に入れたからです。
つまり営業利益的考え方では、お金ではないもの、設備などもお金と同じ様に考えるんです。
そして、その1億円の価値がある倉庫は、最初のうちは新品なので1億円の価値を有しますが、年々、その価値は落ちていきます。例えば5年償却であれば、1年後に8000万円、2年後に6000万円、、というように、年に2000万円ずつ価値が減っていきます。(※何年償却かは、その国や設備の種類によって決められています)
営業利益的考え方では、Amazonから年に2000万円消えていくイメージです。
しかし、フリーキャッシュフロー的考え方では、この償却費は引かれません、当たり前ですがその時に2000万円が実際に消えている訳ではないからです。
その代わり、最初に1億円がなくなっている訳です。これも広い意味では最初のお金の出入りのタイミングが違うと言っていいと思います。
まとめると、フローキャッシュフローとは、実際にすぐ支払いなどに使えるお金が一体いくらあるのか?ということを表した数字。ということになります。
この考え方の違いは非常に重要で、フローキャッシュフローを最重要視しているAmazonでは、通常の営業利益的考え方とは異なるタイミングで会社の資産を算出し、その数字を元に経営戦略を決定するため、決められたルールでの決算発表では、赤字になったこともあるそうです。
ただここ数年は、どちらの考え方で計算しても黒字ですけどね。。。
このフリーキャッシュフローという現金管理の考え方が投資家に高評価
最近ではいろいろ会社がこのフリーキャッシュフローという指標を重要視している様ですが、Amazonは特に重要視しており、決算書の冒頭に、我々はフリーキャッシュフローを何よりも重視します。と記載している程です。
宣言通り、Amazonの決算書には上記のようなフリーキャッシュフローのグラフが一番最初に登場します。
ここでなぜAmazonの株価が右肩上がりなのかを考えてみます。
それは、この考え方に賛同する投資家が非常に多いということなのでしょう。
会計上のお金の出入りではなく、実際のお金の流れを最大化する。この考え方こそが企業の真の力であり、価値である。と言う強烈なメッセージを発信し続けているAmazonこそ、今後の企業が目指すべき姿なのかもしれません。
フリーキャッシュフロー。今後はこの指標で投資先を検討するのも面白いかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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